授業の目的及び概要 |
インターネットの急速な普及によって今までの国際社会は大きく変貌し、それに伴って従来とは異なる新たなタイプの政治指導者が世界各地で誕生するに至っています。本演習では政治学におけるリーダーとフォロワーの新たな関係に焦点を当て、変革期の政治指導者像について考えるとともに、これからの社会人として必要な現代政治に関する知識を深めていってほしいと思います。なおこの際、政治指導者(層)と大衆の力関係という視点から一貫性のある授業を行いたいと思います。 |
履修条件 |
演習ⅡAの履修が条件となります。 |
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) |
本演習は、個人から国家間の諸関係に至るまでの現代社会の当面する諸課題を理解させるとの学位授与の方針(DP)に基づき、グローバル化する現代社会の一員として、他者と協調・協働できる能力を習得させるための科目であり、教育課程の編成・実施方針(CP)で定められた国際関係コースにおける専門演習の3年次を対象とした発展段階の学修レベルに位置付けられる。 |
学修の到達目標 |
国際社会で通用する法・政治の知識を活用して、自ら問題のありかを発見し調査研究を行うとともに、研究発表やグループワークを通じて他者とのコミュニケーションを円滑に行うことができる。 |
授業の方法 |
・グループ又は個人による調査研究 ・学生による研究発表、グループ討論 ・教員による講評、指導等フィードバックの実施 ・映像(音声)教材の活用 |
授業外の学修(予習・復習等) |
プレゼンテーション、グループワークを円滑に実施するためには2時間以上の予習行う必要があります。 |
テキスト・参考書 |
テキスト・参考書は別途指示します。
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成績評価の基準・方法 |
研究発表(50%)、グループワーク(30%)、コメントペーパー(20%) |
履修上の注意事項など |
国際関係コースの科目を併せて履修することを勧めます。 |
この科目の履修にあたって |
国際社会が直面しているグローバル・テロリズムについて、ともすれば感情的かつ善悪二元論的な考えが支配的な今日の論調に対し、客観的かつ冷静な視点から考えていきたいと思います。なお授業では従来の定説に囚われない創造的な発想や意見を重視します。 |
オフィスアワー |
火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、キャリアと進路、公務員試験対策、大学院進学(国際関係)
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