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教育研究 2015.11.04

共通教育科目「現代社会とメディア」で、元長崎国際テレビ常務取締役・梅山賢一氏による特別講義を実施

 2015年10月29日(木)、共通教育科目「現代社会とメディア」では、長崎国際テレビの梅山賢一・元常務取締役をゲストスピーカーとしてお招きし、写真報道をテーマにした特別講義を花岡キャンパスA号館101教室で実施しました。

テレビ業界への転身直後、長崎市長射殺事件が発生。そのとき報道は-

 梅山氏は新聞の世界で約30年、その後テレビ業界で9年間、主に報道の仕事に携わってこられました。転身先は本学法学部卒業生の安田由佳さんが報道局アナウンサーとして勤務する長崎国際テレビでした。着任後間もなく、改選期を迎えて選挙運動中の現職長崎市長が拳銃で撃たれて死亡するという衝撃的な事件が起きました。
 報道局を率いる梅山さんは、事件現場となったJR長崎駅前の選挙事務所にカメラクルーを出動させ、慌ただしい様相を全国ニュースとしてキー局の日本テレビ(東京)へ送るとともに、地元向けのローカル報道も制作するなど猛然と仕事に取り組まれました。
 放映画像や地元紙記事などを用いながら、当時の様子を臨場感たっぷりに紹介して頂きました。

新聞とテレビの特性の違い

 この事件の一連の報道で見えてくるのは、動きのある現場の映像を伝えるテレビ報道が初報段階で圧倒的な力を見せつけた反面、その後の警察による事件捜査や、地元政財界や全国的な事件への反応へと取材対象が変遷するにつけ、今度は新聞報道がテレビ報道を圧倒した点です。体験をもとに新聞とテレビの特性の違いを説明し、読者・視聴者がこうしたニュース報道をどう読み取るかという問題にまで踏み込んだ授業になりました。学生たちは短い授業時間内で濃密な体験をし、報道に対して新たな視点を身に付けることができました。

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