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    授業内容詳細

 グローバル化とメディア
   Globalization and the Media
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・コミュニケーション科目群
担当者 宗田 勝也(講師)
グレード G2
テーマ 近年、世界で同時多発的に起こっている、メディアに対する不信の根源的な原因を読み解く力を養う。
キーワード フェイクニュース,グローバリゼーション,AMARC(世界コミュニティ放送連盟),ローカリゼーション,ポピュリズム
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 ボーダレス・グローバル化の地球社会の中で、学生たちが実社会に飛び出したさいに戸惑うことが少なくなるよう、国際常識の知識を広げ、言語・文化の多様性を認識し、ヒューマンコミュニケーションを少しでもスムーズに行える知的基礎体力を見につけてもらうことを目指していく。とりわけ、世界で起きる様々な事案を日本視点で見るのではなく、日本の外側からの視点での捕らえ方も理解できるような感性を身につけてもらう。
履修条件
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。1. グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
学修の到達目標 本講義の到達目標は以下の3点である。
1.世界各地で起こっているメディアに対する不信を理解する
2.不信を乗り越えるためのメディア実践を構想できるようになる
3.グルーバル化の中でローカルな情報発信が果たす役割について説明できるようになる
授業の方法 授業は、レジュメを用いて進める。また理解を深めるため適宜、映像教材を用いる。アクティブラーニングの手法をとりいれ、グループワークやディスカッションを行う場合がある。複数回のレポート課題によって理解を確認しつつ進める。またリフレクションペーパーの提出により授業の双方向性を確保する。
授業外の学修(予習・復習等) 世界のニュースに目を向ける。同時に国内では何が伝えられ、その結果として何が伝えられていないのか、など意識的に捉えなおす。授業内で提示する次回の内容に沿って予習する。また毎回の授業レジュメを見直し、復習をして理解を定着させてほしい。
テキスト・参考書 教科書 指定しない
参考書 林香里『メディア不信―何が問われているのか』(岩波書店、2017)
    山腰修三編著『入門メディア・コミュニケーション』(慶應義塾大学出版会、2017)
       重信メイ『「アラブの春」の正体―欧米とメディアに踊らされた民主化革命』(角川書店、2012)
成績評価の基準・方法 平常点(20%)
複数回のレポート(35%)
確認テスト(45%)
この科目の履修にあたって 世界各地で起こっているメディアへの不信は、私たちが疑いなく受け入れてきた「社会の当たり前」への不信でもある。本講義では、メディアへの不信を手がかりに、社会に巣くう不信の根源的な理由に目を向け、よりよい社会を構想する「視点」の涵養を目指す。グローバルなキャリアデザインを考える上でも、世界を覆う課題を読み解く力は非常に重要である。
オフィスアワー


第1回 イントロダクション

授業の目的、進め方、成績評価などについて説明します。

第2回 グローバル化と国際的なニュースの流れ

グローバル化の進展とニュースの関わりを学びます。

第3回 国際報道と国際関係

国際関係とメディア環境の変遷について学びます。

第4回 メディアに対する不信について

メディアに対する信頼と不信および、二重の不信を考察します。

第5回 ケーススタディ:ドイツ

ドイツのメディア制度、難民問題をめぐる報道などを検討します。

第6回 ケーススタディ:イギリス

EU離脱とメディアの役割について検討します。

第7回 ケーススタディ:アメリカ

トランプ政権誕生後の、マスメディアの変容を手がかりに検討します。

第8回 アラブの春とメディア1

リビア内戦を事例にメディアの果たした役割を学びます。

第9回 アラブの春とメディア2

報じられなかった「アラブの春」を考察します。

第10回 ケーススタディ:日本

日本の活字メディアの特徴、今日的課題を検討します。

第11回 ソーシャルメディアの発展と私たちの社会

新しいメディアの台頭と民主主義の揺らぎを考察します。

第12回 ポピュリズムの観点から

ポピュリズムとメディアの関係について考察します。

第13回 AMARC(世界コミュニティ放送連盟)とは何か

グローバリゼーションの進展と、コミュニティラジオの国際的ネットワークの取り組みについて検討します。

第14回 AMARC(世界コミュニティ放送連盟)の試み

グローバルに展開する市民メディアのネットワークから、レジリエントな(情報)社会の形成について考察します。

第15回 まとめと確認

授業全体の総括及び確認テストを行います。