トピックス TOPICS

教育研究 2015.07.29

アジア研究所主催による学術講演会を開催、講師は元外務省国際情報局長・孫崎享氏

 2015年7月17日(金)、本学アジア研究所2015年度第1回学術講演会が八尾駅前キャンパスで開催されました。
 今回の学術講演会には、東アジア共同体研究所所長で元外務省国際情報局長の孫崎享先生をお招きし、「戦後日本の安保体制の変化と東アジアの平和構造」と題した講演が行われ、本学の学生や教員・研究所関係者・市民など約70名が参加しました。

「激動する情勢のなか、政治をよく見つめ、一人ひとりが自分の考え方をしっかり持って行動することが何より大切」

 孫崎先生は講演のなかで、現在、国会において議論の焦点となっている安保法制問題を取り上げ、戦後日本の安保体制の成り立ち、その後の変化を振り返り、国内外の新聞報道や憲法学者の見解を踏まえながら、国民の関心が高まっている「集団的自衛権」に多くの問題があることを指摘しました。また「集団的自衛権」と絡む「領土問題」についても国際政治の観点から言及し、ポツダム宣言をはじめとする諸条約と歴史的事実を出発点とすることで問題解決の糸口を見出すことができると強調しました。
 講演中、孫崎先生が会場の学生諸君に質問したり意見を求めたりして、双方向のディスカッションをさかんに行われました。最後には、激動する情勢のなか、政治をよく見つめ、一人ひとりが自分の考え方をしっかり持って行動することが何より大切であると語り、講演を締めくくられました。

このページを他の人と共有する