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    授業内容詳細

 地誌Ⅰ 〈地誌A〉
   Regional Geography A
授業科目区分
教職課程科目・教科に関する科目
担当者 野間 晴雄(講師)
グレード
テーマ 前半は東日本の地誌,後半は環大西洋(ヨーロッパ・南北アメリカ)の地誌を講義する。
キーワード 環大西洋,東日本,イギリス,スペイン・ポルトガル,地域変容,アメリカ合衆国,メキシコ,植民地,カリブ海,地域区分
開講年度
2018
開講時期
配当年次
経済学部・法学部2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 教職課程の教科に関する科目としての地誌の講義である。日本と世界の地誌の両方の内容を含む。前半に東日本の地誌として,テキストを用いながら,北陸地方から関東,東北,北海道をとりあげる。後半は,環大西洋の地誌として,イギリス,スペイン,ポルトガルとアメリカ合衆国,メキシコ,カリブ海諸国,ブラジルをとりあげる。毎回,異なる地域スケールを意識しながら,全体から個へ,概観から各論へのつながりを重視した講義を心がけたい。とくに日本に関しては中学校以来,系統的に地誌を学んで来なかったので,できるだけ網羅的に取り上げる。  
履修条件 「地誌B」といっしょに履修することが望ましい。扱う地域は完全に別であり,「地誌A」,「地誌B」全体として,日本では九州・沖縄から北海道まで,世界ではアジア,ヨーロッパ,南北アメリカを扱う。
中学社会の地理的分野における地誌的内容,高校地理Bの内容を踏まえて,教師として「地理」の地誌的内容として重要事項や概念を指摘しながら講義する。地図帳を携帯しつつ受講し,必ず地名を地図帳で確認すること。
科目の位置づけ(DPとの関連) 教職課程の教科に関する科目としての地誌の講義であり,文科省からの指示されているように,日本・世界地誌の両方をとりあげる。地誌Bと密接に関連するが,とりあげる地域は異なる。両方を受講することによって,幅広い地誌的知識を身につけうることができる。2回生以上で受講可能だが,教員免許のためには,地理学概説(人文地理学,自然地理学)を併修あるいは4年間のうちに履修すること。  
学修の到達目標 1.日本,世界の地誌的内容を理解できる。
2.各種の地図,地形図,主題図を理解・説明できる。
3.地域の重要地名を事項と結びつけて学べる。
4.地域統計から地誌的内容を分析する。
5.環境と地域をむすびつけて考察する。
6.略地図を書けて重要事項をそこに記入して空間的に考える。
授業の方法 講義形式が中心だが,適宜ICT,画像や統計資料,主題図を読み取り解釈することにも重点を置く。ICTを活用して受講者に質問を投げかけて議論しフィードバック適宜行う。講義で扱った日本と世界の地誌についての2回のレポートは発表してみんなで議論する。
授業外の学修(予習・復習等) 授業で扱った内容をもとに,割り当てられた地域(日本・世界各1地域)について各種の文献やネット情報,地図・統計を用いて主題図を作成しながら中学生・高校生に授業することをもとに自作地誌を作成する。  
重要事項について,地図帳で地名といっしょに確認することが肝要である。


テキスト・参考書 菊地俊夫編『日本(世界地誌シリーズ1)』朝倉書店、2011
地誌Bでも参考書として使用する。

高等学校の地図帳を毎回持参すること。持っていない場合は,二宮書店、帝国書院などの高等学校用地図帳を購入のこと。参考書は授業中に適宜紹介する。


成績評価の基準・方法 講義中に何回か実施する地誌の理解をみるためのコメントペーパー(50%)とレポート(50%)。講義中の議論参加を重視し,コメントペーパーの点数に加味する。レポートは地誌を一定の形式で作成してもらう。
この科目の履修にあたって 中学校社会科,高等学校の地理歴史科の教職課程の教科にかかわる専門科目である。そのため,日本に関しては地誌Bとあわせて,日本全体をカバーするように科目内容を構成している。また世界地誌に関しては,ヨーロッパと南北アメリカの重要地域をこの地誌Aではカバーする。地誌Bではアジアが中心となる。
情報社会のなかで雑多な情報は容易に得られが,この講義では何が地誌として教えられるべきかの要諦を講義する。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 地誌学とは

地理学の分野
地誌の方法
地図の種類とその読み方

第2回 日本の地域区分と自然

「日本」の形成
日本の地域区分
日本の地体構造,地質,地形
日本の気候,植生,土壌,水
「日本」の成立
日本における地域の成立と地域性



第3回 北陸・甲信地方

北陸4県(福井・石川・富山・新潟),長野県・山梨県の地誌



第4回 関東地方

茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,神奈川県の地誌

第5回 東京

首都東京の地誌

第6回 東北地方

福島県,宮城県,山形県,岩手県,秋田県,青森県の地誌

第7回 北海道

北海道の地誌
東日本の特性

第8回 自作日本地誌の発表

東日本にかかわる自作地誌の発表とコメント

第9回 ヨーロッパ世界の概観

ヨーロッパの形成
ヨーロッパの自然
ヨーロッパの区分

第10回 イギリス

イギリス地誌

第11回 スペイン・ポルトガル

スペイン・ポルトガル地誌

第12回 メキシコ

メキシコ地誌

第13回 カリブ海諸国

キューバ,ジャマイカ,小アンチル諸島などカリブ海域の地誌

第14回 アメリカ合衆国

アメリカ合衆国地誌

第15回 自作世界地誌の発表

環大西洋世界の自作地誌の発表とコメント