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    授業内容詳細

 西洋法制史Ⅱ
   Western Legal History Ⅱ
授業科目区分
法学部専門教育科目・基礎法系
担当者 小宮山 直子(講師)
グレード G3
テーマ フランスにおける「法」「裁判」の歴史
キーワード 法学史,フランス,ドイツ
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 西洋法制史Ⅱでは、中世から近代ヨーロッパ社会の歴史過程を踏まえつつ、ヨーロッパにおける「裁判制度」の形成・発展を学びます。フランス革命を歴史的転換点として、その前と後のフランスにおける「法」「裁判制度」の変容・継続性およびフランス的なる特徴も検討します。全体としてフランスを中心に扱いますが、後半の一部はドイツにおける裁判についてフランスとの比較の視点から考察します。これまで皆さんが習得してきた法の知識を歴史的視点から考察することができます。
履修条件 西洋法制史Ⅰを履修していることが望ましい。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
1.自由、平等、民主主義などの価値原理を基礎とする、法と政治に関する基本的専門知識を体系的に理解している。
学修の到達目標 ヨーロッパ法の歴史について基礎的な知識を習得し、さらに歴史的視点から現代法を考察する基礎力を身につけることを目標とします。
授業の方法 毎回、レジュメや資料を配布します。また必要に応じて映像資料も活用します。
授業外の学修(予習・復習等) 各授業の中で、復習のための小テストやミニレポートを実施するので、配布したレジュメ等を確認しておくこと。また、授業の中で紹介した文献・資料を図書館などを活用して、読む機会をもつこと。
テキスト・参考書 参考書:岩村等・三成賢次・三成美保『法制史入門』(ナカニシヤ出版)、その他の参考書については、授業のなかで適宜紹介します。
成績評価の基準・方法 定期試験70%、平常点30%(中間テスト、レポートなど)
履修上の注意事項など 授業の内容をしっかりノートに整理するよう努力してください。私語は慎むこと。
この科目の履修にあたって 日本近・現代法史の学びにも役立ちます。ヨーロッパ史に関するの教養も深まります。
欧米の社会問題を扱った映画なども視聴しましょう。
オフィスアワー


第1回 ガイダンス

はじめに
講義のテーマと課題

第2回 古ゲルマン社会の法と裁判

古ゲルマン社会における裁判―裁判集会型法発見モデルを考察する。

第3回 中世から近世の法と裁判(1)

封建社会の構造、および中世都市における裁判を考察する。

第4回 中世から近世の法と裁判(2)

教会裁判の発展を考察する。

第5回 中世から近世の法と裁判(3)

糾問手続、魔女裁判について考察する。

第6回 イングランドにおける裁判

イングランドにおける陪審制の成立・発展について考察する。

第7回 近世フランスの裁判(1)

国王裁判所を中心に考察する。

第8回 近世フランスの裁判(2)

アンシャンレジーム期の司法改革について考察する。

第9回 フランス革命期(1)

フランス革命期の裁判制度の改革について考察する。

第10回 フランス革命期(2)

フランス革命期の陪審制の導入について考察する。

第11回 19世紀フランスの法と裁判

第三共和政期のドレフェス事件等を考察する。

第12回 19世紀ドイツの法と裁判

19世紀ドイツにおける法や裁判制度の展開を考察する。

第13回 20世紀前半

ワイマール期、ナチス期の裁判について考察する。

第14回 20世紀後半

フランス・ドイツにおける戦後の裁判制度改革について考察する。

第15回 全体のまとめ

これまでのまとめと復習を行う。