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    授業内容詳細

 演習ⅢA
   Seminar ⅢA in Law and Politics
授業科目区分
法学部専門教育科目・演習
担当者 金 泰明(教授)
グレード G4
テーマ 公務員・教員を志す学生(4年生)諸君のための実践教養ゼミである。さまざまなジャンルの文献を読み、レポートとプレゼンテーションを通して公務員・教員の職に求められる幅広い教養を習得する。
キーワード 名文の読解(世界の名作を音読で味わう),本質直観(考えを言葉にする),ブレーンストーミング(自由に批評しあう)
開講年度
2017
開講時期
配当年次
4
単位数
2

授業の目的及び概要 「法のために人がいるのではなく、人のために法がある。」法に関連する仕事に従事するためには、まず、人と社会の本質を知らねばならない。本演習は、さまざまな分野の名作―法学・哲学・思想・文学・評論等―を読み、エッセイ(批評・感想文)を書く作業をとおして、人間や社会の意味と本質を深く学び理解する。
履修条件 履修を希望する学生は、必ず、授業の最初の日(ガイダンス)に参加しなければならない。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 1)本演習は、公務員を志望する学生(4年生)諸君のための基礎教養ゼミである。
2)授業のねらいは、〈私〉自身のなかにある「正義(=法)のものさし」を磨くことだ。「正義のものさし」とは、ルール(法)に基づいて人間を正しく判断し裁く秤(はかり)である。
3)「受講希望者は、演習ⅢA(春学期)および同ⅢB(秋学期)を合わせて履修しなければならない。
学修の到達目標 公務員として「正義のものさし」を使いこなすためには、的確な〈判断力〉と、相手に伝える〈表現力〉、そして相手を説得できる〈説明力〉が求められる。授業では、名作の読解と議論をとおして〈判断力〉を養うことができる。またよいエッセイ(批評・感想文)の作成と討論をとおして〈説明力〉を高めることができる。よいエッセイとは、①自分なりの意見を、②誰が読んでもわかるように書く、という条件を満たしたものである。「書く」ことは一つの経験であり、「書く」という運動として相手に伝える。エッセイを書くことによって〈表現力〉を培うことができる。自分の中にある感じ方や考え方、つまり経験を取り出し、読み手に投げ渡す。よいエッセイを書くために読解力と要約力および文章力を養う練習を積む。必ず、文章力がつくように指導する。
授業の方法 1)教科書の「名文」と学生の書いたエッセイの音読(輪読)と議論である。授業では、毎回、教科書の「名文」を一編、輪読し議論する。つぎに、学生が書いた「名文」に対するエッセイ(批評・感想文)を評価しあう。春秋学期を通して、各自が全部で数回のエッセイを書くことになるだろう。それを教員が添削し、みなで講評する。これが結構、楽しい。作文と批評(議論)を通して、次第に批判力と文章力が身につくのがわかるだろう。
2)毎回の授業の終わりにコメントシートに、授業で学んだこと・疑問や質問・感想などを書き入れて提出すること。コメントシートは教員が確認の上、返却する。
授業外の学修(予習・復習等) 1)毎回の授業での発表について。担当者は必ず事前に教科書の担当箇所を精読して、レジュメを準備すること。レジュメはワードで作成し(A4版)、マイノートにアップしなければならない。
2)課題のエッセイ(800字以内)は、最初の内は書くのが大変だろうが、何度も書くうちに必ず「自分の思いや考え」が表現できるようになるから、しっかり取り組もう。
テキスト・参考書 テキスト:
1)『高校生のための批評入門』(梅田卓夫他編、ちくま学芸文庫、1680円)を必ず購入すること。毎回の授業でテキストを輪読して討論
2)『人権は二つの顔をもつ』(金泰明著、トランスビュー)
成績評価の基準・方法 1)授業への参加と貢献(エッセイの作成・発表および討論での発言など)を重視する。授業への参加・貢献度が5割、エッセイ作成・発表が5割。エッセイは、テキストの内容の理解度と自分なりの考えが示されたかを見る。
2)必修事項;①卒業エッセイ(2000字~6000字)もしくは②卒業論文(6000字~10000字)のいずれかを作成し提出しなければならない。 

履修上の注意事項など 1)学生諸君にマイノートの活用を求める。プレゼン発表の内容および学期最後に提出するレポートは必ずマイノートにアップすること。
2)卒業論集を作成する。学生は必ず、①卒業エッセイ(2000字~6000字)もしくは②卒業論文(6000字~10000字)のいずれかを作成し提出しなければならない。
この科目の履修にあたって 1)教科書の文章は、短いものなので、必ず読んだ上で、授業に参加すること。大切なことは、授業に出て、実際にエッセイ(批評・感想文)の添削指導を受けること。他の学生の文章を講評する時は、遠慮なく意見を言い合う。批評は、まず長所をつぎに短所や問題点を取り出す。文章を批評することと、人間性を批評することとは全く別の事柄である。仮に自分の文章を酷評されても、相手を恨まない。「良薬は口に苦し」。
2)日々の生活のなかで、新聞やインターネットを通して、現代社会で起こっているさまざまな事件や諸問題に関心を持って読んだり、調べたりしておくこと。また、日常的によい本・よい映画に触れること。
オフィスアワー 火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、英語の基礎、レポート作成支援、キャリアと進路、大学院進学(人文系)、メンタル支援、その他(人間関係、人生の悩みなど)


第1回 ガイダンス

自己紹介(とくに目標)、授業の進め方とねらい、感想文の書き方と留意点などを説明・確認する。
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第2回 テキストの講読と討論①

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第3回 テキストの講読と討論②

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第4回 テキストの講読と討論③

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第5回 テキストの講読と討論④

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第6回 テキストの講読と討論⑤

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第7回 テキストの講読と討論⑥

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第8回 テキストの講読と討論⑦

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第9回 テキストの講読と討論⑧

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第10回 テキストの講読と討論⑨

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第11回 テキストの講読と討論⑩

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第12回 テキストの講読と討論⑪

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第13回 テキストの講読と討論⑫

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第14回 テキストの講読と討論⑬

『高校生のための批評入門』の作品の輪読と批評討論の後、学生の書いた感想文の討論と添削
*①卒業論文の作成もしくは、②学生研究発表大会の発表に向けた討論と指導

第15回 春学期のまとめ

春学期で学んだことをレポートにまとめて提出する。