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大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター(CAPP)ブログ

7月26日、『ディアスポラから世界を読む』刊行記念シンポジウム開催!
[2009年06月22日(月)]

7月26日(日)東京
『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』刊行記念シンポジウム


 このたび臼杵陽[監修]、赤尾光春・早尾貴紀[編]によって、『ディアスポラ
から世界を読むーー離散を架橋するために』が、明石書店から刊行されます。それ
を記念して、合評会シンポジウムを開催します。
 同書は、近年日本語圏でも多用されるようになってきた「ディアスポラ」という
概念を軸に、さまざまな領域・方法論をもつ若手研究者らが結集して、討議を重ね
ることで編まれた、ディアスポラ研究の一画期をなす論集です。さらには、臼杵
陽・鈴木慎一郎・丸川哲史が、コメント論考を加えました。目次詳細は末尾参照。

(同書カバーより紹介文)
  「ディアスポラ」から世界を読み解く。
  西洋近代において周縁化された
  ユダヤ、アルメニア、カルムイク、ブラック・アトランティックから、
  東アジアの歴史空間を浮動する
  回族、華僑、朝鮮、在日、沖縄・奄美まで、
  国民国家に回収されない人びとの離散を架橋する、
  脱領域的「ディアスポラ学」の試み。

 本書の刊行を記念し、新たなディアスポラ研究の射程を見据えるべく、ゲスト
・コメンテーターに伊豫谷登士翁さん、河合優子さん、崔真碩さんをお迎えして、
厳しい批評を加えていただき、執筆者らと応答を交わしたいと思います。
 ぜひご参加ください。


【日時】2009年7月26日(日)14:00-17:00
【会場】大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス大会議室
 (港区麻布台1-11-5/日比谷線神谷町駅から東京タワー方向へ徒歩3分) 
  http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
【入場】無料


【ゲスト・コメンテーター】
伊豫谷登士翁(一橋大学:移民研究/世界経済論)
 『移動から場所を問うーー現代移民研究の課題』(有信堂、2007年)、
 『グローバリゼーションとは何か』(平凡社新書、2002年)、他
河合優子(東海大学:異文化コミュニケーション論/多文化共生論)
 「文化のハイブリッド性と多文化意識」(『「移民国家日本」と多文化共生論』
  明石書店、 2008年)、他
崔真碩(文学者/翻訳者/役者)
 「影の東アジアーー沖縄、台湾、そして朝鮮」(『残傷の音』岩波書店、2009年)、
 「「ことばの呪縛」と闘うーー翻訳、芝居、そして文学」(『異郷の日本語』社
  会評論社、2009年)、翻訳『 李箱作品集成』(作品社、2006年)、他


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『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』

臼杵 陽[監修]/赤尾光春+早尾貴紀[編著]
明石書店刊(7月上旬発売)

四六判並製・468頁/本体価格3800円
ISBN: 978-4-7503-3011-2

◆構成

序論 「方法としてのディアスポラ」の可能性 臼杵陽

【第一部 ディアスポラと西洋近代】
序  ディアスポラについて、つねに複数として、かつ横断的に思考する
     鈴木慎一郎
第一章 追放から離散へ――現代ユダヤ教における反シオニズムの系譜
     赤尾光春
第二章 故郷を創る――アルメニア近代史に見るナショナリズムとディアスポラ
     吉村貴之
第三章 「三度目で最後の大陸」にいたるまで――カルムイク・ディアスポラ
    の四〇〇年 荒井幸康
第四章 ユダヤ・ディアスポラとブラック・ディアスポラ――比較・類比・鏡
     浜邦彦
第五章 ディアスポラと本来性――近代的時空間の編制と国民/非国民
     早尾貴紀

【第二部 東アジアにおけるディアスポラ】
序  「振り返ってみると」と「ふと気がつくと」――ディアスポラを書く
    ことの認識論 丸川哲史
第六章 離散と集合の雲南ムスリム――ネイション・ハイブリディティ・地縁
    血縁としてのディアスポラ 木村 自
第七章 韓国華僑の外なる「故郷」と内なる「祖国」
     王恩美
第八章 民族と国民のあいだ――韓国における在外同胞政策
     金友子
第九章 否定の民族主義のゆくえ――在日朝鮮人とディアスポラ
     洪貴義
第一〇章 「脱線」からアチャラカへ――下町の「辺境」三ノ輪"界隈"の文化
     本山謙二

付 録 「ディアスポラ」のディアスポラ ロジャーズ・ブルーベイカー

 

プロフィール

「本学の東京麻布台セミナーハウスを活動拠点として、人権、平和、人間の安全保障、多文化共生を主要なテーマに多彩な研究活動を展開しています。
(写真:スタッフ愛用のメジャー、「まいなーくん」。こう見えてもCm/Inch 両用の優れもの)」
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