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    授業内容詳細

 研究指導Ⅰ
   Research Guidance Ⅰ
授業科目区分
研究指導科目
担当者 山垣 真浩(教授)
テーマ 社会政策に関連する修士論文のテーマを探究する
キーワード 労働経済,社会保障
開講年度
2017
開講時期
通年
配当年次
修士1
単位数
4
授業の目的及び概要 本演習(研究指導)では、まず労働研究の出発点として、労働力の取引をめぐる制度を詳細に学修する。労働力の取引をめぐっては、雇用主と従業員とのあいだに指揮命令関係が発生し、また従業員のスキル形成や生活保障という課題があることから、法または労使協定等で、労働基本権、労働時間、労働安全衛生管理、配転、昇進、解雇、賃金等に関するルールを定めている。近年労使の力関係のバランスが崩れ、ブラック企業が増加して深刻な労働問題が発生する一方で、政府は企業をより活動しやすくための規制改革を検討している。こういう社会状況において、労働をめぐるルールについて学修することは重要である。合わせてマルクスの資本主義批判の視点も学修させたい。
 前期には、すべての受講生に共通の学修内容として、文献に基づく学修に加え、大学院における調査研究の方法や修士論文の執筆方法について修得させる。また、現代社会が直面する経済的諸問題の中から特に地域社会における労働経済に関わる諸問題に関連する研究テーマを受講生に決定させ、そのテーマに応じて修士論文作成計画を作成させる。
 後期には、すべての受講生に共通の学修内容として、文献に基づく学修に加え、先行研究論文に基づく学修を進め、地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する最近の研究動向をレビューさせる。また、受講生の研究テーマに関連する文献や資料の調査を行わせるとともに、修士論文の一次原稿を発表させ、指導教員や他の受講生とのディスカッションなどを通じ、修正させる。
学修の到達目標 大学院における調査研究の方法や修士論文の執筆方法を修得させる。また、受講生の関心や問題意識に基づき、修士論文の作成計画及び修士論文の一次原稿を作成させる。
 これらの学修を通じて、現代社会が直面する経済的諸問題の中から地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する調査・分析の能力を修得させる。
 (この科目の位置づけ、学位授与方針との関係等については、履修要項p.35-37「教育課程の編成・実施の方針」及びp.44-45「履修指導と履修モデル」を参照してください。)
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  DPとの関連では、理論をベースに、実証的および歴史的なアプローチの先行研究を読み解きます。そして日本の労働力の取引をめぐるルール、制度、慣行に関する高度な専門知識を身につけます。
 必修科目です。
授業の方法  演習形式で行われる。修士論文の作成計画や一次原稿の発表も行う。学年末には、修士論文の一次原稿を提出させる。
授業外の学修(予習・復習等) 毎回授業で取り組む内容や調査・分析することについて事前に予習するとともに、授業後は議論した内容や調査・分析した結果を復習し、自身の研究活動に結びつけていくこと。
教科書・参考書 教科書:
 授業中に指示する。
参考書:
 石田光男・願興寺ひろ之編『労働市場・労使関係・労働法』(講座 現代の社会政策3)明石書店、2009年
 久本憲夫・玉井金五編『社会政策Ⅰ ワーク・ライフ・バランスと社会政策』法律文化社、2008年
 玉井金五・久本憲夫編『社会政策Ⅱ 少子高齢化と社会政策』法律文化社、2008年
評価方法及び判定基準 評価方法:授業時の発表(40%)、修士論文の一次原稿(60%)
判定基準は以下の通りである。
 秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満


第1回 前期のガイダンス

前期の授業のねらいと進め方など授業の概要を説明する。

第2回 大学院における研究方法(1)

大学院における資料収集や調査研究の方法を説明する。

第3回 大学院における研究方法(2)

修士論文の執筆方法を説明する。

第4回 研究テーマの検討(1)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第5回 研究テーマの検討(2)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第6回 研究テーマの検討(3)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する教材の講読、受講生による発表、ディスカッション

第7回 研究テーマの検討(4)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマ・分析方法の決定

第8回 修士論文作成計画(1)

修士論文作成計画の作成指導

第9回 修士論文作成計画(2)

修士論文作成計画の発表

第10回 修士論文作成計画(3)

修士論文作成計画の発表

第11回 修士論文作成計画(4)

修士論文作成計画の発表

第12回 報告・ディスカッション(1)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに基づくレポートの発表・ディスカッション

第13回 報告・ディスカッション(2)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに基づくレポートの発表・ディスカッション

第14回 報告・ディスカッション(3)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに基づくレポートの発表・ディスカッション

第15回 前期のまとめ

前期の授業の総括を行う。

第16回 後期のガイダンス

後期の授業のねらいと進め方など授業の概要を説明する。

第17回 関連文献の講読(1)

内容:地域社会における労働経済に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第18回 関連文献の講読(2)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第19回 関連文献の講読(3)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する教材の講読、受講生による発表

第20回 先行研究のサーベイ(1)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第21回 先行研究のサーベイ(2)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第22回 先行研究のサーベイ(3)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第23回 先行研究のサーベイ(4)

地域社会における労働経済に関わる諸問題に関する研究テーマに関連する各種文献・資料の検討

第24回 修士論文の一次原稿の発表(1)

一次原稿の発表、ディスカッション

第25回 修士論文の一次原稿の発表(2)

一次原稿の発表、ディスカッション

第26回 修士論文の一次原稿の発表(3)

一次原稿の発表、ディスカッション

第27回 修士論文の一次原稿の修正(1)

指導教員との質疑応答・追加・修正

第28回 修士論文の一次原稿の修正(2)

指導教員との質疑応答・追加・修正

第29回 修士論文の一次原稿の修正(3)

指導教員との質疑応答・追加・修正

第30回 まとめ

授業全体の総括を行う。