トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 現代東アジアの国際関係
   International Relations of Modern East Asia
授業科目区分
法学部専門教育科目・学際科目
担当者 伍 躍(教授)
グレード G2
テーマ 東アジアの現状と行方

キーワード 国際関係,国際政治,外交,東アジア,日本,朝鮮半島,韓国,北朝鮮,中国,台湾
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
3年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要 国際関係とは、国家と国家の間、または国家とその他の国際的な主体との間、ないし異なる国際的な主体の間に生じるさまざまな関係を指す。このように、国際関係とは、政治的、経済的、文化的、軍事的な関係性を含む二国間関係から多国間関係までを包括する概念である。これらを科学的な考え方の枠組みに基づいて分析するのは国際関係論である。
21世紀の現在において、日本とアジア諸国との関係は、もはや「日本とアジア」ではなく、「アジアのなかの日本」ととらえるべきであろう。両者の関係は、雁行状態の経済発展モデルで示されたような縦の関係ではなく、深い相互依存で結ばれた横の関係に急速に変わりつつある。
こうしたなかで、日本の将来は、中国をはじめとするアジア諸国との関係抜きに、すでに語れない。それは、たとえば欧米重視かアジア重視かといった選択の問題ではなく、所与の事実、すなわちすべての議論をそこから始めなければならない前提の問題になっている。日本の若者が、就職先を日本国内ではなく中国、韓国、東南アジア、あるいはインドにいきなり求めるという日も決して遠い将来のことではないかもしれない。
本授業では、政治の経済と関係に着目して、まずは戦後の東アジアにおける国際秩序の形成について説明し、その後、「領土問題」ような身近な話題を通して、東アジアにおける中国、朝鮮半島と日本との関係の歴史と現状を検証し、その行方について考えたい。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 法学部が開講する専門教育科目・学際科目の講義科目。
この科目は、法学部の「学位授与の方針(DP)」に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。
 3. グローバル化する現代社会の一員として、他者と協調・協働できる能力を身につけている。
学修の到達目標 この授業の到達目標は以下のように設定する。
①学生は新聞の国際面で取り上げられる東アジアにおける中国、朝鮮半島と日本の相互関係の歴史と現状を複眼的に観察することができる。
②政治学・国際関係学などの知識に基づいて現代東アジアにおける国際秩序の形成とその概要を概ね論理的に説明することができる。
授業の方法 ①授業の前に、講義要点や資料をまとめたプリントをIt's Classにアップして配布するが、それををもとに、ICTを活用して資料を提示し、口頭での講義を中心に、授業を進める。
②ノートをしっかりとってもらいたい。出席は毎回とる。
③授業中、適宜、指名して口頭もしくは文書で講義内容への反論や感想を求め、双方向の授業方法を取り入れて、「一方通行」のような講義はなるべく回避したいと考えている。
④授業中にて指示(または配布)した資料を利用して復習/予習をしてもらう。
授業外の学修(予習・復習等) 指定した参考書を利用して、予習と復習を行う。
テキスト・参考書 教科書なし。
参考書
①五百旗頭真編『戦後日本外交史(第三版補訂版)』、有斐閣、2014年
②高坂正尭『国際政治―恐怖と希望』、中公新書、108、1966年
成績評価の基準・方法 基本知識の有無、理解力、思考力に重点を置いて、授業への貢献度と期末試験の成績をもとに総合的に判断する。
 例えば、小テスト(50%)と期末試験(50%)で評価する。詳細については、授業中にて説明する。
履修上の注意事項など 本授業を通じて、現代東アジアの国際関係への理解を勉強するのは、諸君自身である。そのため、以下の諸点を心がけてほしい。
①積極的に出席し、ノートをとること。
②It's Classにアップしている講義要点や資料をまとめたプリントをダウンロードして印刷し、持参して授業に臨むこと。
③授業中にて傾聴すること。
④担当教員への質問や論争を大歓迎すること。
⑤私語を禁止すること。
この科目の履修にあたって 法学部専門教育科目の国際法系/政治学系の科目の履修を薦める。
オフィスアワー 木 12:10~13:00 国際部(E号館1階) 授業の質問、大学院進学(文系)
火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 


第1回 授業ガイダンス

趣旨説明・「国際関係」と「東アジア」・アンケート

第2回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅰ

現代東アジア国際秩序の形成(1)

第3回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅱ

現代東アジア国際秩序の形成(2)

第4回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅲ

現代東アジア国際秩序の形成(3)

第5回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅳ

現代東アジア国際秩序の形成(4)

第6回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅴ

現代東アジア国際秩序の形成(5)

第7回 現代東アジア国際関係の形成と展開Ⅵ

現代東アジア国際秩序の形成(6)

第8回 東アジアの域内交渉Ⅰ

東アジアの領土問題(1):近代国際法

第9回 東アジアの域内交渉Ⅱ

東アジアの領土問題(2):日中(その1)

第10回 東アジアの域内交渉Ⅲ

東アジアの領土問題(3):日中(その2)

第11回 東アジアの域内交渉Ⅳ

東アジアの領土問題(4):日韓

第12回 東アジアの域内交渉Ⅴ

東アジアの領土問題(5):日露

第13回 東アジアの域内交渉Ⅵ

東アジアの多国間外交(1)

第14回 東アジアの域内交渉Ⅶ

東アジアの多国間外交(2)

第15回 まとめ

総括・アンケート
(東アジア関連の重大事件の発生、授業の進捗状況、受講生の理解度と反応に応じ、上記の授業計画を調整することもありうる)。