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    授業内容詳細

 社会調査論Ⅰ
   
授業科目区分
法学部専門教育科目・学際科目
担当者 乾 順子(准教授)
グレード G2
テーマ 社会調査について学び、質問紙調査票の作成とデータの収集を行う。
キーワード 社会調査,国勢調査,仮説,データの整理
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 この授業では、国勢調査をはじめとする政府・地方自治体による行政調査をはじめとする社会調査につき、その歴史、種類、調査倫理、手法等について解説します。調査プロセスについては、仮説の構築、調査の設計、調査票の作成、実施、分析手法までを学びます。実際に質問文と選択肢を作成し、調査票にまとめます。この一連の流れを学ぶことは、市民として、社会人として生きていく際に活きるはずです。
履修条件 秋学期に開講する社会調査論Ⅱと連続して履修することを前提とします。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 法学部専門教育科目の1つです。2,3,4年生を対象とします。
学修の到達目標 社会調査とはどのようなものかが分かり、代表的な調査とその特徴を理解する。
質問紙調査票(アンケート調査票)をグループごとに実際に作成し、得られたデータから何が分かるかをレポートにまとめる。
社会科学に関する資料・情報の整理・分析を行い、明らかにしたい問いを見出すことができるようになることを目指す。

授業の方法 講義とグループワーク、実習を行います。個人で調べたり、グループで意見を交換しあったり、発表してもらうこともあります。また、講義内容について、順番・内容の変更もあり得ます。発表や提出された課題に対するフィードバックは授業内で行います。
授業外の学修(予習・復習等) 社会問題に関する情報を広く新聞・テレビなどのメディアから取り入れておいてください。その際その情報を鵜呑みにするのではなく、その出典、根拠を調べてみましょう。特にデータが示されている場合は、その出所、調査の概要についても確認してください。

テキスト・参考書 『新・社会調査へのアプローチ―論理と方法』 大谷信介、後藤範章、小松洋、木下栄二、2013年、ミネルヴァ書房
『政策リサーチ入門―仮説検証による問題解決の技法』伊藤修一郎、2011年、東京大学出版会
成績評価の基準・方法 授業への積極的参加の程度(30%)、期末レポート(70%)によって評価します。
履修上の注意事項など 身のまわりの出来事、社会での出来事について、常に興味をもち、疑問や違和感を感じることがあれば、心に留めておくようにしてください。ニュース等にも積極的に触れ、その出典、根拠を調べるように努めてください。
この科目の履修にあたって 社会調査について学ぶことにより、仮説検証による問題解決の方法を身に付けることができます。世の中に流布している言説が妥当であるのか、そうでないのかをデータをもとに実証できることは、今後社会人として生きていくうえで大いに役立つでしょう。

オフィスアワー 木 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、数学の基礎、公務員試験対策


第1回 ガイダンス:社会調査とは

社会調査とは何か、これからの講義の進め方を説明する。

第2回 社会調査の種類

国勢調査や自治体の調査など社会調査の歴史と概要について講義する。

第3回 社会調査の一般的手順

社会調査の一連の流れについて説明する。調査倫理についても解説する。

第4回 社会調査の企画・設計

社会調査の企画・設計について、問題意識の持ち方等も含めて説明する。

第5回 問題意識の絞り込み(文献検索等による)

各自が文献検索を行い、自らの関心のある問題を発見する。

第6回 先行研究のレビュー

発見した問題意識、問いに関する先行研究をまとめる。

第7回 調査のテーマ設定(グループワーク)

グループに分かれて調査テーマのすり合わせを行う。各自がまとめた先行研究を参考にする。

第8回 仮説の検討

仮説の立て方の説明を行う。

第9回 仮説の検討

各自が検証する仮説をたてる。

第10回 質問文の作成

質問文と選択肢を考える。タブルバーレル、キャリーオーバーなどについて理解する。

第11回 質問文の作成

質問文と選択肢を考え、ワードで文章化する。

第12回 調査票の作成

グループの調査票を作成する。

第13回 調査票の作成

グループの調査票を完成させる。

第14回 調査の実施・回収

調査データの論理チェックを行う。(非該当、無回答、複数回答など。)

第15回 度数分布表とクロス表分析

データ分析の基礎となる度数分布とクロス表分析について理解する。