トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 国際法概論
   
授業科目区分
法学部専門教育科目・国際法系
担当者 櫻井 利江(教授)
グレード G2
テーマ 国際(公)法の基礎を学ぶ
キーワード 国際法,条約,国家,国際慣習法,領域,外交関係
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (法)現代社会キャリアコース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生)
3年生 (法)現代社会キャリアコース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生)
4年生 (法)現代社会キャリアコース基本科目(2015年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2015年度以降入学生)

授業の目的及び概要 本科目では基本的権利および自由の概念が歴史的にどのように発展し、今日、国際的に保障されるようになったのか、その歴史的経緯について、次に、国際社会の主要な主体である国家とは何か等をはじめ、国際法原則の概観を学ぶ。
履修条件 -
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 国際社会と法に関する幅広い知識を体系的に習得し、国際社会の仕組み等についての深い理解とリーガルマインドを培うことができる。
国際社会に関する幅広い教養をもとに、多様な文化的・歴史的背景を持つ国際社会の理解に努め、自立した市民として活動することができる。
学修の到達目標 ①国際法の規律対象である国際社会について理解する。
②国際法の具体的内容(存在形態)を理解する。
③人権概念に関する発展の経緯、国際的保障の仕組みを把握する。
④国家の成立とその基本的権利義務について習得する。
⑤空間秩序に関する基礎知識等を習得する。
⑥国際紛争処理の方法、紛争解決プロセス等について理解する。
授業の方法 講義形式で授業を進める。
講義レジュメについては毎回、事前に学内ネットワークシステム(it's class)にアップロードするので、履修者は毎週講義に先立ち、レジュメをダウンロードして用意すること。講義ではパワーポイントを使用する。
なお、授業計画は一応の目安であり、授業の進行状況に照らし、適宜変更することがある。
授業外の学修(予習・復習等) 予習については,講義レジュメに記載された関連事例について,判例解説等の資料にもとづき,事実関係,争点等をあらかじめ把握することができれば,講義の際,内容についての理解を深めることができる。 
復習については,講義レジュメを参考に,テキスト,参考文献,資料等を精読することにより,講義で学習した内容を確かめておくことが望ましい。
テキスト・参考書 テキスト 杉原高嶺『基本国際法講義 第二版』 (有斐閣、2014)
参考書として『解説条約集』(三省堂),『ベーシック条約集』(東信堂)または『国際条
約集』(有斐閣)のいずれか1冊を準備できれば、学習上望ましい。 
その他の参考文献については,各講義またはレジュメを通じて適宜指示する。

成績評価の基準・方法 定期試験および小テストにより成績評価を行う。
定期試験80%、 学習の達成度と理解の正確度を評価する。
小テスト20%。
履修上の注意事項など -
この科目の履修にあたって -
オフィスアワー 金 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、レポート作成支援、メンタル支援


第1回 イントロダクション

授業の目的、授業の進め方、成績評価の方法など、授業の概要を説明する。

第2回 国際法とは何か(国際法の基本構造)

国内社会と国際社会における法による規律にはどのような違いがあるのかについて検討する。

第3回 国際法の法源

国際法の法源(条約・慣習法等)、国際法規の効力関係について検討する。

第4回 国際法(条約)の成立方法

国際法はどのように作られるのだろうか。国際法のなかでも成文法である条約を取り上げ、その成立方法について学ぶ。

第5回 国際法の主体

国際法における主体とは何かについて、検討を行う。

第6回 国際法における個人

個人の国籍とその決定、法人の国籍について検討を行う。

第7回 国際法と国内法との関係

国際法と国内法はどのような関係にあるのか。具体的な事例を用いて検討する。

第8回 国家の成立と変動

国家とは一体何なのだろうか。国家の構成要素、国家承認、政府承認といった概念についても検討する。

第9回 国家の権利義務

国家の基本的権利義務、特に主権を中心に検討する。

第10回 国家の管轄権

国家管轄権とは何か。属地主義や属人主義の概念について検討する。

第11回 国家領域(1)

国家の領域はどのようなものなのか。国家領域の構造について検討する。

第12回 国家領域(2)

国家の領域はどのように確定するのか。領域権原の取得について検討する。

第13回 海洋法

国際法の中で海洋法と呼ばれる分野の基礎的な問題について検討する。

第14回 国際関係における国家機関

外交・領事関係について検討を行う。

第15回 授業の総括

授業内容全体の総括を行う。