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    授業内容詳細

 異文化適応論
   Theory of Intercultural Competence
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際理解科目群
担当者 本多 善(准教授)
グレード G2
テーマ 文化の諸側面を理解し、異文化適応力を身に着ける
キーワード 異文化,多文化社会,日系アメリカ人,人種,エスニシティ,異種混沌性,文化変容,文化触変
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要 この授業では、国境を越える人々によりもたらされる、異なる文化集団やその構成員の直接的な接触に帰因する、文化変容等の異文化適応について理解することを目的とします。具体的事例として、アメリカに移住した日系人における、日米文化の狭間で生じる文化的な摩擦等を取り上げることによって、どのように異文化適応が進んでいくかを学修します。授業を通じて、文化摩擦の解消に向けた方法を検討できるようになるとともに、自国文化との違いを認識しながら、様々なバックグラウンドの人と協働する上で必要な、異文化を受容する力を身につけます。就業力育成の観点から論理的思考力や幅広い視野を育みます。
履修条件 -
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、国際学部国際学科の専門教育科目・専門発展科目・コミュニケーション科目です。
この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
 1.グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
 2.英語を中心として、国際コミュニケーションに必要なコミュニケーションのツールとスキルを活用する能力を習得している。
この科目は、教育課程編成・実施の方針(CP)に基づくカリキュラムのなかで、以下に該当します。
 2. 基礎から専門発展科目へつながる幅広い人文・社会科学等を通じた学際的学修
 (1)異文化理解の基盤となる日本の文化、歴史、社会ならびに世界各国・地域の文化、歴史と、現代の社会事情に関する幅広い科目の設置
 (2)1年次の専門基礎科目の学修後、3分野(国際理解、コミュニケーション、国際ビジネス関連)の専門発展科目群の配置
学修の到達目標 この授業では、①異文化とは何かについて理解し、説明できるようになる、②国境を越える人々によりもたらされた文化変容の理論を理解する、③文化摩擦の解消に向けた方法論を提示できるようになる、④自国文化との違いを認識しながら異文化を受容する力を身につけます。
授業の方法 第1-4週では、文化論を参考に、異文化の基本的概念を学修します。第5-15週では、アメリカに移住した日系人の事例から、日米文化の狭間で生じる文化摩擦の要因を正しく理解し、日系人が異文化にどのように適応していったのかを学修します。これらの学修を通じて、グローバル社会に必要な異文化理解力を身に付けます。授業では、ICTを活用し、PPT、電子黒板、映像(音声)資料を使用します。授業内で出された課題に対してコメントを付し、フィードバックします。
授業外の学修(予習・復習等) 毎回課される授業のテーマに関連する資料を事前に学修します。異文化の理論をテーマとする場合、そのテーマに関連する英文記事や資料を事前に学修してもらいます。更に、1セメスターに2回、授業内容に関連する試験を実施します。よって、次回実施されるテーマに関連する英文記事と資料の学修、更に授業内容の復習が必要となります。
テキスト・参考書 参考書:ハルミ・ベフ編(2002)『日系アメリカ人の歩みと現在』人文書院
Nobuko Adachi (2006)"Japanese Diasporas: Unsung pasts, conflicting presents, and uncertain futures," Routledge
成績評価の基準・方法 授業内に行われる発表、課題、Review Quiz2回、授業参加度や進捗状況等により総合的に評価します。
発表:20%、課題20%、Review Quiz 50%、授業参加度10%

判定基準は以下のとおりです。
秀:90点以上、優:80点以上、良:70点以上、可:60点以上、不可:60点未満
履修上の注意事項など 毎回出される課題、二回実施されるReview Quizに向けて、予習と復習を学修してください。授業内で実施する発表、議論にも積極的に参加してください。
この科目の履修にあたって この授業では、人の移動に伴う文化の諸概念を理解し、移民やエスニック・マイノリティがどのように異文化に適応していったのかを学びます。専門的な内容を理解するためには、そのための事前事後学修が必要です。授業内で出された課題を学修し、授業内では、異文化適応に関する議論に積極的に関わってください。
オフィスアワー 木 12:10~13:00 国際部(E号館1階) 授業の質問、国語の基礎(文章表現)、英語の基礎、レポート作成支援、大学院進学(社会科学・国際系)


第1回 ガイダンス、イントロダクション

授業概要の説明。イントロダクション。
第1回目テーマ「異文化とは何か」
1. 異文化集団の歴史的形成
2.移民の多文化社会
3.アメリカの移民

第2回 テーマ:「異文化社会」

第1回目テーマ「異文化とは何か」
1. 異文化集団の歴史的形成
2.移民の多文化社会
3.アメリカのマイノリティ

第3回 第1回目テーマ「異文化とは何か」

第1回目テーマ「異文化とは何か」
1. 異文化集団の歴史的形成
2.移民の多文化社会
3.アメリカのエスニシティ

第4回 第2回目テーマ「異文化の衝突」

第2回目テーマ「異文化の衝突」
1.文化と文明:「文明の衝突」の諸課題
2. 文化摩擦:文化とナショナリズム
3.アメリカの移民

第5回 第2回目テーマ「異文化の衝突」

第2回目テーマ「異文化の衝突」
1.文化と文明:「文明の衝突」の諸課題
2. 文化摩擦:文化とナショナリズム
3.アメリカのマイノリティ

第6回 第2回目テーマ「異文化の衝突」

第2回目テーマ「異文化の衝突」
1.文化と文明:「文明の衝突」の諸課題
2. 文化摩擦:文化とナショナリズム
3.アメリカの移民

第7回 第3回テーマ「異文化変容」

第3回テーマ「異文化変容」
1. 文化のダイナミズム
2.文化変容論
3.国境を越える文化

第8回 Review Quiz

Review Quiz, 「異文化」「異文化の衝突」「マイノリティの文化」に関する課題の発表

第9回 第3回テーマ「異文化変容」

第3回テーマ「異文化変容」
1. 文化のダイナミズム
2.文化変容論
3.国境を越える文化:日系アメリカ人の文化

第10回 第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」

第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」
1.日系アメリカ人の歴史
2.日系アメリカ人の困難

第11回 第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」

第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」
1.日系アメリカ人の困難
2.日系アメリカ人の異文化適応:日米の狭間で

第12回 第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」

第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」
1.日系アメリカ人の異文化適応:日米の狭間で
2.日系アメリカ人のトランスナショナル・アイデンティティ

第13回 第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」

第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」
1.日系アメリカ人の異文化適応:日米の狭間で
2.日系アメリカ人のトランスナショナル・アイデンティティ

第14回 第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」

第4回テーマ「異文化適応のケース・スタディー」
1.日系アメリカ人のトランスナショナル・アイデンティティ
2.日系アメリカ人のトランスナショナル・カルチャー

第15回 Reveiw Quiz

Reveiw Quiz, 「移民の異文化適応」に関する発表