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    授業内容詳細

 法社会学Ⅱ
   Sociology of Law Ⅱ
授業科目区分
法学部専門教育科目・基礎法系
担当者 竹村 和也(講師)
グレード G3
テーマ 現代社会における法の役割
キーワード 社会,法,価値,正義,立法,生命倫理,家族,子ども
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 本授業では幾つかのトピックについて、どのような目的で法が制定され、いかに運用されるのか、法が適切に機能するための条件は何かについて学習します。現代社会における司法行政活動は、直接・間接的に法の制定や執行を通して行われますから、このことの把握は政策の定立と実施にとっても重要です。
授業で扱いトピックは、人間の出生や死、刑事司法、家族などのトピックです。ただし、受講生の関心に応じて、異なったトピックを扱う場合があります。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
1. 自由、平等、民主主義などの価値原理を基礎とする、法と政治に関する基本的専門知識を体系的に理解している。
学修の到達目標 具体的なトピックについて、どのような目的で法が制定され、いかに運用されるのか、法が適切に機能するための条件は何かについて概ね説明することができる。
授業で小レポートを課した場合、授業で講評するとともに、優秀なレポートについては、授業中に紹介します。
授業の方法 パワーポイントを用いて、配布するレジュメによって講義形式で授業を行います。ただし、受講者人数の多寡に応じて報告を求めることがあります。
授業外の学修(予習・復習等) 授業での指示に従って、課題に取り組み、小レポートにまとめること。
テキスト・参考書 特にテキストを定めません。参考文献については随時説明しますが、授業で最初に扱うトピックについて入手が容易ないくつかの文献を挙げておきます。
辻村みよ子『代理母問題を考える』(岩波ジュニア新書、2012年)
大野和基『代理出産』(集英社新書、2009年)
坂井律子『いのちを選ぶ社会』(NHK出版、2013年)
金城清子『生殖革命と人権』(中公新書、1996年)
角田由紀子『生と法律』(岩波新書、2013年)
西山深雪『出生前診断』(ちくま新書、2015年)
桜井徹『リベラル優生主義と正義』(ナカニシヤ出版、2007年)
葛生栄二郎・河見誠・伊佐佐知子『続・いのちの法と倫理』(法律文化社、2009年)
成績評価の基準・方法 小レポートと授業への積極的な参加及び最終レポート(又は学期末試験)によって評価します。評価の割合は、小レポート(授業中の課題や持ち帰りの課題としてのコメントペーパー)・授業への積極的な参加が30%、最終レポート(又は学期末試験)を70%とします。
レポート・試験の評価基準は、
A 授業内容・論点をしっかりと理解し、十分な論述がなされている答案
B 内容を概ね理解したと思われる答案
C それなりに努力したことが読み取れる答案
履修上の注意事項など 学んでおかなければいけない関連科目などの条件はありません。しかし、刑事法・民事法について基本的な知識を持っていることが望ましい。
この科目の履修にあたって 法社会学は基礎法学(理論的分析に主眼が置かれた実定法学の基礎となる分野)の一分野であり、所与の実定法の存在と効力を前提としない学問です。いわば外から法を見ることによって、法が実際にどのように機能しているか、法が適切に機能するための条件を探りますが、このことの把握は政策の定立と実施にとっても重要です。
オフィスアワー


第1回 イントロダクション

授業の説明

第2回 改正臓器移植法

改正臓器移植法について、改正された点、その評価、あるいは臓器売買について。

第3回 クローニング

クローン技術規制法・再生治療としてのクローニング・生殖補助技術としてのクローニングについて。

第4回 着床前診断(受精卵診断)①

堕胎、優生学、着床前診断(受精卵診断)について。

第5回 着床前診断(受精卵診断)②

前回の授業の内容を映像で補う。

第6回 生殖補助技術①

生殖補助技術の概要、人工授精・体外受精、非配偶者間人工授精、卵子提供について。

第7回 生殖補助技術②

借り腹、代理出産について。

第8回 終末期医療

近年話題となっている尊厳死法について。

第9回 犯罪と法①

刑事司法と司法制度改革について。

第10回 犯罪と法②

犯罪者の処遇

第11回 家族と法①

婚姻・離婚・子供についての法制度と人々の意識について①

第12回 家族と法②

婚姻・離婚・子供についての法制度と人々の意識について②

第13回 法文化①

法文化に関連する最近のトピックについて。

第14回 法文化②

法文化に関連する最近のトピックについて。

第15回 まとめ

まとめ