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    授業内容詳細

 外国史Ⅰ 〈外国史A〉
   History of Foreign Countries A
授業科目区分
教職課程科目・教科に関する科目
担当者 中尾 恭三(講師)
グレード
テーマ 世界史の基本的な流れを理解する
キーワード 古代文明,古代帝国,隋唐帝国,イスラーム,ヨーロッパ世界,宗教改革,モンゴル帝国,大航海時代,明清帝国
開講年度
2018
開講時期
配当年次
経済学部・法学部1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 授業のねらいは2つあります。
ひとつは、中・高等学校で世界史を教える場合を念頭に置いて、世界史の基本的な流れと現在の論点をとりあげ、歴史的にみた世界の動きを考え、理解を深めていくことを目標とします。
もうひとつは、問題解決能力です。世界の歴史を題材としつつ、そこにある諸問題を把握し、みずから考えて解答を模索する経験をつうじて、一般的な問題解決にむけた能力を身に着けることです。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、教職課程科目に該当します。
学修の到達目標 世界史の基本的な流れを把握することが第1の目標です。
第2の目標は、テキストを理解しまとめる作業やマインドマップ作製よって、テキストの内容を自分の力で整理する能力を向上させることです。
それとともに、グループ内でのディスカッションをつうじて対話の中で問題解決を模索する技術や、学修した内容を相手にわかりやすく説明する能力を養っていくことが目的になっています。
授業の方法 初回の授業で参加する本人の達成目標シート作成します。
①毎回の授業では以下の2点をおこないます。
1) グループを作成し、与えられた課題についてディスカッションないしは、予習で作成したテキスト概要の報告をおこなう。報告内容については、たがいにコメントを記入し、提出。
2) 担当講師による補足説明

②学期中間にレポートを課します。
参加者の顔ぶれをみてグループ学修による資料作成を課す場合もあります。

③授業の最終日に達成目標と照らし合わせたリフレクション・シートの記入。

④各自が作成した概要、授業中に配布された資料をまとめた学修ポートフォリオを作成。

授業中に課したディスカッション課題の回答、まとめのレポート、マインドマップは、毎回の授業で回収し採点をほどこした後返却します。
中間レポートの採点も、提出者個人に伝えます。
レポートの添削を希望する受講生には、添削したうえで返却をします。
授業外の学修(予習・復習等) シラバスで各授業ごとに指定したテキストの範囲を読んでおくことが必要です。
第5回目からは、テキスト内容のまとめやマインドマップの作成を予習として指定しています。
テキスト・参考書 テキストを2冊指定しています。
①大阪大学歴史教育研究会編『市民のための世界史』大阪大学出版会、2014年。
②川北稔・桃木至朗監修、帝国書院編集部編『最新世界史図説 タペストリー』、帝国書院、2016年

テキスト①②に基づいて授業を進めていきます。
事前にテキスト①で予習しつつ、テキスト②の地図・図版を参照して理解度を高めてください。
成績評価の基準・方法 【授業への積極的なとりくみ】
達成目標シート 3点 
ディスカッション・テキストの概要・マインドマップ 39点(3×13)
レポート 20点
リフレクション・シート 3点
学修ポートフォリオ 5点

【授業の理解度】
テスト 30点

以上の課題を総合して成績評価をおこないます。
この科目の履修にあたって 過去の出来事を学ぶことはそれ自体が有意義なことであるとともに、わたしたちの現代世界をより理解することにつながります。
それだけではなく、この授業では自分で調べ、まとめ、報告する機会を毎回もうけています。その経験をつうじて、能動的に学修をおこなう習慣をもち、みずから問題解決をおこなえる自信を身に着けてほしいと願っています。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 授業計画の説明と到達目標の設定

どのように授業を進めていくかを説明していきます。
さらに、自分自身の学習到達目標シートを作成してもらいます。

第2回 古代文明の誕生

古代世界において文明が誕生していった地域を把握しつつ、相互の関係と世界に及ぼした影響について考える。
テキスト① 23-31頁
前半は講義形式で授業をおこない、後半はグループに分かれてディスカッション。与えられた設問に回答して提出。

第3回 古代帝国の出現

前1千年期からユーラシア大陸に出現した「世界帝国」の変遷について理解を深める。
テキスト① 31-50頁
前半は講義形式で授業をおこない、後半はグループに分かれてディスカッション。与えられた設問に回答して提出。

第4回 ユーラシア東方での地域世界の再編

4世紀ごろからユーラシア大陸東方の諸地域に新たな秩序が形成されていく過程を考察していく。
テキスト① 51-63頁
前半は講義形式で授業をおこない、後半はグループに分かれてディスカッション。与えられた設問に回答して提出。

第5回 ユーラシア西方・南方での地域世界の再編

ユーラシア西方でのイスラームとヨーロッパ世界の成立、4世紀から13世紀にかけての南アジア・東南アジア世界の変遷について考え、その歴史的意義を把握する。
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

テキスト① 63-74頁
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

第6回 海陸のネットワークとモンゴル帝国

13世紀までにアフリカ・ユーラシアに成立した海陸の商業ネットワークと13世紀のモンゴル帝国の拡大について学び、それが世界史にどのような影響をもたらしたのかを考察する。
テキスト① 75-85頁
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。
白地図に交易ルートを記入し、陸海のネットワークを地図上で確認する。

第7回 14世紀の危機とその後のユーラシア

14世紀にはじまった「小氷期」と並行して、諸地域では政権の崩壊や飢饉・伝染病といった各種の危機がおこった。この「14世紀の危機」が世界におよぼした変化を把握しつつ、15世紀以降の近世世界への展望を得る。
テキスト① 85-90頁
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

第8回 明と東アジア国際秩序、西アジア・南アジアの近世帝国

14世紀半ばに中国で成立した明帝国と東アジア国際秩序、西アジア・南アジアで誕生した近世帝国の意義について理解を深める。
テキスト① 91-102頁
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

第9回 西ヨーロッパ「近代」への歩み

14、15世紀の危機と再編の時代、16世紀の宗教改革を経て、ヨーロッパが「近代」へと進んでいく道のりを考察する。
テキスト①102-106頁、配布テキスト。
グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

グループ内でテキスト概要を報告し合い、相互にコメントの記入し提出。

第10回 大航海時代(1) スペインとポルトガルの海外進出

16世紀前後からヨーロッパ人は、アジア・アメリカ地域に海路で進出していった。その動きが世界にあたえた影響について理解を深める。
テキスト① 107-112頁
グループ内でマインドマップを用いて報告し、相互にコメントの記入し提出。
白地図をもちいて、大航海時代の海上ルートを作成する。

第11回 大航海時代(2) 近代世界システム論とオランダの繁栄

16世紀後半から17世紀にかけて海上貿易で繁栄したオランダの世界史上の役割について考える。
テキスト① 111頁、コラム「近代世界システム論」
112-116頁、(3)オランダの繁栄
グループ内でマインドマップを用いて報告し、相互にコメントの記入し提出。

第12回 大航海時代(3) 東アジアの変動

16世紀東アジア世界の歴史が、ヨーロッパの大航海時代とどのように結びついていたのかを把握する。さらに「17世紀の全般的危機」で諸地域がこうむった変化について整理をおこなう。
テキスト① 116-124頁
グループ内でマインドマップを用いて報告し、相互にコメントの記入し提出。

第13回 17,18世紀の東アジア諸国

17、18世紀の東アジア諸国の状況を把握しつつ、類似と相違点について考える。
テキスト① 125-137頁
グループ内でマインドマップを用いて報告し、相互にコメントの記入し提出。

第14回 18世紀の東南アジア・南アジア・西アジア

18世紀ヨーロッパ列強によって東南アジア・南アジア諸国植民地化されていく流れと、西アジアでの改革運動について理解する。
テキスト① 134頁―135頁、137-140頁
グループ内でマインドマップを用いて報告し、相互にコメントの記入し提出。
ポートフォリオの提出

第15回 授業のまとめ

半期の授業内容のまとめをおこないます

ポートフォリオの返却