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留学・国際交流 2015.11.12

秋の異文化交流行事・科目等履修生応援キャンプを実施

 国際部では、多様な文化的背景を持つ留学生が、本学学生としての一体感を持ち、一般学生との交流と切磋琢磨の中で共に成長できるよう、様々な交流の場を提供しています。毎年実施される秋の異文化交流行事は、キャンパスをはなれ、日本の文化・歴史を体感するとともに、楽しい学生生活の実現に資する相互の信頼関係の構築を目的にしています。
 今年は、秋の異文化交流行事と「科目等履修生キャンプ」をリンクさせたことで、例年よりも多くの学生たちがここに参加してくれました。その数なんと過去最多の107名。国籍も、日本、中国、ベトナム、韓国、マレーシア、ウクライナ、ロシアと実に多様です。参加者たちに加えて、教職員・学生ボランティアスタッフなど合わせて115名が大型観光バスと車に分乗し、目的地に向けて出発しました。

和歌山県の名刹「紀三井寺」と醤油発祥の地「湯浅町」

 和歌山県紀三井寺は西国第2番の札所であり、かの松尾芭蕉も一句詠んだとされる、関西の名刹の一つです。お寺の楼閣をくぐると、名物である231段の階段が学生たちを待ち受けていました。学生たちは、口々に「疲れた」といいながらも、眼の前にそびえたつ長い階段を上りきりました。振り返れば、秋晴れの澄み切った陽光が、和歌浦湾の波面に燦々と降り注ぎ、そこから反射された眩い光が、すぐ眼下の赤く色づいた木々をより一層きらびやかに演出させていました。「秋の絶景」ともいえるこの景色に、学生たちは興奮の色を隠せない様子でした。
 紀三井戸寺の後は、醤油発祥の地で知られる湯浅町を訪問し、文化遺産にも登録されている風情ある町並みを散策しました。観光の目玉は醤油工場。工場の敷地に一歩足を踏み入れると、酵母独特の香りが学生たちを包みました。普段なかなか経験することのできない日本の伝統文化の現場を訪れた学生たちの顔には好奇心が満ちていました。

異文化交流行事終了、阪南キャンパスへ

 異文化交流行事終了後、一行は阪南キャンパスへ移動。合宿に参加しない留学生や日本人学生とはここでお別れです。とはいえ、「科目等履修生応援キャンプ」参加学生は80名にも上り、その賑やかさは4月の「新入留学生応援キャンプ」に勝るとも劣らないものでした。一泊二日の合宿の主役は科目等履修生。合宿中は個人面談、学習会、交流会など盛りだくさんでした。それでも、疲れた表情を見せずに、最後まで笑顔で参加した学生たちの姿が大変印象に残りました。これからの留学生活も、この笑顔とバイタリティがあれば、きっと乗り越えることができるでしょう。

 日本語にまだ自信のない学生がいるなかで、どうすれば皆が楽しい一時を送る事ができるか、運営陣となる教職員と学生スタッフは互いに議論を重ね、この日のために準備をしてきました。それらの努力が功をなし、最初は少し緊張気味だった学生が、合宿の最後にはかなり打ち解けた様子でした。あちらこちらで談笑の輪ができ、最後には全員が笑顔で一枚の写真に納まりました。

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