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教育研究 2014.01.28

経済学部専門科目「地域生活と経済」で「女性経営者による地域企業経営」をテーマとした特別講義を実施

 経済学部専門科目「地域生活と経済」では、今年度は「地域産業のあり方について考える」をテーマに、おもに八尾市内で活躍されている各産業の企業経営者の方々をゲストとしてお招きし、八尾駅前キャンパス(オーバル)にて講義を展開しています。また、学生のほか、公開講座として八尾市民の方々も受講されています。
 1月8日(水)と15日(水)の回では、産業のうち、商業・サービス分野に焦点を当て、その分野で活躍されておられる女性経営者の方による講義を行いました。

障がい者の自立支援に取り組む

 1月8日(水)の回では、地元八尾市にある桃源の里株式会社より代表取締役・小橋稔子氏をゲストとしてお招きしました。同社では、店舗でのマッサージ、はり・灸治療、訪問によるリハビリ医療マッサージ等を主な事業としておられます。また、従業員(施術師)について、視覚障がい者の方を積極的に雇用するなど、障がい者の自立支援にも取り組む、いわゆる社会的企業に位置づけられる企業です。
 小橋氏は、はじめにこの業界での起業の経緯についてお話しされ、続いて従業員の雇用と役割、事業サービス内容について、業界の現状と課題も含め、実際の事業活動を通した経験談を交えて、わかりやすくお話しいただきました。
 また、女性起業家として今日まで活動することができたのは、家族の理解、応援、従業員の支えがあったからこそであると語られました。さらに今後は、女性経営者としての感覚を活かした事業展開を一層拡大させていきたいとの展望をお話しされていました。

事業承継を考える

 1月15日(水)の回では、地元八尾市にある株式会社八尾カワサキより代表取締役・加藤弓子氏をゲストとしてお招きしました。八尾市内のほかに近隣地域、さらには奈良県も含め、オートバイで著名な「Kawasaki」、「ハーレーダビッドソン」ブランドを中心に多くの店舗を展開されています。
 加藤氏は、前半の時間を使って、はじめにこの業界との関わりと独立起業に至る経緯についてお話しされ、続いて事業内容について、お客様、地域との関係づくりを中心に、具体的な事例をあげながら、わかりやすくお話しいただきました。
 後半の時間は、中小企業の事業承継の事例として、他店舗の経営を引き継いだケースを紹介されました。それを受けて受講生の皆さんに、「この引き継いだ店舗を継続させていくために必要なことは?」という議論テーマが示され、受講生によるワークショップ型の議論がスタートしました。短時間ではありましたが、各テーブルでは、活発な意見交換がされ、意見が集約されました。その後、各テーブルからの発表を受けた加藤氏とのクロストークが進み、充実した時間となりました。

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