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    授業内容詳細

 道徳教育の指導法
   Teaching Methods of Moral Education
授業科目区分
教職課程科目・教職に関する科目
担当者 松岡 靖(講師)
グレード
テーマ 中学校の道徳科指導案を応用倫理学で組み立てて模擬授業を実践する。
キーワード 中学校教育,道徳科指導法,学習指導要領,模擬授業,応用倫理学
開講年度
2018
開講時期
配当年次
経済学部・法学部2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 1.授業の目的
 中学校教員として道徳教育の概要を理解した上で、応用倫理学の視点から道徳科の学習指導案を作成し、学生全員が模擬授業を実施する力とともに、その実践について質疑応答してレポートを作成できる能力を修得する。

2.授業の概要
(1)序盤は教科書と学習指導要領にみる道徳教育について主に教員が解説する。
(2)中盤は応用倫理学の視点で学習指導案を考察しつつ学生各自が指導案を作成する。
(3)終盤は学生による模擬授業を実施して、質疑応答を学生が中心となり進める。
履修条件 1.本学の中学校教員養成課程に関する履修条件を順守すること。
2.教職科目のうち教職に関する科目を事前により多く履修しておくこと。
3.教職科目のうち指導法・教育法の科目を事前に少しでも履修しておくこと。
科目の位置づけ(DPとの関連) 1.本学の教職課程の養成理念に則っている科目である。
2.中学校教員養成課程において必修の教職科目である。
3.道徳教育について教科と指導法を兼ねた科目である。
学修の到達目標 1.学修指導要領の道徳教育の概要を中学校教員として理解できる。
2.応用倫理学の視点を踏まえて道徳科の学習指導案を作成できる。
3.自らが作成した指導案を用いて中学校の模擬授業を実施できる。
4.自らによる模擬授業と質疑応答についてレポートで考察できる。
授業の方法 1.序盤は教員による講義を基本としつつ学生による発表と質疑応答を取り入れる。
2.中盤は学習指導要領と応用倫理学を踏まえた上で学生が学修指導案を作成する。
3.終盤は学生による模擬授業の実施とそれに関するカンファレンスを中心とする。
授業外の学修(予習・復習等) 1.予習を兼ねて教科書と中学校学習指導要領を各自でも読んでおくこと。
2.学習指導案を作成するためにインターネットや図書館で調査すること。
3.自らの模擬授業と質疑応答について考察したレポートを提出すること。
テキスト・参考書 1.テキスト
(1)『道徳教育はホントに道徳的か?』松下良平、日本図書センター
  978-4-284-30447-4、とくに前半の授業で使用する。
(2)『中学校学習指導要領』
  文部科学省ウェブサイトで閲覧できる。  
2.参考書
『中学校学習指導要領解説 道徳編』
  文部科学省ウェブサイトで閲覧できる。
成績評価の基準・方法 1.授業での発言やコメントペーパーによる評価30点
2.模擬授業40点(教員だけでなく学生の相互評価を含む)
3.学期末レポート30点(模擬授業と質疑応答を考察する)
この科目の履修にあたって 1.教科書と学習指導要領がなければ単位の修得には結び付かないでしょう。
2.模擬授業の指導案作成と実施は責任をもって行わないと迷惑になります。
3.中学校教員免許状には必修の科目なので確実に単位を修得してください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 オリエンテーション

シラバスを使って授業の概要を説明してから、授業中に私語が私語をすることの是非を、倫理学の背景を踏まえて議論する。次回の授業に向けて、各自が小中学校で体験した道徳教育を思い出すよう指示する。

第2回 体験した道徳教育

学生各自が小中学校で体験したことのある道徳教育について、全員が順番に報告してから教員との質疑応答を行う。次回の授業に向けて、文部科学省のサイトで中学校学習指導要領を確認しておくよう指示する。

第3回 指導要領にみる道徳(1)

中学校学習指導要領を参照して道徳教育に期待される役割について、教員が解説して学生とともに質疑応答を行う。次回の授業に向けて、他の教科教育と連携した指導案のアイディアを考えておくよう指示する。

第4回 指導要領にみる道徳(2)

中学校学習指導要領とその解説を参照しつつ、道徳教育と他教科との連携にした指導のあり方を教員が解説する。次回の授業に向けて、自己との関わりをねらいとした道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第5回 道徳の教材研究(1)

自己との関わりについての道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、他者との関わりをねらいとした道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第6回 道徳の教材研究(2)

他者との関わりを取り扱った道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、集団・社会との関わりをねらいとした道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第7回 道徳の教材研究(3)

集団・社会との関わりを取り扱った道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、生命・自然との関わりをねらいとした道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第8回 道徳の教材研究(4)

生命・自然との関わりを取り扱った道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、教科としての道徳とその親学問となる倫理学の関係を考えておくよう指示する。

第9回 倫理学から道徳をみる

「身体の自由は本当か?」というアポリアについて、多様な倫理学の視点から教員が解説し、学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、学生各自が作成して実施する指導案の準備を始めるよう指示する。

第10回 道徳指導案を作成する

学習指導案の作成に必要な教材・ねらい・発問の組み立てについて教員が解説し、学生各自が指導案を作成する。次回の授業に向けて、学生各自が導入・展開・終末で構成された指導案を完成させるよう指導する。

第11回 模擬授業の実践(1)

1~2名の学生が自己との関わりについての模擬授業を実施してから、学生全員が参加した質疑応答で、授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させるよう指導する。

第12回 模擬授業の実践(2)

1~2名の学生が他者との関わりについての模擬授業を実施してから、学生全員が参加した質疑応答で、授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させるよう指導する。

第13回 模擬授業の実践(3)

1~2名の学生が集団・社会との関わりについての模擬授業を実施してから、学生全員が参加した質疑応答で、授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させるよう指導する。

第14回 模擬授業の実践(4)

1~2名の学生が生命・自然との関わりについての模擬授業を実施してから、学生全員が参加した質疑応答で、授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させるよう指示する。

第15回 まとめ

学生が提出したレポートを教員が添削して返却し、学生同士で模擬授業の相互評価を行い、各自の総合的な成績について教員が説明する。