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    授業内容詳細

 異文化コミュニケーション
   Inter-Cultural Communication
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・コミュニケーション科目群
担当者 柳田 亮吾(講師)
グレード G2
テーマ 文化についての理解を深め、異文化コミュニケーションにおける様々な問題について考察する。
キーワード 文化,コミュニケーション,言語,ステレオタイプ,価値観(イデオロギー)
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業は、今日のグローバル社会において、異文化に対する感受性と他者への共感性を高め、バランスの取れた異文化コミュニケーション能力を身につけることを目標とする。授業では、異文化コミュニケーションに関する諸問題を多面的に認識し、解決のための方法について考える。これらの学修を通して、異文化に対する適応、非言語メッセージの諸相、異文化間交渉における紛争解決及び共生、コミュニケーション能力、異文化コミュニケーションにおける言語技能の役割について理解を深める。
履修条件 ・特にありませんが、コミュニケーションや言語に興味のある学生を歓迎します。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この授業では、学位授与方針に定められている学生が身に着つけるべき知識・能力のうち、以下の獲得を意図しています。
①グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢
②国際社会の多様性の尊重
③異なる価値観や文化的背景をもつ他者との協力
学修の到達目標 ・「文化」という概念について批判的、多面的に考察できる。
・コミュニケーションを通して自己と他者の言語行動の違いについて観察、考察、分析できる
・異文化コミュニケーションにおいて生じうる問題について批判的に考察することができる。
授業の方法 ・基本的には講義の形式で行います。
・随時、ペアワークやグループワークを取り入れ、言語現象について考察する機会を設けます。
・知識を学ぶだけでなく、その知識をもとに言語現象を分析することが求められます。
・受講生は、分析を授業内で発表、またはレポートという形で提出してもらいます。
授業外の学修(予習・復習等) ・講義前に、配布された参考文献の講読が求められます。
・講義後には、学んだことをもとに日常生活の言語現象や言語使用を観察し、分析する課題が課されます。
テキスト・参考書 ・授業では一定のテキストは使用せずに、随時、配布資料を活用します。

・参考文献:
 ①Ingrid Piller(2011)Intercultural Communication: A Critical Introduction.  Edinburgh: Edinburgh Univ Press. (イングリッド・ピラー(2014)『異文化コミュニケーションを問いなおす: ディスコース分析・社会言語学的視点からの考察』高橋君江・渡辺幸倫ほか訳、創元社)
 ②八代京子ほか(2001)『異文化コミュニケーション・ワークブック』三修社 
成績評価の基準・方法 ・授業への積極的参加度(コメントペーパーを含む):25%
・授業外課題:25%
・授業内発表:30%
・レポート:20%
履修上の注意事項など ・基本的にはシラバスに記載されている授業計画をもとに進めていく予定ですが、受講学生の興味関心によっては、授業の内容やスケジュールが一部変更される可能性があります。
・発表やレポートの際には、文献を読み、適切に引用・参照することが求められます。レポートにおいて剽窃が見つかった場合は、この授業の単位を付与しません。剽窃については授業中に詳しく説明します。
この科目の履修にあたって 私たちは日常生活において「文化」という概念を何気なく使っていますが、果たして「文化」とは何を意味しているのでしょうか?わかっているようでわからない概念である「文化」について深く考えてみることが、異文化コミュニケーションを学ぶための第一歩です。
異文化コミュニケーションというと留学や旅行などで外国で外国人コミュニケーションをとる場面を思い浮かべるかもしれません。しかし異文化コミュニケーションはより身近な場面に見出すこともできます。日本文化と一口に言ってもそれは非常に多様であり、まずはその多様性を理解し、他者を尊重できるよう、授業を通してともに学んでいきたいと思います。
オフィスアワー


第1回 イントロダクション①

文化とは何か?
異文化コミュニケーションとは?
異文化コミュニケーション研究の諸相

第2回 イントロダクション②

常識を疑う
ステレオタイプと価値観(イデオロギー)について
異文化理解への態度

第3回 異文化コミュニケーションとは?

異文化コミュニケーションへの3つのアプローチ

第4回 異文化コミュニケーションの歴史

文化について
多文化主義について

第5回 言語と文化①

コミュニケーション・スタイルについて

第6回 言語と文化②

言語コミュニケーションについて

第7回 発表

学生それぞれの分析を授業内で発表

第8回 言語と文化③

言語コミュニケーションについて

第9回 言語と文化④

非言語コミュニケーションについて

第10回 国家と文化

ステレオタイプについて
ナショナリズムについて

第11回 職場での異文化コミュニケーション

多国籍企業

第12回 商業と異文化コミュニケーション

民族文化的ステレオタイプの商品化

第13回 異文化間ロマンス

恋愛市場のグローバル化

第14回 異文化コミュニケーションと排除

人種差別について

第15回 発表

学生それぞれの分析を授業内で発表