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    授業内容詳細

 公務員特別演習ⅠA(公安クラス)
   Civil Service Career's Seminar ⅠA
授業科目区分
法学部専門教育科目・演習
担当者 金 泰明(教授),大場 史朗(准教授),漆畑 貴久(客員准教授),石川 英樹(客員准教授)
グレード G2
テーマ 警察官・消防官等にふさわしい意識・資質・適性とは何かを考え、自分をそのような人間に成長させる。
キーワード 警察官・消防官等として働くことの意味,自我の確立,気力・体力・実力+胆力,社会人基礎力,公務員としての倫理
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2
単位数
2

授業の目的及び概要 本演習は、警察官・消防官(ほかにも刑務官・入国警備官・海上保安官など)を志望する者を対象に開講される「公務員特別演習」の初年度の科目である。近時、警察官・消防官の採用試験では、面接、集団討論、グループワーク等が重視されており、公務員として働くための幅広い教養とともに、警察官・消防官という公務員、すなわち、社会人として働くのにふさわしい様々な能力(社会人基礎力)を備えていることが求められている。
 本演習では、それぞれの受講生が勤務することを志望している警察・消防等の組織・職務とはどのようなものであるのか(業界研究)、受講生が勤務することを志望する各自治体の現状がどのようなものになっているのか(自治体調査)等を調査することを通して、警察官・消防官として働くことの自分なりの意義を明確にしていく。そして、自分がなぜその自治体で警察官・消防官として勤務することを志望しているのかに対する認識・理解に基づいて、現段階における志望動機を作成する(志望理由書の作成)。
 以上のような検討・考察を通して、警察官・消防官として働くために必要な社会人としての能力は何であるかを考え、必要な能力を備えるための具体的な行動計画を策定し、それに基づいて、公務員として働くのにふさわしい社会人基礎力の養成を目指す。
履修条件 将来の進路として警察官・消防官(ほかにも刑務官・入国警備官・海上保安官など)を志望する者。また、公務員コースの警察官・消防官のための履修モデルで示された科目を履修していることが望ましい。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 公務員特別演習ⅠA・ⅠBは、その後に続く公務員特別演習ⅡA・ⅡBならびに公務員特別演習ⅢA・ⅢBへと、2年次春期から4年次秋期にかけて3年間に実施される演習の初回であり、警察官・消防官等として働くための、公務員としての、社会人基礎力の養成を目指す。
学修の到達目標 ①自己分析・課題発表・グループ討論を通して、警察官・消防官等として働くことができる「自己」の確立をめざす。
②自治体等調査を通して、出身地と志望先を含む2つ以上の都道府県等の治安状況等について精通する。
②業界研究を通して、出身地と志望先2つ以上の警察本部等の組織・職務等について精通する。
③自己と対話(自己診断・自己分析・強みと弱みの分析等)し、自己理解を深めることによって、自己と消防等の職務への理解を深め、適応性を高める。
④志望理由書(第1回目)を作成・提出する。
*本演習は、筆記試験対策目的の講座ではないことに注意すること。
授業の方法 基本的に以下の手順で行う。なお、授業の方法、並びに授業計画は現段階での予定であり、受講生の課題への取組みの状況等により、適宜変更されることがある。
①教員が課題を提示する。
②受講生は、毎回の課題に取り組む。その際には自宅あるいは大学内のパソコンを活用して作成すること。
③受講生は取組んだ課題を授業中にプレゼンテーションし、グループ討論によって深め自身の知識・知見を深める。
④課題の成果を授業中に報告し、その成果物をマイノートにアップすること。
授業外の学修(予習・復習等) ①803教室(公務員コース・金泰明ゼミ室)に、公務員試験(警察・消防等)に向けたテキストや過去問集、消防等に関する資料や文献を常備しているので、希望する学生はいつでも利用できる。その際、利用規則を厳守すること。
②広く社会に目を向け、社会の動きに関心を持ち、警察官・消防官等として働くのにふさわしい自覚と教養さらに社会人基礎力を身に付けることを常に意識すること。
テキスト・参考書 授業のテーマや課題に沿って、適宜、データや資料をプリントアウトして配布する。また自己学習に向けて適時、図書や文献を紹介する。
成績評価の基準・方法 授業への参加態度を重視する。課題に取り組む姿勢・授業態度50%、成果物50%で評価する。
履修上の注意事項など 警察官・消防官等という公務員として働く意味を考え、自分の将来の志望に向かって、授業時間外の課題にも取組む積極的な姿勢が必要である。
この科目の履修にあたって 金泰明;私の専門は、法哲学と共生社会論・人権理論。授業をとおして、公務員として求められる人権思想や倫理観を養いたい。
大場史朗:専門は刑事法です。人間を厳しく問い直す刑事法を通して、人間の素晴らしさと可能性をみなさんと一緒に考えたいと思います。
オフィスアワー 金 泰明
火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、英語の基礎、レポート作成支援、キャリアと進路、大学院進学(人文系)、メンタル支援、その他(人間関係、人生の悩みなど)

大場 史朗
金 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問


第1回 ガイダンス

本演習の概要と目標、取り組む課題の説明。自己紹介(各自プレゼン)→宿題:志望理由書作成 *各自1分で自己紹介を全員の前で発表する。
*宿題:志望理由書作成(800字以内)、wordで作成し、マイノートにアップすること

第2回 志望理由書の作成と発表

志望理由書の提出と学習計画書の執筆・提出。自分が、なぜ、警察官・消防官等として働くことを志望しているのか、その理由を考え、現段階における志望動機を作成する。

第3回 ゲストスピーカーによる講演会(合同授業)①

現役の警察官・消防官・自衛官などの関係者をゲストスピーカーに招いて講演会を実施する。後日、レポートを提出すること。
*各自、その場で報告(別紙)作成・提出

第4回 業界研究①

研究の方法と研究項目の提示、グループ分け、PC等での調査。勤務を希望する警察・消防等の組織・仕事等について調査する。

第5回 業界研究②

グループ発表と議論(1)。勤務を希望する警察・消防等の組織・仕事等についての調査を踏まえて、グループで議論する。

第6回 業界研究③

グループ発表と議論(2)。勤務を希望する警察・消防等の組織・仕事等についての調査を踏まえて、グループで議論する。組織・仕事に関する調査と併せて、採用試験の概要、採用試験の日程等についても調べる。

第7回 業界研究④

グループ発表と議論(3)。後日、報告書の提出。組織・仕事に関する調査、及び採用試験の概要等の調査と併せて、採用試験当日までの行動計画を作成する。職種研究の成果を授業内で報告し、他の受講生から評価等を受ける。


第8回 ゲストスピーカーによる講演会(合同授業)②

現役の警察官・消防官・自衛官などの関係者をゲストスピーカーに招いて講演会を実施する。
*各自、その場で報告(別紙)作成・提出

第9回 自治体等調査①

勤務を希望する自治体(都道府県・市区町村等)の現状について調査する。調査の方法と調査項目の提示、グループ分け、PC等での調査。

第10回 自治体等調査②

グループ発表と議論(1)。つづいて、自治体等の治安状況等について調査する。

第11回 自治体等調査③

グループ発表と議論(2)。つづいて、自治体等の災害等の概況等について調査する。

第12回 自治体等調査④

グループ発表と議論(3)。つづいて、これまでの諸検討を考慮して、現段階における志望動機を作成する。後日、報告書を提出すること。

第13回 自己PRの作成

自己PRの作成(プロフィール、長所・短所、警察官向きの特徴、特技、資格、スポーツ等)600字 
*「警察官」面接過去問ベスト100を参照

第14回 自己PRの各自発表

作成した自己PRをクラス内でプレゼン発表する(全員)

第15回 春学期のまとめ

再度、志望理由書作成(自己PRを含めて記述すること)
*振り返りレポートの提出、*志望理由書は秋学期に添削・個別面談