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    授業内容詳細

 西洋政治史Ⅰ
   Western Political History Ⅰ
授業科目区分
法学部専門教育科目・政治学系
担当者 寺尾 信昭(講師)
グレード G3
テーマ 十九世紀、中・東欧ユダヤ人から見たヨーロッパ
キーワード 中・東欧ユダヤ人,同化,シオニズム(ユダヤ民族主義),第一次世界大戦,十九世紀の自由主義,ユダヤ人解放,反ユダヤ主義
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
コース 3年生 (法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要 この授業では、ユダヤ人を解放した十九世紀の自由主義から、どのようにして人種的反ユダヤ主義(ナチス・ドイツのニュルンベルク法)が誕生したかを講義する。中・東欧にしろ、ユダヤ人にしろ、受講生にとってはなじみが薄いでしょう。その意味ではハードルが高いと思いますが、テキストを参照する計三回の小テストで文章力が身に付く。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 十九世紀の自由主義はユダヤ人を受容した。当時のキリスト教ヨーロッパにとって、ユダヤ人は異文化の代表でした。異文化を認めることは、二一世紀の国際社会を生きる学生にとっての基本的素養です。


学修の到達目標 受講生は、移動労働力(移民)としての「ユダヤ人」と、ロシアや中・東欧地域の関係を理解できる。
授業の方法 授業形態は講義。ICTを利用しない。授業の最後に、質問があれば答えます。授業時に指摘した頁は要チェック。五週目ごとに授業のまとめ(小テスト二問、60分)を三回実施し、フィードバックする。計六問の中から学期末試験(二問、60分)を出題する。



授業外の学修(予習・復習等) 次回の授業範囲を、二時間以上かけて予習し、専門用語の意味をネットで検索しておくこと。
テキスト・参考書 プレプク・アニコー著『ロシア、中・東欧ユダヤ民族史』(彩流社、2009年)
テキスト中心の授業です。小テスト及び学期末試験は、テキストのみ持ち込み可。
成績評価の基準・方法 小テスト六問(30点満点)に学期末の筆記試験(70点満点)を加算して、総合点とする。テキストは必携。



履修上の注意事項など 国際政治や歴史に関連する科目を履修することが望ましい。教育実習ないし公的な理由で小テストが受けられなかった受講生は、再テストします。
この科目の履修にあたって 当方はハンガリーを専門とする。昨今の中・東欧のポピュリズムは、中東からの難民問題を「ユダヤ人の陰謀」と捉えている。
オフィスアワー


第1回 離散ユダヤ人

離散ユダヤ人とは何か(ガイダンス)第1章
ユダヤ人と高利貸について

第2回 中世ポーランド

中世ポーランド王国のユダヤ人 第2章
ポーランド・ウクライナへの人口移動

第3回 アレンダ制度

ユダヤ人とアレンダ制度 第2章
ポーランド農業とアレンダ・ユダヤ人

第4回 解放論議1

啓蒙主義とユダヤ人解放論議 第3章
十九世紀の自由主義と身分制

第5回 まとめ

第1回から第4回までのまとめ

第6回 解放論議2

ドイツにおけるユダヤ人解放論議 第4章
ドイツの近代化とユダヤ人解放

第7回 解放論議3

ハプスブルク帝国のユダヤ人解放論議第4章
ヨーゼフ二世の寛容令とユダヤ人

第8回 解放論議4

ロシアにおけるユダヤ人解放論議 第5章
強権的同化政策

第9回 同化

ハンガリーにおけるユダヤ人解放論議 第6章
ハンガリーの近代化とユダヤ人の同化

第10回 まとめ

第6回から第9回までのまとめ

第11回 反ユダヤ主義1

ロシアにおける反ユダヤ主義 第8章
国家主導の反ユダヤ主義

第12回 反ユダヤ主義2

中欧における反ユダヤ主義(ドイツ、オーストリア、ハンガリー)第7章
経済的観点からの反ユダヤ主義

第13回 シオニズム

シオニズム 第9章
ユダヤ民族主義とヨーロッパからの脱出計画

第14回 まとめ

第11回から第13回までのまとめ

第15回 総括

春学期の授業の総括