トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 道徳教育の指導法
   Teaching Methods of Moral Education
授業科目区分
教職課程科目・教職に関する科目
担当者 松岡 靖(講師)
グレード
テーマ 中学校の道徳科指導案を応用倫理学で組み立て模擬授業を実践する。
キーワード 中学校教育,道徳科指導法,学習指導要領,模擬授業,応用倫理学
開講年度
2017
開講時期
配当年次
経済学部・法学部2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 1.授業の目的
 中学校教員として道徳教育の概要を理解するとともに、応用倫理学の視点から道徳科の学習指導案を作成して、学生全員が模擬授業を実施する力とともに、その実践について質疑応答をできる能力を修得する。
2.授業の概要
 序盤は教科書と学習指導要領にみる道徳教育について主に教員が解説する。中盤は応用倫理学の視点で複数の学習指導案を考察し、学生各自が学習指導案を作成する。終盤は学生による模擬授業を実施して、質疑応答を学生が中心となり進める。
履修条件 1.本学の中学校教員養成課程の履修条件を順守すること。
2.教職科目のうち教職に関する科目を事前により多く履修しておくこと。
3.教職科目のうち指導法・教育法の科目を事前に少しでも履修しておくこと。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 1.本学の教職課程の養成理念に則っている科目である。
2.中学校教員養成課程において必修の教職科目である。
3.道徳教育について教科と指導法を兼ねた科目である。
学修の到達目標 1.学習指導要領の道徳教育の概要を中学校教員として理解できる。
2.応用倫理学の視点を踏まえて道徳科の学習指導案を作成できる。
3.自ら作成した指導案に基づいて中学校の模擬授業を実施できる。
4.自らによる模擬授業と質疑応答についてレポートで考察できる。
授業の方法 1.序盤は教員による講義を基本に学生による発表と質疑応答を取り入れる。
2.中盤は学習指導要領と応用倫理学を踏まえ学生が学習指導案を作成する。
3.終盤は学生による模擬授業の実施とそれに関する質疑応答を中心とする。
授業外の学修(予習・復習等) 1.教科書と学習指導要領を各自でも読んでおくこと。
2.学習指導案作成のためにインタネットや図書館で調査すること。
3.模擬授業と質疑応答について考察したレポートを提出すること。
テキスト・参考書 1.テキスト
『道徳教育はホントに道徳的か?』松下良平、日本図書センター
978-4-284-30447-4、前半は毎回の授業で使うので購入すること。
2.参考書
『中学校学習指導要領解説 道徳編』
指導案作成に必要ですが、文部科学省ウェブサイトで閲覧できる。
成績評価の基準・方法 1.平常点30点(授業での発言やコメントペーパーを含む)
2.模擬授業40点(教員だけでなく学生の相互評価を含む)
3.学期末レポート30点(模擬授業と質疑応答を考察する)
履修上の注意事項など 1.本学の中学校教員養成課程の履修条件を順守すること。
2.教職科目のうち教職に関する科目を事前により多く履修しておくこと。
3.教職科目のうち指導法・教育法の科目を事前に少しでも履修しておくこと。
この科目の履修にあたって 1.教科書と学習指導要領がないとこの授業はあまり理解できないでしょう。
2.模擬授業の指導案作成と実施は責任をもって行わないと周りに迷惑です。
3.中学校教員免許状の必修科目なので確実に単位を修得してほしいですね。
オフィスアワー 私は非常勤講師なので、毎回の授業の前後に教室で学生の相談に応じます。


第1回 オリエンテーション

シラバスを使って授業の概要を説明してから、授業中の私語の是非をめぐる倫理学について議論する。次回の授業に向けて、各自が小中学校で体験した道徳教育を思い出すよう指示する。

第2回 体験した道徳教育

学生各自が小中学校で体験した道徳教育について、順番に報告してから質疑応答を行う。次回の授業に向けて、文部科学省のサイトで中学校学習指導要領を確認するよう指示する。

第3回 指導要領にみる道徳(1)

中学校で道徳教育に期待される役割について、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、他の教科教育と連携した道徳教育のアイディアを出すよう指示する。

第4回 指導要領にみる道徳(2)

中学校学習指導要領とその解説を参照して、道徳教育と他教科との連携について教員が解説する。次回の授業に向けて、自己との関わりについて道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第5回 道徳の教材研究(1)

自己との関わりの道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、他者との関わりについて道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第6回 道徳の教材研究(2)

他者との関わりの道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、集団・社会との関わりについて道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第7回 道徳の教材研究(3)

集団・社会との関わりの道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、生命・自然との関わりについて道徳指導案の事例を挙げるよう指示する。

第8回 道徳の教材研究(4)

生命・自然との関わりの道徳指導案の事例を挙げて、教員が解説してから学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、教科たる道徳と親学問たる倫理学の関係を考えるよう指示する。

第9回 倫理学から道徳をみる

「身体の自由は本当か?」について、多様な倫理学の視点で教員が解説し、学生を交えて質疑応答を行う。次回の授業に向けて、学生各自が作成する指導案について準備するよう指示する。

第10回 道徳指導案を作成する

学習指導案に必要な教材・ねらい・発問の組み立てについて教員が解説し、学生各自が指導案を作成する。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させておくよう指示する。

第11回 模擬授業の実践(1)

自己との関わりについての模擬授業を学生が実施してから、学生全員で授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させておくよう指示する。

第12回 模擬授業の実践(2)

他者との関わりについての模擬授業を学生が実施してから、学生全員で授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させておくように指示する。

第13回 模擬授業の実践(3)

集団・社会との関わりについての模擬授業を学生が実施してから、学生全員で授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させておくよう指示する。

第14回 模擬授業の実践(4)

生命・自然との関わりについて模擬授業を学生が実施してから、学生全員で授業研究・カンファレンスを行う。次回の授業に向けて、担当の学生が指導案を完成させておくよう指示する。

第15回 まとめ

学生が提出したレポートを教員が添削して返却し、学生同士で模擬授業の相互評価を行い、各自の総合的な成績について教員が説明する。