2021.06.09 トピックス 弘田ゼミにて、フィールドワーク実施に向けた中間発表を行いました 学生生活 教育・研究

経済学部の演習Ⅰ(2年生対象)の弘田ゼミは、公務員志望者を対象とした演習で、地域・自治体が抱える課題や問題を調査・研究しています。今学期は、フィールドワーク実施を視野に入れながら4グループに分かれ、興味関心のある課題・問題に取り組んでいます。
5月31日の第6回の演習授業では、各グループによる中間報告会をZOOMにて実施しました。各グループのテーマは、①女性キャリア、②商店街の活性化、③待機児童問題、④兵庫県警における交通事故の現状について、調査・研究を行っています。
女性キャリアについて調査を行っているグループは、日本の子育て支援(額)と経済協力開発機構(OECD)諸国との比較や、日本人男性の家事・育児への関連時間が少ないこと等、多くの問題を抱えており、現段階では、日本人女性は「仕事」か「子供」の二者択一であるとの見解を示しました。また、複数企業の子育て支援等の事例を紹介した上で、自グループで考えた解決策を様々検討しており、今後は、フィールドワークを通して、解決策をさらに深めていく予定です。
また、商店街の活性化について調査しているグループからは、商店街の歴史や現状、集客率を上げた商店街の成功例、失敗例について報告がありました。加えて、ショッピングモールとの差別化の重要性や、今後のフィールドワークの実施検討案について報告がありました。
緊急事態宣言下にも関わらず、各グループは主体的に課題に取り組んでおり、今後は、調査方法や質問内容等を深め、フィールドワークを実施予定です。