6月30日(木)に本学花岡キャンパスで、中央アジアの国々から来日されたJICA海外技術研究員の方々と国際学部学生の交流プログラムが行われ、そこに国際学部学生とBLP河内木綿プロジェクト協働提供プログラムとして、河内木綿の歴史紹介や綿繰り・糸紡ぎなどの伝統文化体験を実施しました。
河内木綿の歴史紹介では、本学の国際学部1年生が英語でプレゼンテーションを行い、同時にロシアからの交換留学生がロシア語に訳し、研究員の方々に内容を伝えました。普段耳にすることのない言語が飛び交う会場は、研究員の方々を迎える国際学部学生の熱気につつまれていました。
プレゼンテーション後は、実際に河内木綿の綿を糸にするまでの一連の工程を説明し、実際に河内木綿の綿繰り・糸紡ぎを体験していただきました。言葉で伝統手法を説明するのはとても難しかったですが、ジェスチャーや表情で伝えることで、皆さん笑顔で体験をしていただくことが出来ました。また、研究員の方々は、初めて目にする日本の伝統文化に興味津々で「excellent!」と、感激の声をいただくことが出来ました。
本プロジェクトは、海外での河内木綿製品の販売も視野に入れ、活動を行っています。このような経験は、とても貴重で、有意義な時間となりました。今後もどんどん挑戦を重ね、日本の伝統・河内木綿文化を世界に発信していきます。