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    授業内容詳細

 国際政治思想
   International Political thought
授業科目区分
法学部専門教育科目・政治学系
担当者 河野 秀壽命(講師)
グレード G3
テーマ 現代世界政治の基本構造を如何に理解するのか
キーワード 国家主権,パワー・ポリティクス,勢力均衡(バランス・オブ・パワー),トランス・ナショナリズム,グローバリゼーション,自由主義理論,E・H・Carr,リアリズム
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生)
3年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要 今日の日々の生活は世界政治・経済の動向と密接不可分に連動している。グローバル経済・金融の拡大深化は、世界政治その理解なくてはわれわれの行動はなり立たない。現状の理解とは、それを作り上げた歴史過程、殊に思想に依存する。本講義では学生諸君に規範的な歴史知識・概念から始めて今日の世界政治状況の理解が可能になるべく教授していく。
履修条件 法学(憲法・法思想史)、政治学(政治思想史、政治学原論)、経済学(国際経済、経済史)併行、既習をその条件とする。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 何らの世界政治の専門知識なく講義を受けてください。講義の過程に理解可能になるべく工夫をして講義を行います。
学修の到達目標 講義聴き終われば世界の今、問題点の概要がわかるようになるようにしたい。
授業の方法 講義を主とするが、講師の一方的な発言が占める形態を避け、学生の発言、意見を求め、ディベートの機会を与えますので、積極的に授業参加して下さい。
授業外の学修(予習・復習等) 新聞・テレビ等の報道を丹念に読み聞いて下さい。
テキスト・参考書 テキストは無し。参考書としては、E・H・カー『危機の20年』、H・モーゲニソー『国際政治』、ヘドリー・ブル『国際社会論』、K・N・ウォルツ『人間、国家、戦争』
成績評価の基準・方法 期末試験(50%)、小レポート(10%)、授業でのコメント、ペーパー(20%)、ディベート力(10%)、コミュニケーション能力(10%)等の総合評価を行う。
履修上の注意事項など 講義に出席し真剣に聞いて下さい。講義での私語・居眠りはことに厳禁です。
この科目の履修にあたって なし
オフィスアワー


第1回 はじめに

社会科学の性格と「人間観」について

第2回 第1章 現代世界政治の基本構造①

20Cの二つの世界大戦による国際関係の変容について

第3回 第1章 現代世界政治の基本構造②

国際政治の認識する理論枠組

第4回 第1章 現代世界政治の基本構造③

国際政治の変化―トランス・ナショナリズム・グローバリズム

第5回 第2章 国際政治へのアプローチ理論①

前提となる重要な概念について

第6回 第2章 国際政治へのアプローチ理論②

伝統的理論の形成 第一次大戦の影響(E・H・カーの理論形成)

第7回 第2章 国際政治へのアプローチ理論③

自由主義理論から現実主義理論へ―二つの枠組

第8回 第2章 国際政治へのアプローチ理論④

世界システム論―世界資本主義体制による貧困・格差への対応

第9回 第2章 国際政治へのアプローチ理論⑤

国際秩序の原則 “ヘゲモニー国家”から“バランス・オブ・パワー”原則へ

第10回 第3章 近代国際政治秩序の成立過程①

中世的秩序から“西欧国家システムの形成”

第11回 第3章 近代国際政治秩序の成立過程②

パックス・ブリタニカの歴史

第12回 第3章 近代国際政治秩序の成立過程③

パックス・アメリカーナの外交 アメリカ外交の根本的理念(孤立主義、介入主義)

第13回 第3章 近代国際政治秩序の成立過程④

アメリカの東アジア外交の特徴―道徳主義に基づく介入拡大の悲劇―

第14回 つづき

ベトナム戦争、冷戦終結、単独行動主義の破綻

第15回 おわりに

日本は世界政治において如何なる役割を果たすべきか。