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    授業内容詳細

 地域生活と法
   Community and Law
授業科目区分
法学部専門教育科目・学際科目
担当者 西脇 邦雄(教授)
グレード G3
テーマ 新しい人権の流れ
キーワード 障がい者差別解消法,ソーシャルインクルージョン,障がい者への合理的配慮,部落差別解消法,ダイバシティ,大阪府府民意識調査,男女雇用均等法,男女共同参画社会,外国籍住民との共生,スポーツと人権
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
コース 2年生 (法)公務員コース基本科目(2011年度以前入学生),(法)生活環境コース基本科目(2011年度以前入学生)
3年生 (法)公務員コース基本科目(2011年度以前入学生),(法)生活環境コース基本科目(2011年度以前入学生)
4年生 (法)公務員コース基本科目(2011年度以前入学生),(法)生活環境コース基本科目(2011年度以前入学生)

授業の目的及び概要 行政が大学を地域の資源として見直し、大学も地域連携の重要なパートートして相互に連携することが教育、研究活動にとって重要になりつつある。八尾市の職員との共同研究の場としても活用されていたこの授業は、八尾市の担当、地域で活動されている市民、本学の教員、学生が共通の問題意識で議論する貴重な場でもある。
 今年度のテーマは、新しい人権の流れ。一億総活躍社会を目指す政府の民間議員となった菊池桃子さんは、総活躍社会を補う言葉としてソーシャルインクルージョン(社会的包摂)、多様性の理解(ダイバシティ)を訴えられた。このような視点から、我が国における障がい者差別、部落差別、女性、外国籍住民をめぐる人権状況を明らかにし、課題と施策について検討する。
履修条件 先行履修科目は特に指定しない。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  G3 2.3.4回生が対象。 DPとの関連では以下が参照される。
1. 自由、平等、民主主義などの価値原理を基礎とする、法と政治に関する基本的専門知識を体系的に理解している。
2. 個人から国家に至るまで当事者の間で発生する諸課題を理解し、法的知識・技能をもとにして、多様な価値観や利害関係に適した解決策を考える力を身につけている。
3. グローバル化する現代社会の一員として、他者と協調・協働できる能力を身につけている。
4. 論理的な思考力と豊かな表現力とともに幅広い教養および実践感覚を身につけている。
CPは、法学部専門教育科目、学際科目の位置づけです。
学修の到達目標 我が国における障がい者差別、部落差別、女性、外国籍住民をめぐる人権状況を明らかにし、課題と施策について検討する。専門性としては、憲法11条の基本的人権の発展及び国連における国際人権規約、また憲法13条の幸福追求権をもとに人権概念が発展させられてきたが、今日的法理論を考察する内容となる。
また、基本的人権に関する憲法規定と障がい者差別解消法、部落差別解消法、男女雇用均等法、男女共同参画社会推進法、難民条約批准と内外人平等の法改正など、個別法の制定経過、その内容について検討し、人権施策がどのように展開されているかを学ぶ。
健全な市民社会の形成と我が国の国際化にとってこれからの社会人が身につけるべき不可欠のジェネリックスキルとなる。
授業の方法 障がい者差別、部落差別、女性の人権、外国籍住民の人権それぞれについて専門の研究者や当事者からの現状を聴く機会を重視して、オムニバス形式の授業とする。
パワーポイントの資料、 DVDを使用する。毎回のコメントシートでの理解度のチェックと質問への回答を行い理解を深める。
授業外の学修(予習・復習等) 各講師の用意する資料を復習し、基本的人権の概念の発展、現実に生じている問題への対応を理解してほしい。
テキスト・参考書 各講師のレジュメ、参考資料を配布する。
成績評価の基準・方法 コメントシートの提出による理解度のチェックと質問などの授業参加の積極的姿勢(50%)およびテーマを定めて小論文のテストを実施(50%)によって評価する。
履修上の注意事項など 外部講師の招聘を行い、市民聴講生と学ぶ場ですので、遅れてきた際の入室のマナーなどに気をつけてください。
この科目の履修にあたって ソーシャルインクルージョンとダイバシティの考え方が企業活動、経営の上でも重要であり、また、スポーツの分野においても重要になっている。この意味を理解するように学んで欲しい。
オフィスアワー 水 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、キャリアと進路


第1回 ガイダンス

今日の人権の課題を理解するために、様々な人権状況のデーターを概括的にみる。

第2回 障がい者差別解消法とは

障がい者差別解消法の制定と意味、合理的配慮について

第3回 八尾市の人権尊重のまちづくり

八尾市の人権施策の現状と課題

第4回 部落問題入門

部落差別の現状、結婚、就職での差別事件の現状、大阪府民の意識調査

第5回 結婚差別と人権

結婚差別の現実を踏まえてどう考えるか

第6回 地域福祉と人権

地域福祉活動と人権課題について

第7回 国際的な視点から考える人権

国際的な人権の考え方

第8回 不思議な部落問題

いまだ解決しない部落問題、差別の本質や社会運動のあり方を問う

第9回 八尾のまちづくりと人権

被差別地域での学生や若者の参加するまちづくりの取り組み

第10回 学校における人権教育

八尾市における人権教育の現状と課題

第11回 スポーツと人権

japanese onlyの横断幕を巡ってサッカーの試合が無観客試合をいう裁定を受けた。人種差別や民族差別にサッカーの国際連盟は非常に厳しい態度で臨んでいる。その背景を理解し、スポーツと人権について考える。

第12回 在日コリアンと人権1

在日コリアンの歴史を知り、定住外国人としての理解を深める。

第13回 在日コリアンと人権2

在日コリアンを取り巻く人権状況と課題について理解し、共生社会について考える。

第14回 外国籍の子どもたちの教育

日本語教育の課題と取り組み

第15回 まとめ

レポート作成