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    授業内容詳細

 International Relations and Law(Introduction to International Law)
   International Relations and Law(Introduction to International Law)
授業科目区分
国際学部専門教育科目・専門発展科目・国際理解科目群
担当者 藥袋 佳祐(助教)
グレード G2
テーマ 国際法の基礎知識の英語による学修
キーワード 国際法,国家,領域,条約,国家責任,海洋法,外交関係法,環境法,人権法,戦争法
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
授業の目的及び概要  この授業は英語のみで行われる。授業では、国際関係を規律する法である国際法の基本的概念、術語、重要判例の要旨を解説することで、国際的な法文書の原文を分析・考察する力を養成する。テーマとしては、国家を巡る諸論点、条約法、国際責任法、外交関係法、地球空間・武力紛争・個人に関する国際法等を広く取り扱う。この授業を通じて、国際法に関する導入的知識を修得するとともに、それに係る事項を英語で理解する力を身につける。
 国際社会のルールに関する持論を英語で発信できるようになってもらいたい。
 就業力育成の観点から論理的思考力や幅広い視野を育みます。
履修条件 -
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。

国際学科DP1. グローバル化する現代社会の諸問題を理解し、理論と知識をもってその解決に向けて自ら考え、取り組む姿勢を身につけている。
国際学科DP2. 英語を中心として、国際コミュニケーションに必要なコミュニケーションのツールとスキルを活用する能力を修得している。
学修の到達目標 ①国際法の専門用語について英語を用いて簡単な説明をすることができる。
②国連文書や国際司法裁判所の判決文などの英文を読解することができる。
③簡単な英語で書かれた国際法学者の著書や論文を分析することができる。
授業の方法  この授業は英語のみで行われる。ただし、専門用語を平易な言葉に置き換えるなど英語初級者にも分かりやすい授業を心掛けるため、英語に苦手意識を持つ学生が受講しても十分に学修が可能である。
 授業の方式としては、教員による講義を基本形式とする。双方向型学修を実施するため専門職大学院において採用されているソクラティック・メソッドを応用し、教員・学生間あるいは学生相互間におけるディスカッションを行う場合がある。この場合も各学生の英語力に十分に配慮するため、臆せずに議論に参加して欲しい。
 授業ではPowerPointを使用し、スマートアート、画像、公的機関の広報ビデオ、ニュース動画、アニメーション、映画などの視聴覚教材を積極的に用いることで授業内容の理解の促進を図る。
 コメントペーパー、レポートを授業の進展に則して課す。優秀なレポートについては、授業中に紹介する。
授業外の学修(予習・復習等)  国際社会の動向に関する英語ニュースなどに親しんでおくことが望ましい。
 復習にあたっては授業において配布したレジュメをよく見直し、疑問点があれば次回の授業で質問できるようにまとめておくこと。
テキスト・参考書 テキスト:特に指定しない
参考書:
James Crawford, Brownlie’s Principles of Public International Law (8th edn, OUP 2012)
成績評価の基準・方法 定期試験(60%)、レポート(30%)、コメントペーパー(10%)
履修上の注意事項など  特になし。初学者にも理解しやすい講義を心掛けるため、前提知識は全く不要である。
この科目の履修にあたって  国際法は世界共通のルールである。したがって、これを世界言語である英語を用いて学習することにより、世界中の国際法を学ぶ学生と議論をすることが可能となる。国際社会における様々な問題を解決するスキルを言語と法学の両面からブラッシュアップしてほしい。
オフィスアワー 月 13:00~14:30 国際部(E号館1階) 授業の質問、国語の基礎(文章表現)、レポート作成支援、キャリアと進路、公務員試験対策、大学院進学(法学系)、その他(法科大学院入試対策、司法試験対策、司法試験予備試験対策)


第1回 イントロダクション

授業の進め方や成績評価方法などの概要を説明する。国際社会とは何かについて検討を行う。

第2回 国際法の歴史

現代に至る国際法の発展過程を概観する。

第3回 国際法とは何か

国際法の法源、国際法主体について検討する。

第4回 国家とは何か(1)

国家の要件、国家承認と政府承認について具体的事例とともに学習する。

第5回 国家とは何か(2)

国家の基本的権利義務について考察する。

第6回 国家領域

領域とは何か、領域権原とは何かを学ぶ。

第7回 条約法

条約を規律する国際法について学ぶ。

第8回 国家責任法(1)

国家責任の発生、違法性阻却事由について学ぶ。

第9回 国家責任法(2)

国際請求(外交的保護)、賠償について学ぶ。

第10回 空間を巡る国際法

海洋法、航空法、宇宙法について概観する。

第11回 外交関係法

外交使節・領事制度、特権免除について考察する。

第12回 環境法

国際環境法における諸原則、環境損害責任について学ぶ。

第13回 個人を巡る国際法

国籍、犯罪人引渡し、国際人権法、国際刑事法について学ぶ。

第14回 戦争に関する国際法(1)

戦争違法化、武力不行使原則、安全保障概念論、自衛権について概観する。

第15回 戦争に関する国際法(2)

ハーグ法(武力紛争法)、ジュネーヴ法(国際人道法)について学ぶ。