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教育研究 2017.06.13

「グローバルな舞台での挑戦!? -紛争と平和を研究する-」 国際学部 基礎演習 JICA研究所研究員 川口智恵氏による講演

 2017年6月8日に、本学花岡キャンパスA号館301教室で、国際学部1年生が履修する基礎演習の合同授業として、JICA研究所研究員の川口智恵氏による講演会が行われました。
 川口氏は、カンボジアで地雷除去を行うNGO(JHADS)やジュネーブに本部のある国際機関(国際移住機関(IOM))でのインターンシップに参加した際のエピソードに触れながら、その経験から分かった「グローバルな舞台に挑戦するために必要な能力」についてお話いただきました。

きっかけは湾岸戦争とオーストラリア留学

 川口氏が、紛争と平和に関心をもったのは、1991年の湾岸戦争がきっかけでした。緊迫した事態に、国連とは何か、同盟国とは何か、そして日本は平和のために何ができるのか、という疑問が次々に湧いてきたそうです。加えてオーストラリア留学からも影響を受けました。1942~43年の旧日本軍によるオーストラリア侵攻の歴史と対峙したからです。これらを契機に、平和構築、人道支援のために、「自分はどのような貢献ができるのか」を考えるようになりました。大学および大学院での研究、その後の海外インターンシップを経て、「日本と平和構築の現場をつなぐ、研究と実務をつなぐ研究者になる」という目標が見えてきとのことでした。

グローバルな舞台に挑戦するためのモノとは?

 川口氏がこれまでの経験を踏まえて見出した「グローバルな舞台に挑戦するために必要なモノ」には3つの能力があります。それは、①伝えたいこと(熱意と専門知識)を持つこと、②語学・コミュニケーション能力、そして③文化・自分の壁を超える“Open Mind”です。文化的背景の異なる人々とコミュニケーションを図るには、「話しかけてみる、聞いてみる、誘ってみる」ことが大事であると学生に伝えていました。

今度は自分たちが飛び出す番だ!?

 講演後の質疑応答では、「海外での大変だった経験」や「語学・コミュニケーション能力を身につけるにはどうしたらよいか」など、学生から次々に質問が出てきました。
 国際学部1年生は全員、今年度に語学研修やフィールド・プロジェクト等、グローバルな舞台に「挑戦」するためのきっかけとなる取組に参加していきます。今回の川口氏の講演が、学生にとって、その取組が実りあるものとなるためのヒントを得る、良い機会になったと思います。

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