2020.11.27 トピックス 法学部学生研究発表大会開催 教育・研究

 2020年11月26日(木)、法学部学生研究発表大会が開催されました。同大会は、法学部生が法律や法律に関連する諸問題を中心としたテーマを研究し、その研究成果を発表する大会であり、第21回目を迎える今年度は20チーム、41人の学生が発表を行いました。
 

法律や政策、国際社会に関する様々な問題を中心とした20チームの発表

 今年度は新型コロナウイルス感染予防のため、各会場からZOOMによる同時中継を行い、観覧者は自宅で視聴する発表形式となりました。出場チーム・学生は、各会場で、審査員と画面の向こうの学生へ向け、法律問題、政治に関する論題、さらには国際社会に関する問題まで、多岐にわたるテーマをそれぞれ発表しました。感染予防の対策や普段とは違う発表形式に戸惑いもありましたが、学生たちは動じることなく、発表を展開していました。審査員からの鋭い質問に対して、返答に窮する場面もありましたが、今後の研究を深めるにあたっての良い機会になったことでしょう。


 

発表後講評

 全発表終了後、各会場の審査主査である、草野教授、髙野准教授、大場准教授、岩﨑准教授から、それぞれの発表に対して講評が行われました。
 発表に対し、厳しい指摘もありましたが、「問題に対する結論と課題点が明確であり、わかりやすい良い報告であった」、「事前の調査・研究が深くなされており、非常に厚みのある報告であった」など、良い点も多く挙げられ、学生にアドバイスを送っていました。


 

結果発表

 2020年度第21回大会の最優秀賞を飾ったのは、原田優也さんの「医療保護入院の問題点とこれから」でした。
受賞後のスピーチで、「例年と様相の異なる大会でしたが、自分の力を発揮することができ、良かったです」と挨拶し、会場から大きな拍手が送られました。
 最後に、大島法学部長からの挨拶をもって第21回法学部学生研究発表大会は閉会となりました。
 大会終了後も、発表者たちは教員と議論を交わし、早くも次年度の大会に向けて一層の勉学に励む様子が見られました。



最優秀賞 原田さんテーマ「医療保護入院の問題点とこれから」
優秀賞 白石さん他4名テーマ「警察志望が考える性犯罪について」
優秀賞 大日向さん他2名テーマ「個人情報保護法制における条例2000個問題について」
A会場1席 足立さんテーマ「香港国家安全維持法の法的検討と現地の学生の行動 -学生は何を恐れてデモを起こしたのか?」
B会場1席 原田さんテーマ「医療保護入院の問題点とこれから」
C会場1席 井田さん他2名テーマ「顔認証システムの脅威」
D会場1席 大日向さん他2名テーマ「個人情報保護法制における条例2000個問題について」