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教育研究 2017.02.20

八尾市の産業振興について考える「第19回八尾シンポジウム」を開催

 2017年2月18日(土)、「第19回八尾シンポジウム」(主催:大阪府中小企業家同友会八尾支部・大阪経済法科大学、後援:八尾市)が、本学八尾駅前キャンパス(オーバル)で開催されました。
 八尾支部と本学は、2012年度のオーバル開校以降、オーバルでの支部例会開催と学生・教員による参加や、製品・販売戦略に関する連携活動など、盛んに展開してきました。こうした活動を一層推進・発展させていくために2014年10月、本学は大阪府中小企業家同友会と包括連携に関する協定を締結しました。また2013年2月、本学は八尾市と包括連携に関する協定を締結しており、八尾市がシンポジウムに後援者として加わることで、八尾支部、本学、八尾市の三者が文字通り「産学官」連携して、八尾市の将来について考える機会となっています。

「連携」を深めて「地域ブランドづくり」につなげる

 八尾市では、産業振興政策の基本指針としての役割を担う中小企業地域経済振興基本条例が西日本で最初に制定されました。この条例の理念は、「地域産業の栄えるにぎわいのあるまちづくり」であり、この実現のために何が必要なのかについて、一貫して過去のシンポジウムでは議論されてきました。
 第16回のシンポジウムから、「『連携』は、モノを産み出す「チカラ」だ!」をメインテーマとして掲げてきました。八尾市の発展のためには、八尾発の新製品・新産業創出を目指す必要性が言われてきましたが、そのためには、単なる一企業の活動では限界があり、各企業が業種を越えて「連携」することに解決のヒントがあるのではと考え、そのあり方について議論してきました。
 今回のシンポジウムでは、テーマとして「『連携』を深める、『地域ブランド』づくり」を掲げ、商業、工業、大学、行政等が「連携」して、6次産業の確立を念頭に置いた「地域ブランドづくり」にまで進めていく上での連携活動のあり方について議論を深めました。

「地域産業の栄えるにぎわいのあるまちづくり」を目指して

 開会式では、大阪府中小企業家同友会八尾支部長の柳田氏が今回のシンポジウムの意義を説明し、藤本学長、田中八尾市長があいさつをされました。その後、髙橋経済学部准教授より、地域における連携の重要性と、連携を進めていく上でおさえるべきこと等について、本学学生と地域企業が取り組んできた「ロボットプロジェクト」や「八尾枝豆に関するプロジェクト」についての事例紹介を交えながら報告がありました。
 その報告内容を踏まえて、参加者が内容の理解を深め、自身のこれからの取り組みに活かしていくために「地域の中で中小企業が生きるとは」をテーマにグループ討論を行いました。

地域連携による開発商品がふるまわれた懇親会で「連携」を一層深める

 シンポジウム本体の終了後、オーバル学生プラザで、交流懇親会が開催されました。懇親会では、地域連携によって生まれた「八尾えだまめポップコーン」や「八尾えだまめビール」がふるまわれました。また、地域のお店の協力を得て、えだまめを使った巻きずしやコロッケ、サンドイッチ、パン等も登場しました。さらには、八尾の伝統文化である河内木綿文様に関する、本学学生が企画開発した商品等も販売されました。
 懇親会は終始和やかに進行し、地域の企業経営者や本学教員、学生が交流することで、「連携」がより一層深まりました。本学は、今後も地(知)の拠点として、行政や地域の企業・団体と「連携」を深め、地域貢献につながる活動に積極的に取り組んでいきます。

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