トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 資金決済法 〈手形法Ⅰ〉
   Promissory Notes and Payment System
授業科目区分
法学部専門教育科目・企業法系
担当者 金田 充広(講師)
グレード G3
テーマ 手形・小切手法における基本の習得と発展的学習
キーワード 基本手形,振出,裏書,善意取得,人的抗弁,支払,遡求,電子記録債権
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 手形法を中心に講述します。手形は商人の資金決済手段として広く利用されている有価証券です。転々流通することが予定されています。抗弁が裏書により承継され取得者に対抗できるとするならば、手形を取得した者が不測の損害を蒙るおそれがあり、手形の流通が阻害されます。人的抗弁の制限は手形の流通保護には欠かせない制度です。無権利者からの手形譲受人の保護に関する善意取得も重要です。講義では、手形法の基本的な法律関係を説明するとともに、判例を素材として条文がどのように解釈適用されるのかということを理解できるように説明します。
履修条件 -
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 民法の関連科目、特に、民法総則と債権法を履修済であることが望ましい。
学修の到達目標 手形・小切手法における基本的な法律関係を理解できようになることが重要です。資金決済法を受講すること、特に、手形法に関する判例を読む練習をすることにより、事件の概要を把握しそこに適用される法律の適用を論理的に考え理解することを目標とします。
授業の方法 講義形式で行います。判例の解説を織り込みながら進めます。
授業外の学修(予習・復習等) 講義において説明する事件について、事実の概要・判旨および解説をあらかじめ読んでおくようにしてください。
テキスト・参考書 『手形小切手判例百選 第7版』神田秀樹・神作裕之 編(有斐閣 :2014)
参考書:『商法Ⅲ 手形・小切手 第4版』大塚龍児・林竧・福瀧博之(有斐閣 :2011)
    その他適宜紹介する。
    配布するプリントを参考にする。
成績評価の基準・方法 定期試験100%
履修上の注意事項など 条文を丁寧に読むことを心がけてください。六法は必携です。
この科目の履修にあたって 手形法を理解できるように丁寧に説明します。具体的な事案における条文の解釈適用など講義内容を確実に修得できるようにしてください。
オフィスアワー


第1回 はじめに、手形・小切手の意義・機能①

授業の概要
有価証券としての手形・小切手
手形・小切手の機能

第2回 手形・小切手の意義・機能②

手形・小切手の使い方
送金・取立の手段

第3回 手形行為①

手形行為の特性
手形理論

第4回 手形行為②

他人による手形行為

第5回 手形行為③

手形行為と表見代理

第6回 手形行為④

手形行為の無権代理
手形の偽造

第7回 手形の振出

基本手形
振出の意義・効力

第8回 白地手形

白地手形の意義
不当補充

第9回 手形の裏書①

裏書の意義・方式、裏書の効力

第10回 手形の裏書②

善意取得

第11回 手形の裏書③

手形抗弁、人的抗弁、後者の抗弁

第12回 手形の裏書④

特殊の裏書

第13回 手形の支払①

満期・満期以外における支払

第14回 手形の支払②

遡求

第15回 手形の喪失・時効、まとめ

公示催告・除権決定と手形法の時効、試験の準備