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    授業内容詳細

 ミクロ経済学特論Ⅱ
   Special Lecture on Microeconomics Ⅱ
授業科目区分
専門科目・経済理論科目群
担当者 朱 東平(教授)
テーマ 戦略的行動とインセンティブ
キーワード 戦略型ゲーム,展開型ゲーム,不完全競争,外部性,公共財,情報とインセンティブ
開講年度
2017
開講時期
後期
配当年次
修士1・2
単位数
2
授業の目的及び概要  ミクロ経済学は、家計や企業など、個々の経済主体の行動に着目し、効率的な資源配分を追求・研究する学問である。
 本講義では、ゲーム理論、不完全競争の理論、情報の経済学など、ミクロ経済学における各分野の理解と、それを数学的分析によって表現するための手法について講義を行う。また、現実の経済において、企業の戦略や政府の政策がどのような影響を及ぼすかという問題についても学修させる。
 本講義の内容は、修士論文を執筆する上で重要な知識となるほか、国際経済特論、経済政策特論、産業組織特論等の講義科目を受講するためにも必要な知識であり、確実に理解することが望まれる。
学修の到達目標  本講義は、経済学研究にとって重要な知識を提供することを目標とする。本講義は、大学院における学修に必要となるレベルのミクロ経済学の知識を理解し、現実の経済において企業の戦略や政府の政策が及ぼす影響について研究するための分析力を修得させる。
 
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目は、経済学研究科経済学専攻の専門科目である。
 この科目は、卒業認定・学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。

2. 経済学に関する高度の専門知識を備え、現代社会が直面する経済的諸問題に対して解決の方策を提案する能力を修得している。

 また、この科目の位置づけ、学位授与方針との関係等については、履修要項「教育課程の編成・実施の方針」及び「履修指導と履修モデル」を参照してください。
授業の方法  講義形式を基本とするが、問題演習やディスカッションも行う。小テストについては採点した上で返却する。学期末には、レポートを提出させる。
授業外の学修(予習・復習等)  授業計画で毎回取りあげられるテーマと内容を確認し事前に予習するとともに、授業後は復習し、知識・技能の定着に努めること。また、授業で出す宿題を含め予習や復習には各々最低でも2時間以上をかけること。

教科書・参考書 教科書:
 講義中に指示する。
参考書:
 下記の参考書を授業と並行して読んでください。
 Andreu Mas-Colell, Michael D. Whinston, and Jerry R. Green (1995), Microeconomic Theory, Oxford University Press.
評価方法及び判定基準 評価方法:授業時の問題演習(40%)、期末レポート(60%)
判定基準は以下の通りである。
 秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満


第1回 ガイダンス

授業の概要を説明する。

第2回 ゲーム理論(1)

戦略型ゲームについて説明する。

第3回 ゲーム理論(2)

展開型ゲームについて説明する。

第4回 ゲーム理論(3)

協調ゲームについて説明する

第5回 不完全競争の理論(1)

独占について説明する。

第6回 不完全競争の理論(2)

クールノー均衡について説明する。

第7回 不完全競争の理論(3)

シュタッケルベルク均衡について説明する。

第8回 不完全競争の理論(4)

ベルトラン均衡について説明する。

第9回 外部性(1)

外部性と市場の失敗について説明する。

第10回 外部性(2)

外部性の解決方法について説明する。

第11回 公共財(1)

公共財の最適供給について説明する。

第12回 公共財(2)

公共財の自発的供給について説明する。

第13回 不確実性と情報(1)

不確実性下の意思決定について説明する。

第14回 不確実性と情報(2)

情報の非対称性について説明する。

第15回 まとめ

授業全体の総括を行う。