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    授業内容詳細

 労働契約法
   Labor Contract Law
授業科目区分
法学部専門教育科目・社会法系
担当者 オランゲレル(烏蘭格日楽)(教授)
グレード G3
テーマ 労働契約法の全体の概観をしたうえで、労働契約の締結から終了にいたる過程で発生する労働契約をめぐる法的問題を学習する。
キーワード 労働契約法,労働条件の決定・変更,労働契約の成立,労働契約の展開,有期労働契約,労働契約の終了
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
コース 3年生 (法)現代社会キャリアコース基本科目(2015年度以降入学生),(法)ビジネスローコース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (法)現代社会キャリアコース基本科目(2015年度以降入学生),(法)ビジネスローコース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要  労働契約法は労働基準法とともに個別的労働関係法の中核をなす法律である。2007年に制定された労働契約法は、労働者個人と使用者の間における労働契約についての基本的なルール、すなわち、契約関係の成立、展開、終了に関する労働法上の原則(理念)と規範(ルール)を定めた法律である。制定法上の「労働契約法」は、わずか22条の小さな法律であり、労働関係上の権利義務関係に関する法理論の形成は、判例法理に委ねられているといえる。本授業では、単なる条文暗記や条文解説ではなく、法の趣旨目的、その背景にある理念、さらに、法律上の制度および判例法理等の学修を通して、労働契約法の基本的な知識と思考枠組みを習得することを目的とする。
 
履修条件 特にありませんが、本授業では、皆さん自身の十分な予習および復習を前提に進めることや授業内課題などを取り入れる予定であるため、学習意欲の高い学生の履修を期待する。
科目の位置づけ(DPとの関連) ・法学部専門教育科目・社会法体系である。
・現代社会キャリアコース、ビジネスローコースの基本科目である。
・労働法分野における基礎をなす科目である。「労働基準法」、「労使関係法」、「雇用政策法」の授業とあわせて受講することで、労働法という専門領域の内容を体系的に学習することができる。
・労働契約法を学ぶことは、働く者が自らの立場を守るために不可欠な知識である。他方、企業にとっては、労働者とのトラブルをさけ、信頼に基づいた労働関係を構築することによって、企業経営をスムーズに行っていくことができるであろう。

学修の到達目標 ・労働契約関係をめぐる基本的な労働問題を理解し、法的に考えるための基礎知識を習得することができる。
・それを通じて、具体的問題の解決方法を考える力を身につけることができる。
授業の方法 ①講義形式で行うが、授業内課題なども適宜取り入れる予定である。
・毎回レジュメおよびパワーポイントを用いて解説する。
・レジュメについては、事前にラーニングポータルでアップする。受講生においては、第2回目以降、各自で事前にラーニングポータルよりレジュメをプリントアウトして、予習しなければならない。
②授業期間中に数回の小テストを予定している。小テストの結果については講評する。
③毎回、コメントシートを書いてもらう。そのなかで、授業内容に関する質問に対しては次の授業で解答する。
授業外の学修(予習・復習等) 授業は、皆さん自身の十分な予習と復習を前提として進んでいきます。そのため、受講生に対しては、①事前にレジュメにを用いて予習すること、②授業後、レジュメ、ノートおよび参考書をもとにしっかり復習することが求められます。
テキスト・参考書 <テキスト>
 指定しない。
 なお、六法を持参しなければならない。
<参考書>
・菅野和夫『労働法〔第11版補正版〕』(弘文堂、2017年)
・西谷敏『労働法〔第2版〕』(日本評論社、2013年)
・川口美貴『基礎から学ぶ労働法』(信山社、2016年)
・大内伸哉『最新重要判例200 労働法〔第5版〕』(弘文堂、2018年)
・その他、『労働法』の教科書
成績評価の基準・方法 授業への積極的参加度30%(小テストやコメントシートなど)、期末試験70%で評価する。
この科目の履修にあたって ・日ごろから、雇用問題に関するニュース等に接することや、各自のアルバイトの経験などで遭遇する法的問題について意識することが授業の理解に役に立つことになる。
・「労働基準法」、「労使関係法」、「雇用政策法」の授業とあわせて受講することが望ましい。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 イントロダクション

・授業のガイダンス
・労働契約法Q&A

第2回 労働契約法総論

・労働契約の全体像
・労働契約の基本原則
・当事者たる「労働者」、「使用者」

第3回 労働契約の成立

・採用内定
・労働条件の明示
・試用期間

第4回 人事①

・労働契約当事者の権利義務
・昇進・昇格・降格

第5回 人事②

・配転・出向・転籍
・教育訓練
・休職

第6回 人事③

・企業秩序と懲戒処分

第7回 労働条件の決定・変更①

・労働条件の決定・変更システム
・就業規則

第8回 労働条件の決定と変更②

・就業規則による労働条件の決定と変更
・労働契約による労働条件の決定と変更

第9回 労働契約の終了①

解雇によらない労働契約の終了

第10回 労働契約の終了②

解雇①

第11回 労働契約の終了③

解雇②

第12回 非正規雇用①

・有期労働契約

第13回 非正規雇用②

・パートタイム労働

第14回 非正規雇用③

・労働者派遣

第15回 まとめ

授業内容の復習、質疑応答など