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    授業内容詳細

 演習ⅡA
   Seminar ⅡA in Law and Politics
授業科目区分
法学部専門教育科目・演習
担当者 オランゲレル(烏蘭格日楽)(准教授)
グレード G3
テーマ 雇用社会と法~雇用社会の変化を探り、将来の職業キャリアを考える
キーワード 労働法,人事管理,キャリア,格差社会,非正規雇用,雇用問題,過労問題,労働時間,解雇
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3
単位数
2

授業の目的及び概要  この演習では、労働法や雇用社会、最近の人事管理の変化を知ることおよび職業キャリアに対する意識を身につけてもらうことを目的としています。
 私たちは、誰もが「働くこと」を経験します。「働く人」をとりまく法律分野は多岐にわたりますが、この演習では、「働く人」をとりまく基本ルールとしての労働法という専門領域について検討します。「労働」と「法」ですが、就職後の人生において、最も身近となる法領域がこの労働法の世界です。皆さんは人生の大部分を仕事のために費やすのであり、そこでの「基本ルール」を正しく理解することはきわめて重要となります。民間企業はもちろん、公務員、弁護士等の士業でも独立する場合を除けば同じです。皆さんは人生の大部分を仕事のために費やすのであり、そこでの「基本ルール」を正しく理解することはきわめて重要となります。また、雇用は現代社会の中核を支えるものであり、その変化は社会全体の動向に影響します。たとえば、雇用社会の変化に応じて大学生に求められる「能力」も当然変わり、それに応じた教育制度が必要となるわけです。こうした変化を汲んで未来の予測をすることは、職業人生を豊かにするうえでも、きっと役立つでしょう。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) ・秋学期の演習ⅡBとあわせて履修することで、労働法の知識を深め、問題の分析能力を高めます。
・専門演習として、基本的知識を前提にしつつ、応用問題に取り組みます。
・授業では、労働法とともに雇用社会、最近の人事管理の変化についても取り扱います。
・職業キャリアに対する意識を身につけてもらうことを目標とします。
・報告、ディベートのトレーニングを通して、就職活動へ向けた準備をします。
学修の到達目標 ・雇用をめぐる基本的な事項について理解し、説明することができます。
・雇用社会についてイメージをすることができ、これからの就職活動や将来にわたる職業人生に役に立つ知識を修得できます。
・雇用社会の変化を探り、将来の職業キャリアを考えます。
・他者と協力して報告を行い、質疑応答への参加を行うことができます。こうした活動は、コミュニケーション能力の向上という観点からも有意義であり、大学生活の中核となります。
授業の方法 ①グループ報告とそれに対する質疑応答(全員)を基本とします。
 初回の授業時に、報告テーマおよび報告担当グループを決定します。
  *第1回目は必ず出席してください。
 各回の報告担当グループが協力し合ってレジュメを作成し、報告を行った後、全員で質疑応答・議論を行って、一定の結論を出します。
②自発的で積極的な提案(雇用問題をめぐる関心のあるテーマ報告など)も大歓迎です。
授業外の学修(予習・復習等) ・配布資料を予習し、全員質疑応答に参加するための準備学習をすること。
・ゼミで課された課題に取り組み、学修した内容の理解が深められるように努めること。
テキスト・参考書 <テキスト>
 指定しない。
<参考書>
・大内 伸哉『AI時代の働き方と法』(弘文堂、2017年)
・大内伸哉『労働法で人事に新風を』(商事法務、2016年)
・西谷敏『労働法の基礎構造』(法律文化社、2016年)
・武石恵美子『キャリア開発論』(中央経済社、2016年)
・堀下和紀他著『ブラック企業VS問題社員』(労働新聞社、2016年)
・濱口桂一郎『働く女子の運命』(文藝春秋、2015)
*適宜、資料を配布する場合がある。
成績評価の基準・方法 報告内容(50%)、授業への参加状況および発言内容など(50%)によって、総合的に評価する。
履修上の注意事項など ・ゼミに積極的に取り組んでください。私は、ゼミで主体となるのは学生であると考えています。このゼミは、皆さんの積極的な参加が大前提ですし、コンパや合宿などの課外活動についても、何よりも、皆さん自身の主体的な企画・運営に期待しています。
・病気などで、やむを得ず欠席した場合には、次回のゼミのときに文書で申し出てください。
この科目の履修にあたって ・アルバイト先の経験や疑問に感じたこと、就活の経験などについて気楽に話してみましょう。情報の共有や疑問点の解消が学習を深めることになります。
・日常的に、雇用に関するニュースなどに接することが望ましい。
・労働基準法、労使関係法、労働契約法、雇用政策法の授業もあわせて履修することが望ましい。
オフィスアワー 木 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、レポート作成支援、キャリアと進路、大学院進学(法律系)メンタル支援、その他(自己PR作成支援など)


第1回 ガイダンス

ゼミの進め方の説明、自己紹介、ゼミ長の決定、各回の報告グループの決定などを行う。

第2回 イントロダクション①

 労働法の勉強方法(教科書や判例の使い方など)、レジュメの作成方法、グループ発表するにあたっての準備方法(文献検索の活用など)の確認など。
 *配布資料を読み、質問を用意しておくこと。

第3回 イントロダクション②

配布資料を読み、ディスカッションを行う。

第4回 イントロダクション③

配布資料を読み、ディスカッションを行う。

第5回 グループ報告①

・雇用における男女平等
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第6回 グループ報告②

・正社員とパートの賃金格差
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第7回 グループ報告③

・過労死問題
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第8回 グループ報告④

・社員のメンタルヘルス
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第9回 グループ報告⑤

・外国人労働者の雇用
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第10回 グループ報告⑥

・AIと雇用
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第11回 グループ報告⑦

・自営的就労
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第12回 グループ報告⑧

・高齢者の雇用
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第13回 グループ報告⑨

・労働時間をめぐる法的問題①
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第14回 グループ報告⑩

・労働時間をめぐる法的問題②
・報告グループによる報告の後、全員で質疑応答及び討論を行う。

第15回 まとめ

今期のまとめ、質疑応答、その他の確認事項など