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教育研究 2015.06.30

<BLP河内木綿プロジェクト>たくましく育つ河内木綿

 本学では、リーディングカンパニーへの就職を見据え、PBL(Project / Problem Based Learning:プロジェクト / 課題解決型学修)をとおして、高度なビジネス知識や実践力を身につけることを目標としたBLP(ビジネスリーダープログラム)を実施しています。
 この一環として行われている河内木綿プロジェクトでは、地元八尾市の伝統品である河内木綿を学生の新しい発想で現代に復活させ、世界に発信し地域に貢献していく活動を行っています。プロジェクトの学生から寄せられたレポートをもとに、彼らの取組の様子をご紹介します。


 前回、ポットから畝へと植え替えた河内木綿の苗は着々と成長し、気がつけば支えが必要なほどに成長。今回も加納義彦教養部教授にご協力いただき、河内木綿の畑に支柱を立て、そこに苗をくくり付ける作業を行いました。
 同じように植え替えたはずの苗は様々な高さまで背を伸ばしており、すっかり曲がってしまうほどに長いものもあれば、まだ小指の長さにも届いていないものも。前回も感じた植物を育てる難しさに再び直面し、学生たちは「しっかり最後まで、立派な河内木綿を育てるぞ」と意気込みを新たにしていました。

支柱を立てるのも意外と難しい

 軍手をはめて準備万端の学生は、早速支柱を立てる作業に。皆さんがよく見慣れた緑の棒を、河内木綿の苗が土の中に伸ばした根を切ってしまわないよう、細心の注意を払いつつ畝に開けた丸い穴の中に差し込んでいきます。倒れないようにしっかりと、隣の支柱と位置がずれないように真っ直ぐ高さを揃えて。そんな風にあちこちに視線を配りつつ、学生たちはこの時期特有の蒸し暑さに汗を流しながら作業を行っていました。

倒れてしまわないようにしっかりと

 支柱を全ての苗の近くに立て終えると、今度は麻ひもで苗を支柱にくくりつけていきます。まずは茎部分に余裕を持たせてひもを巻き、数度そのひもをねじってから支柱に、こちらもゆとりを持たせてくくりつけます。まだ短いものは難しく、かといって長く育ったものも曲がってしまわないようにバランス良く支柱と結ばなければならず、これがまた細かく難しい作業となりました。学生も最初は和気藹々と行っていたものの、途中からは思わず時間と言葉を忘れて、時々足や腰に溜まる疲労に唸りつつも黙々と作業を行っていました。

立派な綿を収穫するために

 学生たちの集中力と行動力で作業は思いの外早く終わり、支柱同士が倒れてしまわないように竹の支えを今後くくり付けるために竹杭を打ってから、この日の作業を終えました。支柱の立った畑は徐々に「木綿畑」に姿を近づけてきており、今後どのように成長していくのか、学生たちは作業を終えた畑を見ながら心躍らせました。これから暑い夏がやってくることもあり、今後は水遣り等、畑の様子にもこれまで以上に気を配り様子を見に行くことになりそうです。まだまだスタートしたばかりの河内木綿栽培ですが、立派な綿がたくさん収穫できるよう、学生一同、これからも精一杯取り組んでいこうと改めて決意できるような活動になりました。

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