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キャリア 2013.09.27

夏季インターンシップ「企業・業界研究プログラム」を実施

 9月2日(月)~6日(金)に渡り、本学では「インターンシップ 企業・業界研究プログラム」を実施しました。参加学生は総勢19名。台風崩れの温帯低気圧の影響による激しい風雨に見舞われるなど、天候条件は決して良いものではありませんでしたが、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ。頑張る彼らの学びの5日間を追いました。

 1日目はまずは地元、八尾について知ることから始まりました。
 八尾市と八尾の産業について、八尾市経済環境部産業政策課 松尾泰貴様を講師にお迎えしてご講演いただきました。学生たちにとっては通い慣れたはずの八尾ですが、まだまだ知らなかったことも沢山。八尾の新たな魅力について探っていきました。
 午後は、八尾市役所を訪問。八尾市議会事務局長 小山登様より「わたしと公務員生活」という、大変分かりやすく親しみやすい内容でご講演。そして、民間企業就業経験のある公務員の方々とのグループワークを通じて、仕事の魅力について伺いました。会議場や議長室など、普段入る事のできない施設を見学して、学生たちも興奮した様子でした。

株式会社藤原電子工業・株式会社シーズクリエイト訪問

 2日目には八尾市内の企業2社を訪問しました。
 1社目は、株式会社藤原電子工業様。電子部品製造工場を見学し、社長 藤原義春様よりお話を伺いました。次々と製品が生まれる現場を目の当たりにした学生達。顕微鏡をのぞき込んだり、背筋の伸びるような轟音を立てて回る機械を前に必死にメモを取ったり。活気あふれる空気に触れてスイッチが入ったのでしょうか、表情はもう真剣そのものでした。
 2社目は、株式会社シーズクリエイト様。各種出版物の企画制作・印刷を事業内容とし、こちらもまた活気に満ちています。まず、会社概要の説明の後、印刷工場現場を見学。大きな機械で勢いよく大量に刷版されていく様子に、学生達も圧巻。次に、社員の皆様との交流会を開催頂きました。
 社長の宮城正一様を始め、営業本部長や製造担当者の方、入社3年目の営業職の方から経理の方まで、実に幅広い社員の方々がご参加くださいました。これだけの多職種の方々からお話を伺える機会はとても貴重。職種のこと、大きなお金を扱うということ、挫折経験…気が付けば、自発的に質問を投げかけ対話する学生達。さらに、テーマ「自分と向き合う」に沿って、予め用意していた資料を発表。自分の意見を自分の言葉で述べる彼らは、文字通りしっかり自分と向き合っていました。

3日目:朝日新聞社様見学

 3日目は、朝日新聞社様を訪問。概要説明の後、全員で写真撮影。新聞や印刷技術についての歴史や技法等さまざまなお話を聴き、日々の出来事が記事になっていく工程を身近に感じながら見聞を広げました。
 さらに、広告局の方のお話を拝聴する機会も頂きました。皆さん、新聞紙面1面に広告を出す際、いくら位かかるかご存知ですか?学生達は口々に「50万円位?」「いや、30万円?」はい、答えは―――5000万円!広告宣伝までにかかる様々な工程と労力。その集大成ともいえるこの価格に、社会という舞台の大きさを少し実感できた様子。
 そして一通り見学が終わる頃には、素敵なプレゼントがありました。それは最初に撮影した写真が一面に掲載されたミニ版の新聞。世界に一つだけのオリジナルな新聞に、大喜びする学生達でした。

4日目:八尾市議会傍聴、日本銀行大阪支店見学、株式会社ハヤシゴ様訪問

 4日目は、再び八尾市役所へ。というのも、この日はちょっと変わった傍聴ができる日。その名も「河内音頭議会」。テレビなどでも幅広く活動している河内音頭の家元・河内屋菊水丸さんをお迎えし、八尾の歴史を織り交ぜながらの河内音頭をご披露いただきました。
 午後は、日本銀行大阪支店を見学。先ほどの河内音頭で和んだ雰囲気も一転、今度は少し緊張した面持ちでした。
 見学させていただいたのは、明治後期に建造された旧館(昭和55~57年に復元・改築工事)。外観もさることながら、内部も大変モダンな造りで、当時の雰囲気をそのまま残しています。
 続いて発券課窓口を見学。中でも皆が興味深く聞き入っていたのは、傷んだお札や貨幣の引換(交換)を行っていることや、紙幣のデザインの工夫についてのお話。身近な存在のお札にも、まだまだ知らない顔があったことに驚きです。
 最後は、株式会社ハヤシゴ様を見学させて頂きました。ここは、婦人靴ファッション商品の企画販売などを行っていて、Monet、Gabor、ASHといったブランド靴を扱っています。本社と、高島屋大阪店内のお店も見学。女子憧れの素敵な靴が沢山あり、そこに込められている社長の熱い思いを沢山拝聴することができました。

5日目(最終日):八尾西武百貨店でのマナー研修~交流会

 最終日は八尾駅前キャンパスのすぐ近くにある百貨店「西武八尾店」の研修室にて、グループ(セブンアンドアイホールディングス)についてのご説明を頂いた後、マナー研修を受講。中でも特に練習したのは「笑顔の作り方」。接客の際最も大切なものであり、基本となります。これを、ペアで向い合せになって何度も練習します。また、挨拶や姿勢、お辞儀の角度といった数々のマナーについても丁寧にご指導下さいました。
 そして集大成。本学に戻り、グループ毎にプレゼンテーションを行いました。初日の朝は緊張であまり自分から言葉を発しなかった学生達も、しっかりと前を向き、自らの思いを自分の言葉で表現してくれました。多種多様なカラーを持つ会社の雰囲気や社長の人柄、様々な業種職種の方々との触れ合いは、彼らの中で「経験」という大きな財産となり、これが自信につながったのでしょう。
 この後、八尾駅前キャンパス2階の学生プラザにて交流会を行いました。学生達は、もうグループ関係なく入り混じって互いの交流を深め、まるで全員が一つのチームになったような雰囲気。ここまでやり遂げた達成感が、そんな空気を生んだのかもしれません。
 今まで知らなかった外の世界、近い将来巣立っていく世界。そこには色々な人、様々な事が待っています。それは決して良いことばかりではありませんが、全てが自分を成長させてくれる糧となることは間違いありません。どうか、経験することを恐れないでください。自らの目で見て、耳で聴き、肌に触れ、頭で考え、心で感じてください。今回のような経験を一つでも多く重ねていけば、社会人となるための丈夫な心はきっと育ちます。参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!
 本学では、八尾駅前に都市型キャンパスを持つ利点を活かし、キャンパスの外にも学びのフィールドを広げながら、学生一人ひとりがキャリア意識を高める事ができる教育プログラムを今後も積極的に実践していきたいと考えています。

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