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    授業内容詳細

 社会学概説
   
授業科目区分
教職課程科目・教科に関する科目
担当者 乾 順子(准教授)
グレード
テーマ 社会学の考え方―社会学の基本理論、手法を学ぶ。
キーワード 社会学の基礎概念,学校,職業,ジェンダー,家族,企業,社会階層と格差
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 現在社会における様々なトピック、事象を取り上げ、社会学的な思考を身につける授業です。特に現代の日本社会において重要だと考えられる側面について取り上げ、社会学的な思考の有効性を示すことを通じて、物事を相対的に俯瞰してみる見方を身につけていただきたいと思います。社会学の入門講義ですが、専門的な概念や手法についても学び、社会学の理論的背景にも踏み込み、実証方法についても扱います。
履修条件 教職科目ですが、教員志望者以外でも受講できます。
科目の位置づけ(DPとの関連) 教職課程科目です。1,2,3,4年生が対象となります。
学修の到達目標 「社会」を研究するほかの社会科学との理論的学問的特徴の違いを明らかにし、社会学のものの見方、考え方について学びます。社会学の基礎理論を学ぶことで、日常生活における様々な社会現象を読み解くために有効な基礎知識と方法を身につけることが目標となります。
授業の方法 講義が中心です。毎回資料を配布して説明をします。グループで意見を交換しあったり、発表してもらうこともあります。
また、講義内容について、順番・内容の変更もあり得ます。

授業外の学修(予習・復習等) 身のまわりの出来事、社会での出来事について、常に興味をもち、疑問や違和感をもつことがあれば、心に留めておくようにしてください。ニュース等にも積極的に触れ、その出典、根拠を調べるように努めてください。
テキスト・参考書 指定の教科書(テキスト)はありません。毎回レジュメを配布します。参考文献を紹介しますので、併せて読んでいただくことをお勧めします。
成績評価の基準・方法 学期末試験(70%)と授業の最後のコメントペーパーへの回答等によって判断される授業への積極的参加度(30%)によって判断します。
この科目の履修にあたって 30分以上の遅刻は出席とは認めません。
ごく少人数の私語でも授業の妨げとなり、他の出席者の迷惑となります。限度を超える場合は退出してもらうこともあります。
教員の専門は家族社会学、研究関心は、家族の変動、性別分業、ジェンダー論です。多くの人が生きやすい社会とはどのようなものか、そこを目指すにはどのような道筋があるのかを常に模索しています。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 社会学の基礎概念

社会学は、法学、政治学、経済学と並ぶ社会科学の一専門分野である。ここでは社会学の独自のアプローチ法を学ぶ。社会学とは何か、社会学は現代社会をどうとらえるのかを紹介するとともに、今後の授業の全体像を把握する。

第2回 近代化と社会学

社会学の歴史と役割を学び、国家と社会の関係について検討する。

第3回 家族の構成と機能

もっとも身近であたりまえのものと思われている家族の構造と機能、さらには家族の変動について理解する。


第4回 日本の家族の変容と親族関係 

産業化と都市化の進展とともに、家族と親族関係はともに大きく変化してきた。ここでは欧米の動向と日本の親族関係の変化について解説する。

第5回 ジェンダーとは何か

ジェンダー概念の成立と性別規範、性別役割分業について学ぶ。

第6回 映像活用授業

ビデオを見て、家族とジェンダーについて考えます。

第7回 学校から職業へ

教育を終え、職業へと参入する過程が、時代とおもにどのように変化してきたのかを概観し、教育と職業という問題に社会学がどのようにアプローチできるのかを紹介する。

第8回 教育と職業、社会階層

社会学が不平等をどのように捉え、それを社会階層をめぐる問題にどのように結びつけ、取り扱ってきたのかを学ぶ。

第9回 日本企業の変容

高度経済成長期に隆盛を誇った日本型経営は、男性正規社員の終身雇用を基本としていたが、その雇用システムは大きく揺らいでいる。ここでは、企業とその社会的機能について考えていく。

第10回 都市と都市的社会様式

都市の成立とそこにおける生活の特徴について解説する。シカゴ学派についても触れる。

第11回 地域社会の社会学的分析

近年日本は人口減少に転じ、限界集落と呼ばれる地域も増加している。特に地方の地域社会についてどのような問題に直面しているのかを明らかにする。

第12回 少子高齢化の現状と諸課題

少子高齢化の実態を明らかにし、この変化が家族のあり方の変化と関連していることについて解説する。

第13回 社会の変動と統計的調査

社会調査には、社会科学的研究のための学術的調査と国勢調査、官庁統計、世論調査のような実務的調査に大きく分けられる。ここでは社会調査のうち、統計的調査(量的調査)について解説する。

第14回 現代社会学の課題

グローバル化の時代において、既存の社会学概念ではうまく捉えられない事態が生じている。ここでは現代の社会学の課題について検討する。

第15回 本学期講義のまとめ

これまでの講義のまとめと確認