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教育研究 2018.07.16

法学部初年次ゼミ、大阪市消防局を見学

 2018年7月13日(金)、法学部大学演習(初年次教育ゼミ)の学生たちが、大阪市消防局(大阪市西区)を見学しました。
 見学に参加したのは、矢野哲也教授・山本健人助教が担当する2クラスの約40名。消防官を志し、学生消防隊「SAFETY」 隊員として地域防災活動に取り組む学生も多いクラスです。

市民の財産と生命を守る司令塔、「指令情報センター」

 大阪市西区、京セラドーム大阪のすぐそばにある大阪市消防局庁舎。大阪市内にある25の消防署、64の出張所を束ねる司令塔とも言える場所です。
 庁舎内には、年間約30万件にも及ぶ119番通報が寄せられる指令情報センターがあり、今回の見学では、まずここを案内していただきました。
 各消防署・出張所に配備されている消防車・救急車の出動状況をリアルタイムに把握できる車両表示板、市内全域を見渡すことのできる高所カメラなど、普段見ることのできない設備はもちろんのこと、我々が見学している最中も絶え間なく寄せられる119番通報、そのすべてに手際よく対応する指令管制官の姿に、学生たちは圧倒されていました。

職務は過酷。でも、プロとして───

 次に会議室に移り、大阪市消防局の概況を紹介するビデオを拝見したあと、質疑応答の時間を経て、庁舎内の車両・訓練施設見学を行いました。
 質疑応答の中では特に印象的だったのは、西日本豪雨の救助のため、広島県に向かった緊急消防援助隊大阪府大隊のエピソードです。
 今回、我々の見学にご対応頂いた消防官の方も、第1陣として派遣されたメンバーの一人で、政府指示による深夜の緊急招集から、水害により寸断された道路網の中、なんとか現地にたどり着くまでの苦労、そして被災地での早朝から深夜までの過酷な救助活動など、生々しい現場の様子を語ってくださいました。
 「職務は過酷です。でも、覚悟を持って現場に臨み、一人でも多く助け出す。それが消防官のプライドです」とプロとしての誇りを語ってくださった姿に、消防官を志す学生たちは勇気を与えていただいた様子でした。

消防官にとっても、法律は重要

 また、法学部卒業であるという消防官の方からは、ご自身の経験を交えながら、法学部生である学生たちに対して「消防官の職務にも、様々な法令や公文書が関係しており、日々の業務の中では、それらを解釈する力が求められる。大学のうちに、法令や文書などを『読む力』をしっかり鍛えておくことが大切である」とのアドバイスをいただきました。
 最後に、大阪府北部地震や西日本豪雨など、災害が相次ぐ中、本学学生の見学をご快諾頂いた大阪市消防局の皆様に厚くお礼申し上げます。

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