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    授業内容詳細

 環境経済特論
   Special Lecture on Environmental Economics
授業科目区分
専門科目・応用経済学科目群・国際経済関連領域科目群
担当者 前鶴 政和(教授)
テーマ 環境問題の経済学
キーワード 環境税,直接規制
開講年度
2017
開講時期
前期
配当年次
修士1・2
単位数
2
授業の目的及び概要 現代社会において、我々は地球温暖化、廃棄物問題、自然破壊等の多様な環境問題に直面しており、世界レベルから地方自治体レベルに渡り、環境問題への対処が重要な政策課題の一つとなっている。本講義では、現実の環境問題の知識とともに、環境問題の経済学的な分析の視点や、ゲーム理論や情報の経済学を応用し、環境税、直接規制、排出権取引などの環境政策の経済学的な意義について学修させる。
 本講義の内容は、修士論文を執筆する上での重要な知識となるほか、経済政策特論、国際経済特論、地域経済特論等の講義科目の内容とも密接に関連するものであり、確実に理解することが望まれる。
学修の到達目標 本講義は、現代社会が直面する経済的諸問題の解決方策を提案するために必要な、政府による政策決定に関して説明できる能力を修得させる。ミクロ経済学の知識を前提とし、環境問題と経済学との関係について研究するための分析力を修得させる。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目で身につける知識や能力は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。

1. グローバル化・複雑化する経済現象の分析方法としての理論的、実証的及び歴史的アプローチを修得している。

また、この科目は、専門科目の国際経済領域科目群に位置づけられている。
授業の方法  講義形式を基本とするが、問題演習やディスカッションも行う。学期末には、レポートを提出させる。
 レポートについては、添削して返却する。
授業外の学修(予習・復習等) 授業計画で毎回取りあげられるテーマと内容を確認し事前に予習するとともに、授業後は復習し、知識・技能の定着に努めること。
教科書・参考書 教科書:
 講義中に指示する。
参考書:
Nick Hanley, Jason F. Shogren and Ben White, Environmental Economics, In Theory and Practice, Palgrave Macmilann, 2007.
評価方法及び判定基準 評価方法:授業時の問題演習(40%)、期末レポート(60%)
判定基準は以下の通りである。
 秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満


第1回 ガイダンス

授業の概要を説明する。

第2回 ゲーム理論

ゲーム理論について学修する。

第3回 情報の経済学

情報の経済学について学修する。

第4回 環境問題の種類

環境問題の種類について学修する。

第5回 環境問題の分析の視点

外部性と環境問題について学修する。

第6回 ピグー税

外部性修正政策の1つであるピグー税について学修する。

第7回 排出権取引制度

外部性修正政策の1つである排出権取引制度について学修する。

第8回 排出権取引制度の問題点

市場支配力に関わる排出権取引制度の問題点について学修する。

第9回 排出権取引と環境税の比較

排出権取引と環境税のどちらが望ましいかを学修する。

第10回 環境規制と情報の非対称性

情報の非対称性下における環境規制について学修する。

第11回 コースの定理

コースの定理について学修する。

第12回 環境の価値評価

環境の価値評価の種類について学修する。

第13回 途上国の経済発展と環境問題

途上国の経済発展と環境問題について学修する。

第14回 環境と貿易

貿易と環境問題との関連について学修する。

第15回 総括

総括を行う。