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    授業内容詳細

 演習ⅠA
   Seminar ⅠA in Law and Politics
授業科目区分
法学部専門教育科目・演習
担当者 大場 史朗(准教授)
グレード G2
テーマ 刑事法入門(1)
キーワード 犯罪,刑罰,刑事法,日本国憲法,人間回復,他人の痛みを自分の痛みにする
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2
単位数
2

授業の目的及び概要 最近、あるシンポジウムに参加したところ、基調講演をしてくださった先生が次のような質問をフロアの方々に投げかけていました。

「皆さんに質問です。非行少年のことをどのように感じていますか?
  ①非行少年は変われない。
  ②非行少年は、変われる人と、変われない人がいる。
  ③非行少年は、変われる。
 ①~③のうちどれかに手を挙げてください。」

さて、みなさんはいかがでしょうか。とてもシンプルな質問ですが、刑事法の観点からみれば、この質問にはとても深い意味が込められているように思います。非行少年が変われないとすれば、また変われるとすれば、どうしてなのか。人間が変わるためには何が必要なのか。かりに非行少年が変わったとしても、その少年によって深い傷を負わされた被害者またはその遺族はどうなのか。などなど、さまざまな疑問が想起されるからです。
情報化社会の現代。犯罪に関するニュースは毎日尽きることがありません。ある意味で、とても身近な存在です。しかし、ほとんどの人は「犯罪者」ではありませんし、また将来「犯罪者」になることもほとんどないでしょう。とても身近なようで、とても遠い存在の刑事法。この演習では、刑事法の基本的な考え方を知ることを目的として、さまざまな側面から刑事法の諸問題にアプローチします。
履修条件
科目の位置づけ(DPとの関連) 刑事法の専門演習を通して、以下の能力を涵養します。
(1)自由、平等、民主主義などの価値原理を体系的に理解している。
(2)多様な価値観や利害関係に適した解決策を考える力を身につけている。
(3)他者と協調・協働できる能力を身につけている。
(4)論理的な思考力、豊かな表現力および実践感覚を身につけている。
学修の到達目標 (1)他人の痛みを自分の痛みにすることができる。
(2)刑事法の全体像を理解できる。
(3)精確な現状分析をすることができる。
(4)相手の意見を尊重し、それに対して自分の意見を言うことができる。
(5)チームワークを身につけることができる。
授業の方法 ゼミナール形式です。担当教員が適宜、解説します。
春学期は、ひとつのテキストを丹念に読みながら、刑事法の全体像を理解していただこうと思います。また、「百聞は一見に如かず」ということで刑事施設等に参観にいくことがあります。夏休みに泊まり込みでゼミ合宿をすることがあります。

授業の進め方の一つのモデルは以下の通りです。
①まず、テキストを購入してください。
②はじめのゼミでグループ又は個人の報告担当箇所を決めます。別途、教員が関連文献を指示します。
③グループ又は個人は、必要に応じて刑事法の各種文献等を参考にしながら、担当箇所に応じて自分なりの報告を準備します。
④報告者以外の方も報告者の担当テーマについて予習し、議論に備えます。
⑤グループ又は個人で分担した担当テーマについて報告してもらいます。報告者はレジュメを用意し、報告を行います。
⑥質疑応答、議論を行って、一定の結論を出します。

*文献の調査方法については別途、レクチャーします。
*希望に応じて、刑事施設、刑事裁判等を見学することがあります。。
*必要に応じて、刑事法に関するゲストスピーカーを招くことがあります。
*その他、ゼミ生の学修に関する希望に対しては柔軟に応じることとします。
授業外の学修(予習・復習等) 毎回の予習が必要です。報告を担当していただくので、相応の学修が必須となります。
テキスト・参考書 テキストは別途指示します。テキストは必ず購入してください。
成績評価の基準・方法 授業への積極的参加度によります(100%)。具体的には、①演習への参加状況(欠席・遅刻など)、②報告の準備とその内容、③演習中の態度や演習に対する姿勢、④レポートや感想文の内容を総合的に判断して評価します。
この科目の履修にあたって 履修にあたって、一番大事にしてもらいたいことは「自分の頭で考える」ということです。近年の情報化社会の波は「自分の頭で考える」という作業を簡単に洗い流してしまいがちです。インターネットで「ググる」と、簡単にひとつの答えらしきものが現れます。授業でレポートを課しても適当に「コピペ」して、もっともらしいレポートを仕立て上げてくる学生の方もいます。たしかに授業でよい成績をとるものも重要でしょう。しかし、注意していただきたいのは「自分の頭で考える」ことを自分でやめることは、自分の成長の可能性を自分で摘んでいるのではないのかということです。はたしてそれでよいのでしょうか。その答えは将来のあなたが一番知っているはずです。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス

自己紹介、授業の進め方などのレクチャー。

*授業計画は柔軟に変更することがある。

第2回 模擬報告

担当教員による模擬報告など。

第3回 報告と議論(1)

受講生による報告と議論(1)

第4回 報告と議論(2)

受講生による報告と議論(2)

第5回 報告と議論(3)

受講生による報告と議論(3)

第6回 報告と議論(4)

受講生による報告と議論(4)

第7回 報告と議論(5)

受講生による報告と議論(5)

第8回 報告と議論(6)

受講生による報告と議論(6)

第9回 報告と議論(7)

受講生による報告と議論(7)

第10回 報告と議論(8)

受講生による報告と議論(8)

第11回 報告と議論(9)

受講生による報告と議論(9)

第12回 報告と議論(10)

受講生による報告と議論(10)

第13回 報告と議論(11)

受講生による報告と議論(11)

第14回 報告と議論(12)

受講生による報告と議論(12)

第15回 まとめ

半期のまとめと総括。