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    授業内容詳細

 ビジネス統計
   Business Statistics
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際ビジネス科目群
担当者 深瀬 澄(教授)
グレード G2
テーマ ビジネスを取り巻く状況を、統計から多角的に把握しよう
キーワード 人口,家計,食料,物価,労働,産業,企業,国民経済(GDP),財政,国際収支
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 ビジネスには、起業、事業の展開、維持、発展という様々な場面で、データを活用し、客観的な推論と判断をすつことが必要となる。世の中にはデータが溢れているが、その作成にはコストと手間がかる。したがって、必ずしもすべてのデータが整備されているわけではないし、無料で活用できるわけでもない。
この授業では、まず行政機関や民間調査機関が整備した統計データの所在、活用上の注意事項を理解する。さらに、データに基づく推論、意思決定に必要な統計学の知識についても学修する。授業の目的は、ビジネスの様々な場面で、データを活用して役立てることと、さまざまな分野の統計データから、国内や世界の現状を認識することである。
履修条件 履修条件は設定しないが、Excelを利用したパソコン実習を行う。履修の目安として、Excelの操作的な操作ができることを想定している。
科目の位置づけ(DPとの関連) 【DPにおける位置づけ】
この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と体験を通じてみにつける知識や能力のうち、以下の各項目内容の一部に該当する。
1. グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
学修の到達目標 1.人口、家計、食料、物価、労働、産業統計、企業、国民経済、景気、財政、金融、国際収支等、ビジネスに関わる統計データについて、整備状況と分析上の注意事項を理解し、数値より的確に現状を把握できるようになること。
2.毎回の学修成果を総括し、グローバルな視点で、世界における日本のビジネス環境を客観的、総合的に把握すること。
3.Excelを用いて簡単な統計処理を行い、大学でのレポート作成やビジネスの現場での活用方法を体得すること。 
授業の方法 ・パソコンを使用し実習形式による授業を行う。
・インターネットのサイトまたはItsクラスより、データをダウンロードし、主としてEXCELを用いて分析する。
(ユーザー人口が多く、ほとんどの職場で利用でき、同僚や上司とのデータの授受や共有も容易だからである)。
・統計に関する各手法を用いたデータの記述、それに基づく推論、意思決定の方法等について説明するとともに、
 実際にビジネスに関する最新の統計データを用いて、実践的に分析力を身につける。
・留学生にも理解しやすいよう、極力、テキストに沿った解説をするように心がける。
・毎回、授業中の実習課題を提出してもらい、履修生の理解度を確認し、提出状況をフィードバックする。
・理解を深めるための双方型授業として、出力結果の解釈や分析について、口頭でのコメントを求める場合がある。
授業外の学修(予習・復習等) 1.授業に即して、テキストを熟読して理解を深めること。
2.授業後1週間以内に、通常レポート(授業課題)を完成させ、1Tsクラスに提出すること。成績にも反映させる。
3.毎回のテーマに関連し、統計的に把握した内容を、新聞やビジネス雑誌等におけるコメントでも確認し、見分を拡げること。定期試験で成績に反映させる。
テキスト・参考書 御園謙吉・良永康平『よくわかる統計学Ⅱ 経済統計編』ミネルヴァ書房(2800円+税)ISBN978-4-623-04927-1 C3333
成績評価の基準・方法 1.受講レポート:60点(5点×12回)
2.中間テスト :20点
3.学期末テスト:20点

秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
この科目の履修にあたって 授業目的は、統計データを活用し、社会情勢を自力で把握する能力を養成することです。そのためには最低限の統計処理も必要となります。Excelを苦手とする人も、先に情報系の科目を勉強してから、是非、次年度には履修してください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ビジネス統計について

1.ガイダンス
2.ビジネス統計の種類と分類
3.ビジネス統計の作成過程
4.統計の分類論
5.統計の真実性

第2回 人口

1.少子高齢化社会の到来
2.人口統計の種類と入手
3.Excel実習「将来人口の予測」
 (人口ピラミッド)

第3回 家計

1.格差と家計
2.家計に関する統計調査
3.Excel実習「格差の程度を図示・算出」
  (ローレンツ曲線とジニ係数)

第4回 食料

1.食と健康の現状
2.食の平準化の状況
3.食料統計の種類と入手
(変動係数のロウソク・グラフ)

第5回 物価・地価

1.日常生活における物価
2.物価指数の作り方
3.物価・地価統計の種類と入手
4.Excel実習「物価指数を作成する」

第6回 労働

1.労働統計でみる日本の現状(国際比較)
2.労働統計の種類と入手
3.Excel実習「分析用のデータベース作成」

第7回 産業

1.産業構造の変化
2.主要な産業統計
3.Excel実習「産業集積の地域特性」
 (特化係数のレーダーチャート)

第8回 前半のまとめ

前半の理解度を確認し、フィードバックする。

第9回 企業

1.企業経営の概況
2.企業統計の種類と入手
3.Excel実習「経営状況の分析」
(収益性/効率性/安全性/生産性)

第10回 国民経済

1.GDPの国際比較
2.経済循環と国民経済計算の諸勘定
3.Excel実習「経済成長の貢献度を分析」

第11回 景気

1.景気循環
2.景気統計の種類と入手
3.Excel実習「季節変動の調整と趨勢の抽出」

第12回 財政

1.国債依存度と財政再建
2.財政の仕組みと統計
3.Excel実習「国家財政シミュレーション」

第13回 金融

1.デフレ不況とその原因
2.金融統計の種類と入手
3.Excel実習「株価チャートの分析」

第14回 国際収支

1.アジアとの貿易依存度の上昇
2.国際収支と関連統計
3.Excel実習「輸入関数の推計」

第15回 総括

後半の理解度を確認し、フィードバックする。