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教育研究 2015.12.17

本学学長・藤本和貴夫先生による特別講義「ロシアの議会と行政」を実施

 11月20日と12月4日、本学学長・藤本和貴夫教授が本学法学部講義科目「21世紀諸外国の議会と行政」(オムニバス)にて、「ロシアの議会と行政」をテーマに特別講義を行い、本学学生のほか、市民の方々など約50名出席しました。

「ロシアの政治と政治制度」

 藤本学長は11月20日の一回目の授業において、「ロシアの政治と政治制度」をテーマに、帝政ロシアから社会主義時代のソ連を経て、ロシア連邦に至るまでの歴史や政治伝統を説明した上で、ロシア連邦の法体系や大統領、連邦議会、政策決定過程および憲法改正手続きについて講義しました。その後、歴史の視点から現在のウクライナ情勢を分析しました。授業の最後に、本学とロシア極東大学、ウクライナキエフ大学との交流関係についての話もありました。

「ロシアの外交と日ロ関係」

 12月4日の二回目の授業において、藤本学長は、「ロシアの外交と日ロ関係」を説明しました。外交を規定する地政学的要因をはじめ、ソ連時代およびその崩壊後のロシア連邦時代の外交政策について紹介した上で、近代の国民国家の誕生に伴う「国境」という概念の成立を説明し、中国との東部国境問題解決の経緯を紹介しました。そして、ロシア船の大阪来航の逸話を紹介し、幕末からの日ロ関係、とりわけ領土問題の歴史を回顧し、プーチン政権の対日政策についての分析も行いました。
 現代の国際政治に大きな影響を与えているロシアと日本の関係を歴史的視点から分かりやすく講義する内容でした。

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