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    授業内容詳細

 子どもと法
   Children and Law
授業科目区分
法学部専門教育科目・学際科目
担当者 丹羽 徹(講師)
グレード G2
テーマ 現代の子どもを取り巻く社会と法
キーワード 成長発達,子ども,未成年,少年,少年事件,子どもの権利条約,教育,親子,学校
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 選挙権年齢の18歳への引き下げにともなって、成年と未成年との区別、そこでの取り扱いの違いなどが大きな関心をよびました。子ども(未成年)は大人(成年)とどこが同じで、どこが違うのか。同じなのに違って扱っていいのか、あるいは違っているのに同じように扱っていいのか。子どもは発達途上といわれるから、その発達段階はどう考えたらいいのか。このような子どもの特性に合わせた制度はどうなっているのか。このことを法制度の面から、法は子どもとどのように向き合うべきなのかを考えます。
一般的な法のあるべき形を検討した後、子どもが生活する空間をいくつかに分類しながら個別の方がどのようになっているのかを見ていきます。
履修条件 とくに条件は設けません。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 憲法、行政法、民法、刑法、刑事訴訟法、社会法など他の法分野にまたがる内容を持っており、それぞれの法分野への架け橋となる側面と、各法分野を深めるという側面とを持ち合わせています。将来、子どもとかかわることが少なくありませんから、すべての学生が身に着けておくことが望ましい科目です。
学修の到達目標 子どもを成長発達段階の中に位置づけ、保護と自立・自律という観点から現行の法制度を批判的に見ることができることを目標にしています。
授業の方法 テキストを使用しながら、講義形式で進めます。なるべく多くの質問を投げかけ、応答を求めます。
授業外の学修(予習・復習等) テキストには事前に必ず目を通してくること。レポート課題を適宜課すので各自調べ、まとめてくること。
テキスト・参考書 テキスト:丹羽徹(編)『子どもと法』法律文化社、2016年
参考文献はテキストに記載されているもののほか、必要に応じて適宜指示します。なお、NICE PORTALにも掲載します。
成績評価の基準・方法 期末試験は行わず、小テストを数回実施します。またレポート課題を課します。小テスト60% レポート40%で評価します。評価の基準は、課題に適切に対応していること、自らの意見を相対化し、客観化したうえで提示できていること(単なる感想ではないこと)、説得力があることなどです。
履修上の注意事項など とくに注意事項はありませんが、複数の法領域にまたがりますので、六法を持ってくるようにしてください。
この科目の履修にあたって だれでもが通過してきた子ども期です。あらためて振り返えるきっかけとしてもこの講義を利用してください。
オフィスアワー


第1回 子どもと法・概説①

子ども期と法
子どもの人権を考える

第2回 子どもと法・概説②

「子ども」を法はどのように定めているか

第3回 子どもと法・概説③

国際化と子ども

第4回 家庭と子ども①

親子関係の成立。

第5回 家庭と子ども②

医療技術の発達と親子関係 

第6回 家庭と子ども③

親権の範囲はどこまで及ぶか

第7回 福祉と子ども

子どもの福祉を考える

第8回 学校と子ども①

学校は何のためにあるのか

第9回 学校と子ども②

教育を受ける権利とは何か

第10回 学校と子ども③

障害のある子どもの教育を受ける権利を考える

第11回 学校と子ども④

いじめ、体罰を考える 

第12回 少年非行を考える

少年非行の手続きと処遇

第13回 子どもの貧困

子どもの貧困への対処は

第14回 国際社会と子ども

子どもの権利条約と世界の子ども

第15回 子どもと未来

「未来への責任」を考える