緊張した面持ちの新入生を迎え入れた新緑の季節から早や三ヶ月。梅雨が明けるころには当初の緊張も解け、キャンパスは明るく活気溢れた雰囲気に包まれています。
キャンパスでは、日本人学生に混じって、ウクライナ・ロシア・ウルグアイ・マレーシア・カンボジア・インドネシア・ミャンマー・韓国・中国・台湾の10ヵ国・地域から来た留学生たちも勉強に励んでいます。
今年4月から装いを新たにしたE号館1階。留学・国際交流を取り扱う国際部事務室と同じフロアに設けられた交流・学習スペース「Global Square(G.S.)」や、女子学生専用交流スペース「Global Girls(G.G.)」は、毎日学生達で溢れ返っています。
G.S.では、「どこから来たの?」「どこに留学に行くの?」「このTOEICの練習問題の正解は?」「これ英語で何て言うの?」「韓国やベトナムではどうなの?」等の質問が飛び交い、日常的に多文化・異文化交流が行われています。
G.G.は壁一面が鏡張り。ここを拠点に、女子学生だけのジャズダンスサークルが活動しています。「留学生だけ?」と思うでしょうが、そんなことはありません。サークル発足当初から、多くの日本人学生が参加しています。週によって違いますが、2015年度は日本を含む全6ヵ国の学生約30名が参加し、「国境を越えて」ダンスの練習に取り組んでいます。
練習は毎週金曜日、4時間目終了後の16:30から約2時間ほど。当然、“男子禁制”です。
今も毎回新たな参加者が加わり、ますます活況を呈しています。練習後には、国境を越えた“ガールズトーク”に花を咲かせる姿に、女子学生の明るさとパワーを感じます。まさに大学に「咲く花」です。本学の女子学生である、ということ以外の条件はありません。大学生活をもっと楽しくしたい!と考えている女子学生は、一度是非訪れてみてください。
G.G.やG.S.は、国際交流や留学に興味のある学生たちだけのものではなく、全ての学生に開かれているスペースです。「英語の勉強がしたい」「もっとたくさん友達が欲しい」「大学生活にアクセントを」など、動機は問いません。1年生から4年生まで、学部・学科や国籍を問わず多様な学生が足を運んでいます。
顔も名前も知らなかった学生同士が、帰る頃には「一緒のバスに乗って帰ろう」「ご飯食べに行こう」と言葉を交わしながら楽しそうに帰っていく光景がここの日常です。
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勉強は大事です。でも、「勉強だけ」が大事なのではありません。色んな人々との出会いと交流が、人生をより豊かに彩どり、人格や人生の形成に有為な影響を与えることでしょう。ここには様々な出会いがあります。ぜひ、E号館1階に一度、足を運んでみてください!