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    授業内容詳細

 情報セキュリティ論
   Theory of Information Security
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・コミュニケーション科目群
担当者 岩見 真希(教授)
グレード G2
テーマ セキュリティ意識を高め実践的な取り組みをしよう
キーワード 情報セキュリティ,脆弱性,攻撃手法,サイバー犯罪,情報セキュリティマネジメント,国際標準化活動,デジタル・フォレンジック,暗号技術,10大脅威
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 社会的影響力の大きい事例や公開されている統計資料を参照しながら、近年の情報セキュリティインシデント状況及び脆弱性の現状と対策について学ぶ。また、情報セキュリティを支える基盤である政策や制度等、国内外の取組についても学ぶ。関連して、情報セキュリティシステムを安全に使うために欠かせない暗号技術のしくみ、安全性の根拠、コンピュータの計算能力向上に伴う安全な鍵長の変遷、実社会で利用されている公開鍵の問題点について学ぶ。これらにより、日常生活でセキュリティに関心を持ち、リスク感度を高められるようにする。
履修条件
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 就業力育成のためのICTの活用能力の養成に資する科目である。
学修の到達目標 近年の情報セキュリティインシデント及び脆弱性の現状と対策、情報セキュリティを支える基盤の動向を理解し、リスク感度を高めることが重要である。そのため、情報の機密性、完全性、可用性からなるセキュリティに関する知識を修得することを目標とする。
授業の方法 教科書に沿って、スライド及びクリッカーを用いて履修生の理解度を確認しながら授業を進行する。必要に応じて補足資料を配布する。
授業外の学修(予習・復習等) テキストを読んで予習・復習すること。
テキスト・参考書 教科書:独立行政法人情報処理推進機構『情報セキュリティ白書』(独立行政法人情報処理推進機構、2016年)
成績評価の基準・方法 評価方法:期末テスト50%、レポート25%、小テスト25%
判定基準は以下のとおりである。
秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
履修上の注意事項など 毎回、テキストを持参すること。
この科目の履修にあたって 身近な脅威について多くの実例を紹介するため、日常生活でもセキュリティに関心を持って過ごせるようになるはずである。
オフィスアワー 金 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問


第1回 イントロダクション

講義に関するガイダンスと近年の情報セキュリティの概況について説明する。

第2回 情報セキュリティインシデント状況

世界で発生している情報セキュリティインシデントの状況及び国内のインシデント別の状況と事例について説明する。

第3回 攻撃・手口の動向と対策

近年観測された様々なサイバー攻撃の手口及び対策方法について説明する。

第4回 情報システムの脆弱性の動向と対策状況

脆弱性対策情報の登録状況、脆弱性低減のための技術、企業・政府・官民連携・地方公共団体・教育機関・個人における情報セキュリティインシデントへの対策状況について説明する。

第5回 日本の情報セキュリティ政策の状況

政府が推進する新たな日本の情報セキュリティ政策の状況について説明する。

第6回 情報セキュリティ関連法の整備状況、国別・地域別の情報セキュリティ政策の状況

情報セキュリティに関する法律、サイバーセキュリティに対する各国の取り組みと国家間の協調と連携について説明する。

第7回 情報セキュリティ人材の現状と育成、情報セキュリティマネジメント

産官学における情報セキュリティ人材育成に関する取組、情報セキュリティマネジメント対策の実施状況及び規格について説明する。

第8回 国際標準化活動

製品や技術が国境を越えて利用できるようにするための情報セキュリティに関する国際標準化団体の活動について説明する。

第9回 評価認証制度

ITセキュリティ評価及び認証制度、スマートカードの評価認証、暗号モジュール試験及び評価認証制度の動向について説明する。

第10回 情報セキュリティの普及啓発活動、情報セキュリティ産業の規模と成長の動向

国内外で行われている様々な情報セキュリティの普及啓発活動、情報セキュリティ効果を検証する取組について説明する。

第11回 その他の情報セキュリティの状況

デジタル・フォレンジック、クラウドコンピューティングの情報セキュリティ、暗号技術の動向等について説明する。

第12回 スマートデバイス等の情報セキュリティ

日常を支える様々な電子機器が攻撃対象となった場合のセキュリティ対策について説明する。

第13回 オンライン本人認証の動向

オンライン本人認証の現状及びリスクに応じた安全な認証手段への転換について説明する。

第14回 脅威の変遷

近年の脅威の変遷及び社会的影響の大きかった10大脅威について説明する。

第15回 総括

授業全体の総括を行う。