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    授業内容詳細

 刑事裁判と法 〈刑事訴訟法Ⅰ〉
   〈Criminal Procedure Law Ⅰ〉
授業科目区分
法学部専門教育科目・刑事法系
担当者 大場 史朗(准教授)
グレード G3
テーマ 刑事手続の基礎
キーワード 刑事手続法,日本国憲法,原理と原則,歴史研究
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
コース 3年生 (法)法律専門職コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)公務員コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)法曹コース基本科目(2012~2014年度入学生),(法)公務員コース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (法)法律専門職コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)公務員コース基本科目(2015年度以降入学生),(法)法曹コース基本科目(2012~2014年度入学生),(法)公務員コース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要 刑事訴訟法(手続法)は、これまで学修してきた刑法(実体法)を実現するための法律である。手続法がなければ、実体法も画餅にすぎない。したがって、両者は車の両輪の関係にある。本講義は、わが国の刑事手続法の全体像を理解すること目的とし、とりわけ捜査から公訴までを取り扱う。刑事手続法の学修は、本講義と、秋学期の「刑事手続法」の履修と合わせて完結するため、本講義の受講者は秋学期の「刑事手続法」もあわせて受講されたい。
履修条件 とくになし。もっとも、刑法総論及び刑法各論の単位を修得済み、又は並行して履修することが望ましい。
科目の位置づけ(DPとの関連) 刑事手続法の学修を通して、以下の能力を涵養する。
(1)自由、平等、民主主義などの価値原理を体系的に理解している。
(2)多様な価値観や利害関係に適した解決策を考える力を身につけている。
(3)論理的な思考力、豊かな表現力および実践感覚を身につけている。

※警察官になるためには刑事手続の理解が必須である。警察官志望の者は履修することが望ましい。
学修の到達目標 (1)日本刑事司法の特色とその問題点を理解できる。
(2)刑事手続法の基本概念を正確に理解できる。
(3)刑事手続法の全体像を理解できる。
授業の方法 基本的には講義形式によるが、できるだけ双方向の講義を目指したい。場合により、パワーポイント等の視覚的資料を用いることがある。講義はテキストを基本としながら、レジュメも併用してすすめる。
授業外の学修(予習・復習等) 一定の講義レベルを維持するために毎回の予習・復習が必要である。
テキスト・参考書 三井誠・酒巻匡『入門 刑事手続法〔第7版〕』(有斐閣、2017年)をテキストに指定する。秋学期の「刑事手続法」の講義も同じテキストを使うので、必ず購入すること。『六法』(小型のもので可。電子版も可)を毎回持参のこと。参考文献などを授業中に紹介することがある。
成績評価の基準・方法 期末試験(80%)、平常点(20%)による。ただし、平常点に出席点は含まない。
成績評価の資料とするため、別途、レポートを課すことがある。試験の形式は講義中に指示する。
成績評価の一般的な基準は、(1)法学士を授与されるにふさわしい論理的かつ分析的な法的思考ができているか、(2)講義の内容を理解しているか、である。
この科目の履修にあたって 条文を丹念に引きながら捜査や公訴に関する法的な要件に学ぶと同時に、日本の刑事司法の全体像とその特色を理解しましょう。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス・刑事手続の意義と概要

ガイダンス
刑事手続の意義と流れについて概説する。

第2回 刑事手続の歴史

刑事手続の歴史について概説する。

第3回 刑事手続の担い手

刑事手続の担い手について概説する。

第4回 捜査とは

捜査一般について概説する。

第5回 捜査の方法・実行(1)

任意捜査と強制捜査の区別について概説する。

第6回 捜査の方法・実行(2)

任意捜査と強制捜査の区別について概説する。

第7回 被疑者の逮捕

逮捕の基本論点について概説する。

第8回 勾留

勾留の基本論点について概説する。

第9回 捜索・差押え・検証

捜索・差押え・検証の基本論点について概説する。

第10回 その他の処分

その他の処分、特殊な捜査手法について概説する。

第11回 被疑者側の防御(1)

被疑者の立場から見た捜査について概説する。

第12回 被疑者側の防御(2)

被疑者の立場から見た捜査について概説する。

第13回 公訴提起の手続

公訴の基本論点について概説する。

第14回 公訴提起の方式

公訴の基本論点について概説する。

第15回 まとめ

まとめと総括