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    授業内容詳細

 社会・公民科教育法
   Teaching Methods of Civics
授業科目区分
教職課程科目・教職に関する科目
担当者 前田 晴人(客員教授)
グレード
テーマ 魅力的な授業、生徒中心の授業を創るための方法を鍛える。
キーワード 豊かな人間性,自己表現力,良識ある市民,知識と教養
開講年度
2017
開講時期
通年
配当年次
経済学部・法学部2・3・4
単位数
4

授業の目的及び概要 公民科とはどういう科目なのかを考えるようにします。教科書の記述事項を基本としながら、独自の視点や考え方に立つ実践的な授業の進め方を学びます。教材に何を選ぶのか、またそれをどういうふうに分析・加工し授業に還元するのかということが特に大切になりますので、実践授業や学習指導案の作成に関してもそうした点に留意しながら講義を進めます。また、日頃からの情報収集の習慣と解析能力の鍛錬といった面にも配慮した講義を行います。
履修条件 教職課程履修者。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 中学・高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)の教授法を学ぶ科目です。公民分野の基礎的な知識と力量を備えることが期待されます。いずれの教科目にも柔軟に対応できる幅広い知識と経験が求められます。日頃から哲学・倫理学・経済学・法学・政治学・社会学・心理学などの教養を積み、人類学・民俗学・考古学・地理学など幅広い分野の書籍を読むことが肝要となります。
学修の到達目標 この科目の学修目標の到達の目安は以下の4点です。
1、社会科と公民科の教育及びその指導や授業に関する基本的事項と理論を理解している。
2、社会科と公民科の指導や授業の計画・立案に関わる基本的事項を習得している。
3、社会科と公民科の授業の実際につぃて学んでいる。
4、教材の見つけ方、その構成の仕方、授業への応用の仕方を訓練する。
授業の方法 優れた授業や教材の紹介を通じて、公民科の授業研究や内容把握に努めます。教科書を全員に配布しますので、まず小単元ごとにノートを作成します。次に割り当てられた模擬授業をやります。授業終了後には皆で授業の反省点を討論し合います。その後学習指導案を作成し、教材研究のやり方を実践的に学びます。この作業を繰り返し行い、参加学生みんなで批評し合い、次の授業への反省材料とします。
授業外の学修(予習・復習等) 幅広い知識と教養・生活の知恵を習得するために、読書の習慣をつけることと、感想文を提出してもらいます。また講義ノートの作成や指導案の提出を義務化しています。
テキスト・参考書  全員に教科書を配布します。それ以外の資料は全て講義担当者が用意します。課外活動に必要な資料や夏休みの課題は別に指示します。

参考書:『高等学校学習指導要領』、『高等学校学習指導要領解説 公民編』、
    『中学校学習指導要領』、『中学校学習指導要領解説 社会編』
成績評価の基準・方法 成績評価については、模擬授業(50%)、指導案(20%)、読書感想文(20%)、日頃の講義での発言や態度(10%)を考慮します。
履修上の注意事項など 教壇に立ちたい、子供に教えてみたいことがある、という自分がいるということが全ての出発点だと思います。また授業を組み立てることが楽しいというような境地になれるように生活して下さい。全面的に応援しますので、前向きに頑張って下さい。
この科目の履修にあたって 自分の隠れた才能を磨く良い機会になると思いますので、生活の多くの時間とエネルギーを本科目に注いで下さい。講義への遅刻・無断欠席は厳禁です。
オフィスアワー


第1回 公民科の概念

講義の概要と進め方、年間の講義計画について説明します。さらに教育現場の現状を報告します。

第2回 学校の組織と公民科の位置付け

学校の組織全般と、新指導要領の内容を検討します。高い教育水準を維持するためには何が必要なのかを考えます。

第3回 ノ―トを作る・資料を探す

教育実習での公民科の授業の進め方を研究します。次に授業を行う際のノ―トの作成の仕方、プリントの作成方法、課題テストの作り方などを学びます。

第4回 学習指導案の作成

学習指導案の細かい解説を行います。また作成方法について説明します。

第5回 現代社会の授業実践例(A)・学校における体罰

担当教員が「学校における体罰」のテーマで、30分間の模範授業を行います。授業後に全員で討議を行い、学生が意見を出し合ってより良い授業の進め方・組み立て方を考えます。キ―ワ―ドは「団結と絆」です。

第6回 教材研究(a)

前回の講義で用いた教材の研究を行います。教材の見つけ方、入手方法、加工方法、教育現場での用い方などを学生とともに検討します。

第7回 現代社会の模擬授業(1)・差別といじめ

「差別といじめ」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第8回 現代社会の模擬授業(2)・少子高齢化の諸問題

「少子高齢化の諸問題」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第9回 現代社会の模擬授業(3)・地球規模の環境問題

「地球規模の環境問題」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第10回 現代社会の模擬授業(4)・災害と防災

「災害と防災」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第11回 現代社会の模擬授業(5)・裁判員制度を考える

「裁判員制度を考える」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第12回 政治経済の授業実践例(B)・日本の政治と政治制度

担当教員が「日本の政治と政治制度」をテーマとして30分間の模範授業を行います。授業後に全員で討議を行い、学生が意見を出し合ってより良い授業の進め方・組み立て方を考えるようにします。キ―ワードは「国民主権」です。

第13回 教材研究(b)

前回の講義で用いた教材の研究を行います。教材の見つけ方、入手方法、加工方法、分析方法、教育現場での用い方などの技法を学生とともに検討します。

第14回 政治経済の模擬授業(1)・日本国憲法

「日本国憲法」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第15回 政治経済の模擬授業(2)・日本の選挙制度

「日本の選挙制度」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第16回 政治経済の模擬授業(3)・財政の役割と租税

「財政の役割と租税」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第17回 政治経済の模擬授業(4)・市場経済のしくみ

「市場経済のしくみ」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第18回 政治経済の模擬授業(5)・企業の責任

「企業の責任」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第19回 倫理の授業実践例(C)・社会契約説について

担当教員が「社会契約説について」のテーマで、30分間の模範となる倫理の授業をやります。授業後に全員で討議を行い、学生が意見を出し合って授業の進め方・組み立て方を考えるようにします。キ―ワ―ドは「幸福の追求」です。

第20回 教材研究(C)

前回の講義で用いた教材の研究を行います。教材の見つけ方、入手方法、加工方法、分析方法、教育現場での用い方などの技法を学生とともに検討します。

第21回 倫理の模擬授業(1)・青年期の心理

「青年期の心理」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第22回 倫理の模擬授業(2)・幸福と生きがい

「幸福と生きがい」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第23回 倫理の模擬授業(3)・資本主義と社会主義

「資本主義と社会主義」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第24回 倫理の模擬授業(4)・集団と個人の関係

「集団と個人の関係」をテーマとして学生による模擬授業を行います。同じテーマで2人の学生が30分ずつの授業を行い、比較検討しやすくします。

第25回 教材研究報告(1)・現代社会

現代社会に関わる模擬授業を実践した学生の、教材についての研究報告。教材の典拠や分析方法、教育現場での使用方法を討議します。キ―ワ―ドは「探究する努力」です。

第26回 教材研究報告(2)・政治経済

政治経済に関わる模擬授業を実践した学生の、教材についての研究報告。教材の典拠や分析方法、教育現場での使用方法を討議します。キ―ワ―ドは「探究する努力」です。

第27回 教材研究報告(3)・倫理

倫理に関わる模擬授業を実践した学生の教材についての研究報告。教材の典拠や分析方法、教育現場での使用方法を討議します。キーワ―ドは「探究する努力」です。

第28回 教育実習指導案の提出

実践した模擬授業の指導案を作成し提出します。全員でそれぞれの指導案を互いに批評し合います。

第29回 講義ノ―トの作成と提出

公民科の教科書により作成した一年間分のノ―トを提出してもらい、作成に至る苦心と反省事項を話し合います。

第30回 講義のまとめ

一年間の講義のまとめと反省、総括を行います。またそれを文章化したものを提出してもらいます。