FD(ファカルティ・ディベロップメント)とは、「授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究」です。
具体的な取組みとしては、以下のとおり、各学部・教養部にFD委員会を設置し、カリキュラムの改善や個々の授業の改善に関する検討を行ったり、全学的な授業・学修評価アンケートの実施、教員相互の授業参観の実施等の活動を行っています。

FD委員会

各学部および教養部に専任教員が参加するFD委員会を設置し、毎月1回FDに関する報告・審議・研究を行っています。

教員相互の授業参観

教員同士の授業方法・内容に関する相互検証及び相互研修の機会として、「教員相互の授業参観」を毎学期実施しています。参観前の事前準備(シラバスの確認、授業の要点の確認等)や参観後の報告・協議(意見交換・参観報告書作成)を行い、教員同士の助言や励まし、改善の気付き等を得る機会となるように実施しています。

授業・学修評価アンケート

全ての開講授業科目について、「学生による授業・学修評価アンケート」を毎学期実施しています。
アンケートを通じて、科目担当者が授業内容や方法について振り返り、授業改善を行っています。また、学生においても、自身の学修状況や学修姿勢等について振り返る機会としています。

シラバスの充実・活用

シラバスが学生にとって事前事後学修を含む学修の指針として機能するように、全専任教員を対象とするシラバス作成に係るFD活動を行っています。
シラバスの作成にあたっては、「シラバス作成のためのガイドライン」を作成しており、それに基づき、記載内容の充実と適切化を図っています。
また、シラバスの作成後は「シラバス検証」を実施しており、記載内容の不備等を無くし、シラバスの充実・改善を図っています。

FD研修会

新規教員対象の研修、成績評価に関する研修、ICT活用研修などのFD研修会を実施しています。