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    授業内容詳細

 社会・地理歴史科教育法
   Teaching Methods of History and Geography
授業科目区分
教職課程科目・教職に関する科目
担当者 金井 年(講師)
グレード
テーマ 地理歴史についての教育理念と授業方法
キーワード 教職,地歴科,模擬授業
開講年度
2017
開講時期
通年
配当年次
経済学部・法学部2・3・4
単位数
4

授業の目的及び概要  将来教職に就いて、地理・歴史を担当することを希望する諸君を対象として、高校地理歴史科の指導法、授業の方法などについて習熟することを目的とします。

 授業では歴史および地理のいくつかの具体的な事象をとりあげて、それらの事象をどう解釈するか、全体の授業の流れの中にどう位置づけるかを検討するとともに、各人に実際の「授業案」を組み立てる作業をしてもらい、実際に模擬授業をやってもらいます。事実の羅列の暗記物ではなく、科学的思考を鍛える中身と授業方法を検討してもらいます。(もちろん個別指導も含めてキメ細かくアドバイスをするつもりです。)
履修条件 教職課程履修者
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  教育職員免許法施行規則における「教育課程及び指導法に関する科目」に属する科目です。

「授業」は、教員という職業にとって、大きな位置を占める業務であるので、4年生で行う教育実習のための直接的な準備となる科目です。
学修の到達目標  地理・歴史を教える意義はどこにあるのか。それは何をどのようにすればよいのかを、履修生の具体的な「授業案」づくりの作業と模擬授業を通じて明らかにすることを目標とします。

この科目では、学習目標の到達のめやすは以下の3点です。
1.社会科と地理歴史科の教育および社会科と地理歴史科の指導や授業に関する基本的事  項や理論を理解しているか
2.社会科と地理歴史科の指導や授業の計画・立案に関わる基本的事項を習得しているか
3.社会科と地理歴史科の授業の「実際」について学んでいるか
授業の方法 (春学期):授業は、前半は主に講義とその中での全体討論が中心になります。講義のレジュメや資料はこちらから提供します。しかしその時間に該当するテーマについての参考文献をそれぞれ使用してもかまいません。積極的な討論を期待しています。ときどきその時間についての意見や疑問を紙に書いて提出してもらいます。後半からは、各自の「授業案」の検討と並行して模擬授業を順番にやってもらい、それについての具体的な批判検討を全体で行います。
(秋学期):春学期の後半につづいて模擬授業とその批判的検討を行います。その最後に再度地理・歴史教育の理念と授業方法とについて全体のまとめを行います。

 模擬授業においてはPC、プロジェクターの使用も推奨したい。
授業外の学修(予習・復習等) 教材研究、指導案の作成、模擬授業の準備などを行ってください。
テキスト・参考書 本科目のテキストとしては特定の書籍は指定しません。

本科目において参考とすべき書籍については下記の通りです。

① 教科書「高校日本史」、「高校世界史」、「高校地理」(どの出版社のでもよい)   「日本史」、「世界史」、「地理」の資料集および参考書。

② 中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領およびその解説など
 
なお、その他の参考書などはそのつど紹介します。
成績評価の基準・方法  各人が作成した「授業案」(2回分)と模擬授業の評価を重点に、平常点(授業に対する積極的態度、模擬授業に対する準備と詳細なコメント、短文のレポート)を加えて評価します。(大体、授業案と模擬授業=50点、平常点=50点)
期末試験はとくに実施しませんが、毎時間レポートを提供してもらいます。
履修上の注意事項など 教育実習参加条件として、教科教育法を必ず1つは単位取得しておかなければなりません。
この科目の履修にあたって 模擬授業の準備を1週間はかけて行っておくこと。

受講者は、将来中学校・高校で教職につくことを志望するからには、それにふさわしい見識・力量を高める意欲や向上心を持って欲しいと思います。年間を通して主体的に授業に参加し、積極的に討論に加わろうとする意欲を持っていることを希望します。
オフィスアワー -


第1回 この授業のすすめかた

この授業の学び方(授業のねらいと方法、年間計画、受講者への要望等々)、受講者が受けた中学・高校の社会・地理歴史の授業の既修内容の確認。

第2回 歴史的な見方・地理的な見方

歴史的な見方とは?(時代区分、歴史を見る視点と方法)、史料はどのように扱うか?(史料批判)、地理的な見方とは?その授業での扱い方はなどを具体的な事象を例に考えてみる。

第3回 授業を組織すること

授業を組織するとはどうすることかについて、具体例を紹介しながら、中学・高校の体験をもとに全体で考えてもらう。

第4回 時代の見方(1)

時代をどうみるか。(日本の原始または古代をとりあげ、考古学的資料や文献史料から、時代像を組み立ててみる。)

第5回 時代の見方(2)

時代をどうみるか。(日本中世または近世をとりあげ、文献史料や絵図などの検討をもとに、時代像を組み立ててみる。)

第6回 時代の見方(3)

時代をどうみるか。(日本あるいは世界の近代または現代をとりあげ、文献史料や映像資料などをもとに、時代像を組み立ててみる。)

第7回 地理的事象(1)

地理的事象の一つとして日本および世界の人口問題または食糧問題をどうみるかをとりあげる。

第8回 地理的事象(2)

地理的事象の一つとして日本および世界の環境問題をどうみるかを検討する。

第9回 模擬授業のやり方と登録

各自の「授業案」(2回分)と模擬授業(1回)についての登録と個別具体的なアドバイス。

第10回 模擬授業(1)

模擬授業とその合評。

第11回 模擬授業(2)

模擬授業とその合評。

第12回 模擬授業(3)

模擬授業とその合評。

第13回 模擬授業(4)

模擬授業とその合評。

第14回 模擬授業(5)

模擬授業とその合評。

第15回 模擬授業(6)

模擬授業とその合評。

第16回 模擬授業(7)

模擬授業とその合評。

第17回 模擬授業(8)

模擬授業とその合評。

第18回 模擬授業(9)

模擬授業とその合評。

第19回 模擬授業(10)

模擬授業とその合評。

第20回 模擬授業(11)

模擬授業とその合評。

第21回 模擬授業(12)

模擬授業とその合評。

第22回 模擬授業(13)

模擬授業とその合評。

第23回 模擬授業(14)

模擬授業とその合評。

第24回 模擬授業(15)

模擬授業とその合評。

第25回 模擬授業(16)

模擬授業とその合評。

第26回 模擬授業(17)

模擬授業とその合評。

第27回 模擬授業(18)

模擬授業とその合評。

第28回 模擬授業(19)

模擬授業とその合評。

第29回 模擬授業全般の総評

模擬授業の総評。

第30回 1年間の総括

全体の「授業案」づくりと模擬授業の総括、講義の感想など、その他全般にわたる質問・意見など。    ※授業の内容は、受講者の人数、状況によって変更することがあります。