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    授業内容詳細

 研究指導Ⅰ
   Research Guidance Ⅰ
授業科目区分
研究指導科目
担当者 髙橋 慎二(教授)
テーマ 修士論文作成に向けた研究指導
キーワード 地域振興条例,中小企業基本法,小規模基本法,中小企業憲章,下請制,サプライヤ・システム,商店街振興,まちづくり3法
開講年度
2017
開講時期
通年
配当年次
修士1
単位数
4
授業の目的及び概要  本演習(研究指導)では、地域経済や中小企業の知識に基づき、現代の中小企業が直面する問題や地域産業振興について考察を進めることを目的に研究指導を行う。
 前期には、すべての受講生に共通の学修内容として、文献に基づく学修に加え、大学院における調査研究の方法や修士論文の執筆方法について修得させる。また、現代社会が直面する経済的諸問題の中から特に地域経済における中小企業政策や地域産業振興政策に関連する研究テーマを受講生に決定させ、そのテーマに応じて修士論文作成計画を作成させる。さらに、ヒアリング調査は、地域経済や中小企業について研究していく上で不可欠な調査研究方法であり、修士論文の中にも調査を通して得た考察結果は活かされることになる。そこで、夏季休業を利用して、受講生の研究テーマに基づき、考察対象へのヒアリング調査を実施する。その結果を受けて、修士論文作成計画の内容を深められるようにする。
 後期には、すべての受講生に共通の学修内容として、はじめに夏季休業中に取り組んだヒアリング調査結果について、修士論文作成計画との関連性を含めて検討する。続いて、文献に基づく学修に加え、先行研究論文に基づく学修を進め、地域経済における中小企業政策に関する最近の研究動向をレビューさせる。また、受講生の研究テーマに関連する文献や資料の調査を行わせるとともに、修士論文の一次原稿を発表させ、指導教員や他の受講生とのディスカッションなどを通じ、修正させる。さらに、夏季休業同様、春季休業を利用して、受講生の研究テーマに基づき、考察対象へのヒアリング調査を実施する。その結果を受けて、修士論文一次原稿の内容を深められるようにする。
 以上を通して、高度専門職業人としての知識・技能等を身につけられるようにする。
学修の到達目標  大学院における調査研究の方法や修士論文の執筆方法を修得させる。また、受講生の関心や問題意識に基づき、修士論文の作成計画及び修士論文の一次原稿を作成させる。
 これらの学修を通じて、現代社会が直面する経済的諸問題の中から地域経済における中小企業政策や地域産業振興政策に関する調査・分析の能力を修得させる。
 
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、次に該当する。
1. グローバル化・複雑化する経済現象の分析方法としての理論的、実証的及び歴史的アプローチを修得している。
2. 経済学に関する高度の専門知識を備え、現代社会が直面する経済的諸問題に対して解決の方策を提案する能力を修得している。

 また、この科目は、経済学専攻の研究指導科目である。
授業の方法  演習形式で行われる。修士論文の作成計画や一次原稿の発表も行う。学年末には、修士論文の一次原稿を提出させる。また、受講生の研究テーマに基づき、夏季休業、春季休業を利用して考察対象へのヒアリング調査を実施する。ヒアリング調査に際しての準備と留意点について説明するとともに、調査結果について発表する機会も設定する。提出物に関してはその都度内容についてコメントするので参考にすること。
授業外の学修(予習・復習等)  毎回授業で取り組む内容や調査・分析することについて事前に予習するとともに、授業後は議論した内容や調査・分析した結果を復習し、自身の研究活動に結びつけていくこと。
教科書・参考書 教科書:
 授業中に指示する。
参考書:
黒瀬直宏[2012]『複眼的中小企業論-中小企業は発展性と問題性の統一物-』同友館
渡辺幸男他著[2013]『21世紀中小企業論(第3版)』有斐閣
評価方法及び判定基準 評価方法:授業時の発表(40%)、修士論文の一次原稿(60%)
判定基準は以下の通りである。
 秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満


第1回 前期のガイダンス

前期の授業のねらいと進め方など授業の概要を説明する。

第2回 大学院における研究方法(1)

大学院における資料収集や調査研究の方法を説明する。

第3回 大学院における研究方法(2)

修士論文の執筆方法を説明する。

第4回 研究テーマの検討(1)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第5回 研究テーマの検討(2)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第6回 研究テーマの検討(3)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第7回 研究テーマの検討(4)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマ・分析方法の決定

第8回 修士論文作成計画(1)

修士論文作成計画の作成指導

第9回 修士論文作成計画(2)

修士論文作成計画の発表

第10回 修士論文作成計画(3)

修士論文作成計画の発表

第11回 修士論文作成計画(4)

修士論文作成計画の発表

第12回 夏季休業ヒアリング調査の準備(1)

修士論文作成計画の内容を深めるために、受講生の研究テーマに基づき、考察対象へのヒアリング調査を夏季休業に実施する。それに先立ち、ヒアリング調査に際しての準備と留意点について説明する。

第13回 夏季休業ヒアリング調査の準備(2)

各自の研究テーマに基づく考察対象へのヒアリング調査の準備内容について発表、ディスカッション

第14回 夏季休業ヒアリング調査の準備(3)

各自の研究テーマに基づく考察対象へのヒアリング調査の準備内容について発表、ディスカッション

第15回 前期のまとめ

前期の授業の総括を行う。

第16回 後期のガイダンス、夏季休業ヒアリング調査結果の検討(1)

ガイダンスでは、後期の授業のねらいと進め方など授業の概要を説明する。また、受講生が夏季休業に取り組んだヒアリング調査結果について発表、ディスカッションする。

第17回 夏季休業ヒアリング調査結果の検討(2)

受講生が夏季休業に取り組んだヒアリング調査結果について発表、ディスカッションする。

第18回 関連文献の講読(1)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第19回 関連文献の講読(2)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第20回 関連文献の講読(3)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第21回 先行研究のサーベイ(1)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第22回 先行研究のサーベイ(2)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第23回 先行研究のサーベイ(3)

地域経済における現代の中小企業が直面する諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第24回 修士論文の一次原稿の発表(1)

一次原稿の発表、ディスカッション

第25回 修士論文の一次原稿の発表(2)

一次原稿の発表、ディスカッション

第26回 修士論文の一次原稿の発表(3)

一次原稿の発表、ディスカッション

第27回 修士論文の一次原稿の修正(1)

指導教員との質疑応答・追加・修正

第28回 修士論文の一次原稿の修正(2)

指導教員との質疑応答・追加・修正

第29回 春季休業ヒアリング調査の準備

修士論文一次原稿の内容を深めるために、受講生の研究テーマに基づき、考察対象へのヒアリング調査を春季休業に実施する。調査結果は、次年度の研究指導Ⅱで発表する。

第30回 まとめ

授業全体の総括を行う。