2021.06.17 トピックス TSCF第3回学修会報告 キャリア・就職 留学・国際交流

TSCF学修会も終盤です!

「東京サマーキャリアフォーラム2021」プログラムの学修会も第3回目が終了しました。
6月15日(火)に実施した学修会では、まず、前回の課題である履歴書とCVのフィードバックを教職員から受け、グループ内で気づいた点や改善すべき点に関する意見交換を行いました。どの学生達もコメントに熱心に耳を傾け、メモを取り、その後修正を加え、最終版を完成させます。
今回の学修会で、もう一つ集中的に取り組んだのが、日本語・英語での「面接のポイント」。まずは、日本語面接での一般的な質問項目や心構えについておさらいし、次に英語面接対策へと。日本語での面接との違いや講じるべき具体的な対策について、国際学部のミルズ教授とウェザビ教授が、実例を交えながら、丁寧に解説してくれました。
これまで約1か月にわたって積みかさねてきた「東京サマーキャリアフォーラム」学修会。残すは「直前学修会」のみです。「直前学修会」では、本番さながらの英語でのグループ面接に挑みます。これまでの学びを踏まえ、本番に向けた準備もいよいよ「最終章」へと進んでいきます。


「英語での面接」学修が教えてくれたこと
何かに挑むとき、母国語での面接であっても人は緊張するものです。それが「就職をかけた面接」となれば、その緊張の度合いは言うまでもありません。そこに「英語」です。
「質問をきちんと聞き取れなかったらどうしよう?」「正しい文法で上手く答えられないかもしれない・・・。」と不安も多いと思います。これらは、面接という特定のシチュエーションに限らず、みなさんが外国語学習全般において感じる不安ではないでしょうか。
英語、または留学生にとっては日本語の上達のために、単語や文法力の強化は不可欠です。しかし、それらの言葉たちがどのように使われているのかを実践的に理解するためには、たくさんの文章を読み、自ら話す機会を持つ努力も同時に必要になってきます。外国語学習の際、間違いや失敗はつきものです。なぜなら、みんな最初は‘初級学習者’なのですから。そこから、身近にある外国語を使う機会を有効に取り入れ、間違いや失敗を繰り返しながら外国語を上達させていきます。1日目から外国語‘上級者’はいなのです。
今回の学修会でミルズ教授とウェザビ教授は、参加学生たちに、英語面接でのテクニックだけでなく、外国語との向き合い方についてのエールとアドバイスを送ってくれました。
小さなきっかけが、思いもよらぬ大きな成果へと結実することがあります。英語や日本語力を向上させたいと思っている学生、語学力に自信がなく学内の様々な国際交流プログラムへの参加をためらっている学生、「何でもいいから何かに挑戦したみたい」と思っている学生の皆さん、『話してなんぼ!間違って当たり前!』の精神で英語に、そしてその後ろに広がるグローバルな舞台に挑んでみませんか。

 
Do not worry too much about making small mistakes in English.” (by Professor Mills)
If you don’t fully understand a question, SAY SO.” (by Professor Weatherby)


TSCF学修会報告については、過去の記事(第1回第2回)もご参照ください。

<問い合わせ>
国際教育交流センター
kokusai@keiho-u.ac.jp